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心に生まれた風景を『詩』というかたちにして残しています。 誰かの何かに響けば嬉しいなと思いながらこちらに投稿しています。
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記事一覧

時  【詩】

時  【詩】

あなたが

あなたでいるとき

時は

あなたの呼吸のはやさで

流れ出す

写真は色いろ遊びすと★自分とつながる5色じかんさんの「呼吸」という作品をお借りしています。ゆったりと時が流れているようなとても気持ちのいい写真だなと思い使わせていただきました。ありがとうございます。

こころのごちそう 【詩】

こころのごちそう 【詩】

こころの入った言葉は
こころが いただく

こころを入れ忘れた かたちだけの言葉は
まずい

ことばの ごちそう
こころの ごちそう

写真は白水桃花さんの作品をお借りしました♪
ありがとうございました!

ふくらむしあわせ 【詩】

ふくらむしあわせ 【詩】

好きな人と一緒にいると
うれしいこと 楽しいことが
ふくらむ

一つのうれしいことを
相手も一緒に喜んでくれたら
そのことがうれしくて
もっとうれしくなる

そして それを伝えれば
うれしいことを分け合えるから
もっともっと うれしくなる
楽しいこともそう

うれしいこと 楽しいことが
ぷくっ とふくらむ
おもちみたいに

それを一緒に つついて食べる

ふくらむしあわせ
それは ひとりではつくれ

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一秒で言えること 【詩】

一秒で言えること 【詩】

一秒で言えること

「おはよう」

「こんにちは」

「ありがとう」

「おやすみなさい」

「すき」

そして、

「さようなら」

写真は家族ノートさんの作品をお借りしています。
素敵な作品を使わせていただきありがとうございます!

結婚 【詩】

結婚 【詩】

惹かれあい 一緒になり
互いを人生のパートナーとする

手をとりあうことに喜びを感じ
さらなる愛情が生まれ、育つ

恋を核に
より深く大きく確かなものへと
変化する

ときに
問題にぶつかる
解決しようと試行錯誤する
話し合う

自分と相手の違うところ
自分自身の 相手の
今まで見えていなかった
どうしようもなく未熟な部分

そんなものに
直面させられる

それを受け入れるのは
けっこうしんどい

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ありがとう 【詩】

ありがとう 【詩】

あなたが 在るから

わたしが 在る

ありがとう

ありがとう
ありがとう

みくびらないで 【詩】

みくびらないで 【詩】

みくびってはいけません

人を 自分を
みくびってはいけません

こうだ、と決めてかかるのは
みくびっているのと同じです

どうか、みくびらないでください

あなたが思うほど
彼は、彼女は、私は、あなた自身は
愚かではありません

傷ついたり 悲しんだり
なんてしていません

あなたが思うほど
すばらしくも 美しくも
特別でもないのです

あてはめないで

彼も、彼女も、私も、あなたも
そんなに弱

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「ふりだしに戻ル」  【詩】

「ふりだしに戻ル」 【詩】

大通りに出たつもりが
いつのまにか小道に入り
袋小路に迷い込んだ

「ふりだしに戻ル」

そんな標識があちこちにあって
知らない間に従っている

ふと気づけば
いつも ふりだしに戻ってる

わかることは
すべてはここにつながってるってことだけ

ふりだしに戻って
また 違う道を行く
その繰り返し

でも「ふりだし」は
いつも同じとは限らない

だから 繰り返すんだ

つなぐことば 【詩】

つなぐことば 【詩】

誰かと誰かの
きのうと今日をつなぐことば

おやすみ という
一日が終わる

おはよう という
一日が始まる

きのうと今日、今日とあした
そしてそのまたあしたへ
つながっていく
そう言える誰かがいるって
しあわせ

おやすみ
またあした

こころ 【詩】

こころ 【詩】

傷つくこと よりも
傷つけること に
敏感でありたい

こころは とても
やわらかいから

写真はだいすーけさんの作品をお借りしました。
とても柔らかく繊細で優しい写真だなと思います。
ありがとうございます♪

らせん 【詩】

らせん 【詩】

ぐるりぐるり
同じことの繰り返しのよう

でも ちがう

それは 
らせんになっているから

らせんは 少しずつでも
必ず 前へ進む

ぐるりぐるり
前へ前へ

写真はlinkingさんの作品をお借りしました。
螺旋階段みたいに見えますが、バチカン美術館内の緩やかな坂だそうです。素敵です♪
ありがとうございました!

みる 【詩】

みる 【詩】

みる
ふっと
空をみる
木をみる
土をみる
我をみる

みた
はっと
空の顔
木の顔
土の顔
我の顔

瞬間の発見は
いつも新鮮

「いっぷくの詩」より
写真はもぐもぐハリネズミさんの作品をお借りしました♪
ありがとうございます!(^^♡

間 【詩】

間 【詩】



隙間
床の間
土間
話の間

間 は、
ちょうど良いと 心地よい

心地よい 間 を共有できる人は
気の合う人

間 が抜けると
おかしい人

「いっぷくの詩」より
写真はもぐもぐハリネズミさんの作品をお借りしました。
ありがとうございます!

祭り 【詩】

祭り 【詩】

大地を たたきつけ

小気味よく降る 雨

ぴん と張った傘を

たたく大きな 雨音

その 鈍く強い響きは

和太鼓の音にも 似ている

祭りが はじまった

「雨の詩」より

写真はsoraさんのものを使わせていただきました。
とてもきれいで優しい写真で、雨音というタイトルからもこの記事に使わせていただきたいと思い使用しました。ありがとうございました!