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私のエッセイ〜冬〜

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高速バス、久し振りの実家。

高速バス、久し振りの実家。

3.15

窓の外を眺めると、薄い水色の空に真っ白のモクモク雲が浮いていた。私が好きな空だ。

高速バスに乗って、外を眺めるのが好きだ。
緑と茶色一面の山の中を通っている時、
こんな所に住宅地があるのだなぁと思う。
スーパーは近くに見えないし、どうやって暮らしているんだろう、何処に食料を買いに行くんだろう、こういう場所に住む人達は、この広大な畑や田んぼを自分達の手で育てているのだろうか。
そうや

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フライドチキンの話。

フライドチキンの話。

3.14

昨日の夜のこと。
千早茜の「さんかく」を読んでいたら、骨付きのフライドチキンが食べたくなって
帰り道に赤と白のおじさんのお店に寄った。

今年で一人暮らし4年目になるけど、一人になってから全然食べてなかったなぁと思った。
実家にいた頃は、毎年クリスマスの食卓に並べられていたけれど、一人になってからは何故か買おうと思わなかった。

だから、今日のこの"食べたい"は珍しい。

"食べたい"

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最近モヤモヤしたこと

最近モヤモヤしたこと

3.13

やっと落ち着いたのでここ数日のバタバタ記録を。

先週金曜日、所属している部活の
最後のライブが終わりを迎えた。

土曜、沼のように一日中眠った。
夜にランドリーだけ行ったけど、後は何もしていない。頭も身体も空っぽにした。

日曜、朝から夕方まで一日バイト。
そこそこ忙しかった。

月曜、
朝からお昼過ぎまでバイト。
営業中も締切間近のエントリーシートで頭がいっぱい。帰宅してからもひた

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春の前触れ、散歩日和の休日。

春の前触れ、散歩日和の休日。

3.4

今日は久しく何の予定もない日。
世間は月曜日。
だが私にとっては待ちに待った休日である。

朝9時、起床。
一度も途中で目覚めることなく、深い睡眠を摂れたので気分がいい。久しい感覚。

ベットの上で天気予報のアプリを開いて、今日の天気をチェックする。横一列オレンジ色の太陽、最高気温は14度、風は0〜1m!
空の神様が味方してくれた、今日は最高に天気がいいらしい。最近はそこまで気温は低くな

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p.s 1 エッセイを始めて1週間。

p.s 1 エッセイを始めて1週間。

毎日書くことを意識しているという訳ではないけれど、何だかんだ毎日綴っています。それは別投稿で言った通り、私自身が書くことを楽しめているからだと思います。

まだ始めてから1週間だけど、もう見つけてくれた人、読んでくれた人、ありがとうでいっぱいです。誰かに読んでもらうことを目標にはしていないけれど、やっぱり「いいね」の通知がくると単純にうれしい。

さて、なんでいつも通りエッセイのなかでじゃなくてp

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悪夢と本と音楽

悪夢と本と音楽

2.29

ー悪夢ー

悪夢を見た。最近悪い夢ばかりみる。

夢の中の私は、信じられないほど想像力が豊かで、その描写たちは毎度鮮明だ。

なんか開発都市のどデカい駅のホームで巨人が空から降ってきて踏みつけられる夢、
雨の日に知らない街の商店街で誰かに追いかけ回されてずぶ濡れになる夢…

もし私に絵心があったなら、今までの悪夢を全部アニメに起こせるんじゃないかと思う。 

今日の夢は、初めてのミステ

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3.1

今日は書くことが多すぎて逆に書けない。

多分こういう時こそ、
頭の整理のために書くべき。
こういう時に書く人が「書ける人」なんだと思う。

でも、うーーーんキャパオーバーだ…

かれこれ湯船で1時間、スマホを握っている。

お湯に体が溶けていくように、思考も深い溝に溶けて沈んでいく

私、書くこと楽しんでる!

2.28

本日もいつも通り、
noteにいいねしてくれた人の投稿を覗きにいかせてもらい、

「この人はこんな文章書くんだな〜」
「この人のこの表現素敵だな〜フムフム…」

としている。

noteを始めて他人の文章を読む機会が格段に増えたのだが、

みんな文書くの本当に上手いな〜と思う。

と同時に、

私ほんとちっぽけな話を拙い語彙力で、、、
こんなん誰が読むねーんと思う。

でも一番最初

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今の私、やっぱりセンシティブかも。

今の私、やっぱりセンシティブかも。

2.27

只今電車の中。
バイトに向かうために満員電車に押し詰められているのだが、
朝から苛立ちが止まらないでいる。

朝の通勤電車はただでさえ人が溢れ返していて空気が薄く苦手なのに、さっきから後ろの人が寄りかかってくるのだ。

私は人と触れることに敏感で、かつ朝のこの時間に人様に体重を預けようとする浅はかな考えにもう苛立ちが有頂天だった。

一体どんなやつだと思って目を向けると、

なんとその

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21歳、久しぶりの涙

21歳、久しぶりの涙

2.26

涙脆い私だが、最近泣かなくなっていた。
良いのか悪いのか、

大人になるにつれ、心の揺らぎには耐性が付いてきていた。

しかし今日、久しぶりに大号泣した。

私は、昨日決意したパリ留学の相談をするため、大学の国際センターにいる。

昨日のパリ留学の話☟

話し始めて数秒、これは間違えたと思った。

相談を聞いてくれる女の人が、陰湿そうな顔で(とんだ悪口)、会社にいる"お局"のような感じ

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大学4年生、パリ留学の決意

大学4年生、パリ留学の決意

2.24

一冊の本を読み切った今、
私はやっぱりパリに行こうと思った。

私はとても影響を受けやすいタイプで、本を読む度にやりたい事が変わる人間である。

例えば、お花屋さんが舞台の本を読んで花屋で働きたいと思ったり、
鎌倉の街が舞台の本を読んで江ノ電で鎌倉に行きたいと思ったり、(実際本当に行った)
ラジオを聴く男子大学生が主人公の本を読んでラジオを聞くようになったりもした。(今は聞いていない)

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女子大生(21)、書く

女子大生(21)、書く

こんにちは、女子大生です。

私も何か書きたいとnoteに綴ってから数ヶ月、
遂にエッセイ(というか日記)を書き始めることにしました。

こんな普通の女子大生の日常なんて誰が興味あるんだろうと思って、ずっとエッセイを書くことは避けてきました。かといって物語なんて書ける訳もなく…

そんな時、あるエッセイを読んでいたら

「同じ日なんて一日もない」

という文字が目に留まりました。

きっと今まで何

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