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○○年前の自分へのアドバイス

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店舗設計を仕事にして10年超え。就職、独立、結婚、育児。人生中盤スタート地点、キャリアも中堅を迎えた今だからこそ伝えたい、昔の自分へのアドバイス。
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#日記

傷つくような批判から心を守る方法

傷つくような批判から心を守る方法

以前、友人からこんな話を聞いたことがある。

「世の中の人のうち、2割の人には何をやっても嫌われてしまう。6割の人は状況によって変化する。でも、残りの2割の人には、何をやっても好きになってもらえるんだって」

なるほど!と腑に落ちた。

「何をやっても2割の人は味方でいてくれる」と思うと勇気が出る。
「何をやっても2割の人には嫌われる」と思うと、そういう仕組みになっているなら仕方ない、応援してくれ

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怒らない工夫を学ぶ

怒らない工夫を学ぶ

怒らない工夫が大切なのだとPSYCHO-PASSを週末一気に見て感じる。
何時間も真剣に見続けて眼精疲労マックス。タイムラインを眺めるとコロナや現政権に対する不服や不満が溢れかえっている。濁るな(PSYCHO-PASS見てたらわかる)と直感的に閉じようとした時、このツイートが流れてきた。

餃子をいっぱい焼いた。168個です。買い足しにいきました。そうですか。
ハンバードハンバードは夫婦ユニット。

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それでも、日常に曖昧を。

それでも、日常に曖昧を。

久々のnote更新。やっぱり自分の文章を書く時が一番楽しい。無駄が許される文章は遊びでしかないからなぁ。





先日、新R25で取材された記事が最新記事ランキングのPV数1位だったようで...。ずっと見ていたメディアに出れた上に、反響もあり、たくさんの人に読んでいただいて...ありがとうございます。

特に更新しておらずフォロワーが減少傾向にあったTwitterも、おかげさまで1000人

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つれづれてんじゃねえよ。

つれづれてんじゃねえよ。

ネットニュースをほとんど読まないんだけど、誰かのリンクを辿ってみると、芸能人のブログなどがたくさん出てくる。

そもそもテレビタレントやミュージシャンなどは、画面に登場するときやライブをしているところしか見せることがなかった。オフィシャルな姿。それが、休日にはこんなことをしました、旅行に行きました、撮影の待ち時間です、と「裏側」を見せるようになってきた。

それを「オフィシャルブログ」と言っている

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価値観のものさし、使い分けてもいいよね

価値観のものさし、使い分けてもいいよね

「自分のものさしが大事だ」

わたしがnoteでよく書いている言葉である。
「みんないますぐ文具屋に行ってマイものさしを買え」という意味ではなくて、自分なりに「自分の評価基準」を作ろうよ、ということだ。知ってるわ。

他人の評価ってのはブラックボックスだ。例えば、noteのオススメなんかもそうでしょう。noteはいまや、1日に1万件以上の投稿数があるという。人力でピックしている以上、すべての投稿を

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家庭用と業務用の言葉。

家庭用と業務用の言葉。

ブリゴキには、家庭用と業務用がいる。黒くてデカいのと、薄茶色くてカラメル味の方。俺はカミングアウトしちゃうけどブリゴキが苦手なんです。人生の中で積極的には関わりたくないと思っている。駅を出た瞬間から脱線しましたけど、本題は「家庭用と業務用」について。

8年くらい前、「音楽をやっている人は面白いことが多いが、コピーライターの言葉のセンスは業務用だから、あまり面白くない」とTwitterに書いたこと

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医師法違反。

医師法違反。

『ロバート・ツルッパゲとの対話』は、毎日Facebookに書いていたくだらない文章を読んでくれた編集者から、「本にしませんか」と言われたのが出発点だ。

俺は内容がないような文章を、自分で口述筆記をしているくらいの速度で書くことができる。できるという言い方は不遜で、無駄話を書き留めている程度のことでしかない。だから書くこと自体を苦にしたことは一度もなく、むしろこれ以上一日に投稿したら迷惑なんじゃな

