マガジンのカバー画像

ナカノヒトリのゆるっとラジオ

32
創作する人ナカノヒトリの音声配信まとめ。stand.fmだったり音声データアップしてたり。10分程度の雑談してます。
運営しているクリエイター

#小説

「誰にどうみられるか」問題、現在の着地点

「誰にどうみられるか」問題、現在の着地点

インターネット上で何かを書いたりするとき、長らく自分の中で引っかかっていたこと。

「わたし」がどういうふうに受け取られるのか。

こう見られたい、という狙いみたいなものはなかったけれど
これでいいのか?という手探りな感じはずっとあった。

「○○なだけが自分じゃないけど、それでいいのかな?」みたいな。
だけど、全部を知ってもらおうとすればまたカオスなわけで、ぐるぐる、ふわふわと落ち着かなかった。

もっとみる
やっと「地方の文学賞」が視野に入った理由

やっと「地方の文学賞」が視野に入った理由

小説を書き始めて10数年。
賞というものに応募したのは数回。
たぶん、5回くらい?
坊ちゃん文学賞に一回出した以外は、出版社が主催している文学賞にしか出したことがない。
web上でやっているコンペも含め、だ。

こう考えると、思った以上にコンペ的なものに応募してこなかったんだなーと今更ながら思う。今書いててちょっとびっくりしている。

理由としては「受賞後、デビューしたいなら出版社が主催の賞」とい

もっとみる
小説を書く手が止まった。起承転結の承ってめちゃ大事ですね・・・

小説を書く手が止まった。起承転結の承ってめちゃ大事ですね・・・

よくあることっちゃよくあることなんですが。

自分の書く話の圧に耐えられなくなったり、
転と結は決まっていてそこに向かうための承の圧に耐えられなくなったり。
圧か。やっぱり圧なのか。

勢いに乗りたかったな~~。
プロットをもうちょい書いてるとなんとか行けたりするのだけど、プロットを書くのもよく「く、くるしい・・・」ってなる。
私が書いている時によく陥る状態なんですが、話の空気にあてられるんですよ

もっとみる
まいにち書けるとうれしいもの

まいにち書けるとうれしいもの

今朝も自己肯定感がさがりまくりである。
特に何があったわけでもないけれど、昨日一日、仕事で外に出ていたことに起因しているのは間違いない。

そのへんは、書くのも面倒なのでしゃべっておく。
たいしたこと話してないので、気が向いたひとだけどうぞ。

それはそれとして、最近毎日小説を書けているのが、地味にとてもうれしい。
新人賞に応募するぞーとかって目的も持っていない、単純に書きたいから書いているだけの

もっとみる
短編小説を書きまくって不安になったこと

短編小説を書きまくって不安になったこと

読むのも書くのも、観るのも短編作品がすきです。

小説で一時期、2000字~3000字って自分で制限をかけて書いていたのは修行の意味もあったけど、単純にすきだし楽しかったからだと思う。

書きまくってる時は「うひょー超楽しい!」だったけど、だんだん「新人文学賞に応募できるくらいのボリュームで書かないとダメなんじゃないだろうか・・・」とか色々考え始めて、手が止まった。

