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【短編小説】モグラ物語
1章 僕モグラ
朝起き陽の光を浴びた後、スターズを開きZoomをプレイ オールイン3回連続負けて地下労働(沢山負けて収支がマイナスになること)
僕はモグラに変わり、地球の裏側を目指すことにした
僕モグラは必死に土を掘った
《JoJo風》「モグ!モグ!モグ!モグ!モグ!」
懸命に掘り続けた。しかし、僕モグラは堅いマントルにぶち当たってしまった
頑張って掘るがマントルの固さにもう爪はボロボ
[短編小説]GTO物語 ターン編18
次の日朝、とりあえず会社へいつもどおり向かうことにした。今取りかかっているプロジェクトも忙しいし、これ以上休んで他のメンバーの負担を増やすわけにも行かない。それに家に一人で居てもがんのことが頭を巡って気分が落ち込むだけだった。
仕事は忙しかった、進捗管理、メールの返信、資料作成あっという間に夕方になり、やや残業をしてから退勤処理をした。家に突く前にファーストフードで適当に食事をした。体にあまり
[短編小説]GTO物語 ターン編17
僕はドアの鍵を開けて部屋に帰ってきた。カーテンを開けて出たので、部屋が昼の陽射しでむんわりと温まっていた。少し窓をあけて空気を入れ換えてから僕はベットに横たわった。
僕は早速、連絡先を交換したアプリを開いてメッセージすることにした。
『相葉です』
いや、堅苦しいか……
『裕樹だよぉ』
ん、ちょっと砕けすぎかな。送信する前に何度も書いては消し書いては消しを繰り返した。
『さっきはどうも
[短編小説]GTO物語 ターン編16
彼女は「えー」が口癖で大抵の場合は「えー」から話し始めた。
僕らは趣味や最近あったたわいもないニュースについて会話した。結局彼女が平日に学校に行っていなかったか聞き出せなかった。自分から話そうともしなかったし、気のせいかもしれないがどことなく、その話題は聞きづらい雰囲気があった。
会計のまえにトイレに席をたった。ただの喫茶店のトイレで小便をしているだけだが僕はニヤニヤしていた。ニヤニヤにし
[短編小説]GTO物語 ターン編14
僕と彼女のラーメンは同時に運ばれた。というかカウンターの一段高いところに同時に置かれた。お互いにカウンターの上に手を伸ばし各々のラーメンを自分の手間に置き直した。まわりの客が彼女をちらちら見ていた。
彼女はおなかがすいているのか、勢いよくラーメンを食べていく。
(なにか話しかけたい)
と思ったが、なんと話しかけていいかわからない。なんとか話しかけるきっかけを作りたい。普段はラーメンに調味料を
[短編小説]GTO物語 ターン編12
会計を済まし、領収書、診療明細、医師が書いてくれた紹介状を手にして帰路についた。
会社へは病院を出てすぐに連絡を入れて、医師から今日は休むようにと指示があったことにして、一日休むことにした。
普段はは必要以上に説明を求めてくる上司は昨日の今日で、二つ返事ですんなり了承してくれた。
紹介状はがんセンターへの紹介所で自分で電話して予約するよう説明された。
帰宅する間に電話で予約しても良かったのだがな