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誰が為に編む

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映画「演者」完成 一人でも多くの誰かに届くことを祈る日誌 監督・脚本・企画:小野寺隆一 音楽:吉田トオル 題字:豊田利晃 出演:藤井菜魚子 河原幸子 広田あきほ 中野圭 織田稚… もっと読む
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記事一覧

何かを買うつもりだけどなんだろう

何かを買うつもりだけどなんだろう

連休中なのにスーパーが混雑していた。
例年と違うけど何?
今年はホームな感じ?
そういえばホームパーティー的なBBQを見かけたけれども。
なんか傾向とかあるのかしら。

たぶん、スーパー側も計算外だったと思うの。
というのも一部商品が品薄になっていたから。
あれ?いつもの連休はガラガラなのに!みたいな感じ?
まぁ、生鮮市場も閉まるからかもしれないけどさ。

何歩も何歩も前進しては、後ろに下がるよう

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五月晴れと心地よい風

五月晴れと心地よい風

五月晴れだ。
鯉のぼりが空を泳いでいた。

風があるので心地よい。
少し暑すぎるけれど。
このまま夏もこのぐらいの気候ならいいんだけどなぁ。
今なら直射日光を避けて薄めの上着をひっかけても暑くない。

少しだけ臆病になっている。
誰にも迷惑なんか掛けたくないのに。
何かをやろうと考えれば誰かを巻き込んでしまうもんなぁとか。
そんなことばかり考える。
人を利用するような人もいるしさ。
そういうのをみ

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いつか僕を魅了したスターロード

いつか僕を魅了したスターロード

かつてマヨネーズは赤い蓋であった。
あれをねじると口が星型になっていて1cmの太めのマヨネーズがヌリヌリヌリと出てくるという。
僕はマヨラーと呼べるほどのアレではないものの特定の食材にはマヨネーズをかけることが大好きであの太い星型の直線を愛していたのであった。

それが近年。あの赤い蓋がまさかのアップデートされたのだ。
ねじる蓋のその上に更にペコと押し上げるキャップがついている。
蓋そのものに小さ

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なんだそのタイトルは!

なんだそのタイトルは!

ポール・オースターの訃報に声が出る。
映画「スモーク」は僕のナンバーワン。
小説も読み漁った。
でもこの訃報が出るまで顔を知らなかった。
意志の強そうな目線になんだか力が抜けてしまったよ。

アメリカの大学でガザのことで抗議活動が盛んなのは見ていた。
教師たちが手を繋いで生徒を守る写真など感動的だった。
それが暴力的な状況になっていることに震撼する。
まだ詳しい被害が正確に出ているわけではないけれ

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ボランティア精神はない

ボランティア精神はない

自然災害があるとボランティアの皆さんが活躍する。
その活躍を称賛するような記事はとても大事だと思うのだけど。
実はそんな記事に紛れてずるいなぁって思っていることがある。
海外では子供の頃からボランティアに参加していて、当たり前に受け入れられているけれど、日本人は慣れていないこともあってボランティアに積極的ではないみたいな記事が必ず紛れてくる。
物は言いようだなぁって思うというか、ずるいなぁって思っ

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袖振り合うも他生の円

袖振り合うも他生の円

どうやら4月が終わるらしい。
2024年も3分の1が終了。
すでに夏感あり。
とりあえず目の前にある者を進める日々。

円の乱高下。覆面介入?なんて報道。
36年ぶりとか言われてもなんだか不思議な気持ちだ。
だってその頃ってバブル経済の時期だもん。
国内が好景気で大騒ぎだった時期の相場観。
その後の不景気な時期の円高の方が良いのか?
まあ、まずいまずいと言うのだからまずいんだろうけれど。
国内と国

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コーラフロート

コーラフロート

久しぶりにコーラフロートを飲んだ。
クリームソーダと悩んでコーラにした。
しゅわしゅわ。

子供の頃、クリームソーダに憧れたわけですよ。
緑のやつにチェリーとバニラアイス。
でも意外にメロンソーダが手に入らなくてさ。
コーラに安っぽいバニラを乗せてみたりした記憶。
もちろんチェリーなんてなかった。