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一次情報でありさえすれば価値がある。

一次情報でありさえすれば価値がある。

よく、芸能人などにSNSで絡んでくる人を観察していると、ある共通点が見えてくる。

「独自の情報を持っていない」

どういう意味かというと、「すべてが又聞きの二次情報」だということ。情報というのは誰かに伝わった瞬間から恣意的にエディットされていく。そこに意図が足されていくのだ。

たとえばある人が、「私は吉野家の牛丼はあまり食べませんね」と言ったとする。それはたまたま、「牛丼は食べますか」と聞かれ

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20歳から見たら40歳は完成して見える

20歳から見たら40歳は完成して見える

私は今年47歳になります。40歳を超えてから、自分の年齢が分からなくなるぐらい、自分の年齢に興味が無くなりました。

来年48歳で、歳男などと言われてますが、私が20歳の時に見た40歳を超えた大人は、完璧に完成された大人で、確固とした地位を気づき、人生哲学を持ち、若者たちを導いていける威厳すら感じていました。

ちょっと悪く言うと、「完成しきったオジサン」「これ以上伸びないオジサン」というイメージ

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17459以下の頂上。

17459以下の頂上。

今できることって全然どうでもいいんです。

いつかできるようになればいいだけだから。でも、理想が低いとダメなんです。もう結論は言いましたから、忙しい人はここから先を読まなくて大丈夫です。天丼で言えば海老を食べたことになるので、かぼちゃなどは残してもいいです。

あるヨーロッパの国の入国審査の時、仕事は何かと聞かれたことがあります。Art Directorだと答えると「そうか。じゃあ、うちの国の美し

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アンチ・アンチエイジング。

アンチ・アンチエイジング。

ことあるごとに、「女性は40代を過ぎないと魅力が出ない」と主張してきた。ある調査で、女性が魅力を感じる男性の年齢が自分の年齢とともにスライドしていくのに対して、男性は何歳になってもずっと10代や20代を好む、という結果が出ていた。幼稚すぎる。

それを「熟女好き」などとベタな言葉で言って欲しくはない。中学生の時に同じクラスの女子が好きになることが自然なら、同年代は50代なのでこれも同じことだろう。

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“自分ごと”にしないとわからない。

“自分ごと”にしないとわからない。

ユーザーの“自分ごと”をつくる。

編集やメディアの仕事をする中で、よく語られるこの言葉。

“自分ごと”をつくるといっても、ユーザーが日々どんな暮らしをして、何を感じて、どんな課題を持っているのか…。

それは、データだけじゃなく、結局自分が体験してみないと何もわからないとつくづく思う。

かくいう私も、この1年で少しずつ“自分ごと”になっていったことがある。

それは、地域と、うつわだ。

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例えば、僕が歌えなくなったとしても

例えば、僕が歌えなくなったとしても

ライターをしています。

というのが、さいきん自己紹介で定番になっている。
事実だし、単純にわかりやすくて、なんとなくひとの興味を惹く仕事なので、基本的には外さない自己紹介だ。便利なのでよく使っている。
でも、実際のところ、「ライターであること」にはそんなにアイデンティティがない。

noteもTwitterも、「運用どうなってるんですか?」と聞かれることがある。
世間一般の「ライターらしい」ふる

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走るイラストレーター

走るイラストレーター

日本にはどのくらいのイラストレーターがいるんでしょう。プロ・アマ問わずとなると誰もその正確な数は知り得ないでしょうが、おそらく数万人規模、いやいやもっとずっとたくさんかもしれませんね。絵のジャンルは様々あれど、上手い方やセンスのある方が山ほどいるこの業界で、数限りあるお仕事を得て生きていかねばならない職業イラストレーターを選択した僕としては常に危機感を持っています。

そんな強者、猛者があふれる中

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