今にして思うと、そう思ったの

もっとみる
何を書いても不穏な小説になってしまう

何を書いても不穏な小説になってしまう

なんかもう、呪われてんの?と思う。

新しい小説を書き始めたのはいいんですが。
今回は、自分の中では「甘酸っぱい青春」「ちょっとなんかあるけど救いがある」みたいなイメージでございました。

ちょっと気になることがあって、夫に読んでもらったんですが

夫「これ、ほんとうに夜に読んでいいやつ?」
私「だいじょうぶだいじょうぶ」
夫「悪夢みたら言うからね」

・・・

夫「・・・アーッッ!!」

(読み

もっとみる
執筆作業前の雑談

執筆作業前の雑談

子どもが帰ってくる前にちょっとしゃべって、小説書こ~と思ってたら、このあとすぐに帰ってきたよ。

いいんだけどね。
今日も元気に帰ってきてくれてありがとう。

昨日から書き始めた小説の話をちょっとしてます。
どんな感じになるかなぁ、とあえてふわふわさせている。

ふわふわしてる状態って、自由だし言葉になってなくてなんかいい。

短編を書くことが多いですが、自分の中で2000字程度、5000字程度、

もっとみる
純文学ってなんだろな

純文学ってなんだろな

ふと思い立って音声配信を復活させました。

最後に配信したのが2021年の4月だった。
久しぶり・・・てかもう永遠に開けないかと思ってた(ログイン)。

モヤモヤのトンネルをちょっとだけ抜け、外に向かって何かを発していきたい気持ち。

いやまぁ、私のことだから、またすぐトンネルに入るかもしれないけどさ。それはそれ。

純文学ってなんだろなって、そんなんお酒の席でしか話さないだろという。
でもここ一

もっとみる
焦りに気づく

焦りに気づく

焦りとか疲れって、その最中ではなかなか気づかないものだなーと。

休んでからやっと気づく、このへんって。

自由にできる時間が増えて、何かができる時間が増えると「何かやらなきゃ」て思っちゃう。
何かやらなきゃ始めなきゃって思うんだけど、じっさいは無自覚に疲れててそこまでの体力も気力もなかったり。

そういうときって、やってはみたもののしっくりこなかったり、いまいち納得がいかなかったりで微妙なんです

もっとみる
「価値がない」自由

「価値がない」自由

「誰がやっても同じ」「代わりなんていくらでもいる」という発言を受けてから、やっぱりモヤモヤが残っている今日この頃。

この手の発言は定期的にあることで、慣れてるとは言わないけどさ。
それでもやっぱりがくーっと膝をつきたくなるよね。

ま、「私の文章には、仕事には価値が無いんだー!」ってネガティブにはなりませんが。

価値観って人によりけりだから。
なんといっても、自分の仕事に価値を感じてくれている

もっとみる
そうだ 記名記事、書こう。

そうだ 記名記事、書こう。

とっても今更なんですが、ふと思い至りました。

記名記事書こう。名前を出そう。

名前を出すって言っても本名ではないです。
ペンネーム。
ずーっと書く仕事してたけど、名前を出すということにまったく興味がなかったし、むしろ「ちょっと照れますがな。ウェヘヘ」と思ってました。

それでも自由に自分なりに書いていると「この人」っぽさが出まくるもんで、むしろなんで名前出さないの?と言われることもしばしば。

もっとみる
創作は仕事にならないと思っていた

創作は仕事にならないと思っていた

創作、ここでは物語をつくる力とか物語をつくることって意味で出しますが。

小説を学生の頃から書いていて、そういうことして生きていきたいな~仕事にできたら最高だよな~と思っていました。
でも、小説家になるには新人賞受賞してデビューして、それでコンスタントに書いて売れなければ仕事にならない。

物語をつくるって、役に立たない・・・

と。思っていました。
そんなことないのにね。

学校を卒業して就職し

もっとみる
フリーランスとして初めての仕事は、脚本でした。

フリーランスとして初めての仕事は、脚本でした。

書くこととつくることが好きで、それを仕事にしている(というか心が動かないことは仕事に限らず何にもできない人間なだけ)。

ふと、振り返ってみる。
今はフリーランスになって10年経っているわけだけど、そういや最初に自分で請求書を作ったのはいつだったけ、と。

会社をやめたその日に打ち合わせした仕事だっけ?
いや違う。会社員してるときにも一度、あった。
それが初めての請求書で、初めて個人で仕事をした時

もっとみる
○○を続けるって目標を立てたことがない

○○を続けるって目標を立てたことがない

継続は力なりっていうけど。

継続「している」こと自体がその人の力だし、才能だし、適性だし、自然な努力なんだよな。結果的にはたぶん、そうだと思う。

私は飽きっぽいので継続を目標にしたことがない。
いつでもやめていいと思っている。

やりたいだけやって、やめたくなったらやめる。

続けようと思わなくったって、続くものは続くんだよね。
続けようって努力はしたことがない。

そもそも、行動を制限するよ

もっとみる