今日のはバニラアイスじゃなくてソフトクリームのやつだった。
まぁ、よかろう。
恐らく完全なるクリー

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そこは投げっぱなしかよ

そこは投げっぱなしかよ

北方謙三さんの「三国志」とか「水滸伝」が好きで全編読んだりしたのだけれど、その中でも好きなシーンが食事のシーンだった。
なんであの飯をつくるシーンが好きだったのかというと、多分、いわゆる繊細な料理ではなくて、雑な男の料理だったからだと思う。
雑な感じというのは悪いイメージがあるけれど、実はそうではなくて重要なポイントを押さえておけばいいのだというスタイルなのだ。
煮込みの内臓なんかをぶつ切りにした

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どうしよっかなー。なにがいっかなー。

どうしよっかなー。なにがいっかなー。

最近、あることで人にプレゼントをしたのですけれども。
それから少し経って、別の方が自分もプレゼントを考えているけれど、何を送ったか教えてくれませんか?と聞かれた。
んー。そこは自分で考えなよと教えるのをやめた。
誰かと比較したり、誰かを参考にすることでもないんじゃないかって。
お互い送った後に聞くのはまだいんだけどさ。

とどのつまり、時間なのだ。
何がいいかなぁと検討して。
お店に足を運んで。

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お前の返事を待っている

お前の返事を待っている

最近、朝、出会うカラスがいる。
ちょうど目線ぐらいの高さの柵にいる。
目が合って、よぉと声をかけるんだけど返事はない。
だがなんか少し首を動かす。
さすがに猛禽類だけあって近くでみるとでかい。
恐がる人もいるかもしれない。
人を襲うカラスも実際にいるしさ。
でも、僕はそいつに怖さを感じたことがない。

朝、いる日は目が合って声をかけるとしていたところ。
なんかいなかったのに柵まで飛んできた。
目が

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小さなニュース

小さなニュース

日本に住んでいると見落としそうになるようなニュース。
小さな国際ニュースがざわざわとさせる。
ほんの数行のニュースだけれど世界が動いてるのがわかる。
今までもあっただろうけれど裏でだったはずだ。
それが表になって堂々とニュースとして流れている。
一つ一つは小さなニュースでも全体で見ると大きな流れ。

大きなニュースの影に隠れている。
ガザやウクライナのニュースはどうしても大きくなる。
そんな大きな

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日が暮れて街灯が点いて僕は缶を蹴った

日が暮れて街灯が点いて僕は缶を蹴った

僕の行っていた高校は駅からかなり遠かった。
だから通学バスが走っていたんだけれども。
僕は入学してわりと早い段階でバスに乗るのが厭になった。
なんだか同じ学校の高校生だけが乗っているバスというのがなんとも気持ち悪いというか、座席とかでふんぞり返っているのとかも好きじゃなかった。

それで家からは自転車で通学するようになった。
って言っても、普通は自転車で通う距離じゃなかったけど。
雨の日はさすがに

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僕たちはいつまで経っても過程にいる

僕たちはいつまで経っても過程にいる

安定しない気候。
警報級の雨まで控えているとか。
皆様、体調にお気を付け下さいな。

まる子ちゃんの声が変わりましたね。
僕たちは既にドラえもんやルパンやサザエで体験済みです。
多少の違和感など織り込み済みです。
むしろ、多くの人が絶賛されていた。
声というのはキャラクターのかなりの部分を占めるのだと思います。
だからこそ、声が変わるというのは衝撃なわけです。
今まで声が変わることで何度か悪い方向

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治外法権の存在

治外法権の存在

海外の映画でもドラマでもそうなのだけれども。
近所のおじちゃんおばちゃんってなんでこんなに似るのだろう。
噂好きなおばちゃんとかが出るともうまったく同じという。
国、人種、言語、宗教、思想、あらゆる違いを乗り越えるキャラクター。
不思議な感じもするし、そんなもんかという感じもする。

年齢とか見た目とか性別とか、そこで差別しちゃいかん。
でもそういう全ての治外法権にあるような感じがある。
おじちゃ

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