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私が思うことろの看護師教育

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看護師の育成、経験からの話が多いです。
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適材適所

適材適所

「協調性がなく、自分のこだわりが強いひとがいるんです。」

こういう相談でした。

仕事を依頼しても依頼した人の想像を遥かに超える、質の悪い看護をする。医師からの依頼でも、自分が納得しないと違うことをする。患者さんからもクレームが多くて他のスタッフからも、クレームが多くて困っています。

ため息が出そうですね。

1.本人を諭すことは無駄なので、今すぐやめましょう。

なぜなら、こういうことをする

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他の病棟にお手伝いを出す制度。
新人看護師を出す意味が、全く分からない。
人工骨頭全置換手術後6日だけど、1人でオムツ交換しろと言われてる。その新人のメモ帳見たら、「ひねらない」ってメモが。どこを?どんな風に?新人にやらせることなの?気が遠くなりました。なんでもありですね師長。

看護師の退職者が後を絶たない。

看護師の退職者が後を絶たない。



◾︎心配していたことがついに起きた。
4月からの退職者数が、ついに15%を超えた。1000人看護師がいたら、150人の退職者という状況だ。退職者が出ることは仕方がないこともある。退職理由が、遠距離恋愛をしていて、結婚することになった、地元で親の介護があり帰ることにしたなど、様々な理由があるが、部署異動の打診で辞めることにした人が増えている。これはまずい。

そう思っていたら、ひとつの病棟で退職

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看護師【理想の病棟管理者】

看護師【理想の病棟管理者】

ある1人の管理者(師長とか課長とかと言われることもある)の目の前で、「おはようございます」と言っても無視されて約3ヶ月が経つ。

今、無視をしているあなたは管理職向いていないですよと内心思っています。

私は普段、挨拶を返されることに期待をしていない。自分が挨拶したいからする。そして、返されないからと言って、腹もたたないし、残念な職場だなと考えているだけだ。

何故かと言うと。

どんなビジネス研

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看護師の感覚的指導について、私の考え。

看護師の感覚的指導について、私の考え。

10年以上も変わらない感覚的指導。

感覚的指導とは、新人看護師Aのフォローとしてついていた、X看護師の先日の指導場面だ。

★「ねぇ。私、この間も伝えたと思うんだけど、Aさんの抗菌剤の側注とBさんの鉄剤の側注だったら、どっちからやるべきだって説明した?Bさん、リハビリがあるって言ったよね?」

この文章だけでは、情報が少ないので答えとなる推論がしずらいかもしれません。

気がついて欲しいことは、

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理想と現実3

理想と現実3

前回から読んでいただけると、繋がっています。https://note.com/nrevo/n/naac1e1707038

以前にNOTEをupしてから、少し時間を貰っていました。

理想と現実2では、タイムリープしたら自分にどんなアドバイスをするか次に話したいと思っていましたが、少し現在起こっている自施設のことを話したいと思います。

理由は、新人の離職希望者が後を絶たない。

辞めたい理由は、

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理想と現実 2

理想と現実 2

前回の続きです。こちらから読んでいただけると繋がっています。https://note.com/nrevo/n/ne75f7dcf5740

私が今気になっている人は、
② 高圧的で、感情のコントロールが効かない人。
病棟看護師の6年目になった方です。
私は、この人が気になって仕方がない。

どれだけの看護師の先輩たちが、【理想】を持った新人看護師を心から仲間として迎えているか。

疑問です。

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理想と現実1

理想と現実1

病棟看護師 6年目6年目と聞くと、キャリアビジョンとして認定看護師を目指すか、診療看護師を目指すか、特定行為看護師を目指すか、主任をサポートするチームリーダーをするか、教育担当として病棟の後輩指導、看護学生の実習担当を担うかなど、看護師の分岐点として何となく、何かを期待されたり、自分もその期待に答えようとしたり、考えていく時期だと思います。

ここでは、病棟の教育担当として、後輩指導、看護学生の実

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