性規範/性役割を内面化した私たち

思ったことの羅列です。今日は結構、ジェンダー色強めです。

聖マリアンナ医科大学でも浪人生や女子受験者に対する不当な原点が見つかったけど、医者とか医科大学の理事長とかそこで働いてるような人たちって、世の中での圧倒的強者で、そういう人たちって差別意識強そう。

東大や京大の女子学生の割合が低い問題あるけど、東大京大の入学者の出身校って私立な中高一貫男子校に偏ってて、私学中高一貫男子校あがりで同年代女性との関わりが圧倒的に共学と比べて少ないだけじゃなく、それだけ教育に投資できる高収入の父親と小さいころから常に塾の送り迎えするなど子供の教育に時間をさける専業主婦の母親をもつ割合が高くて、そんな家庭で育つと性別規範って強く内面化されて、それで大学行っても女子学生少なくて、関わるのは自分の大学よりも偏差値の低い周辺の女子大の学生。そこで結婚すると自分が稼ぎ手役割担うから、自分の世話を母親のようにやってくれるのは妻。子育ても妻。しかも、経済界政治界ともに主要ポストに就く割合も高い。そんなジェンダー観の人たちが政府の主要業務になってるとかこわすぎぃ。本人たちも気づいてない女性蔑視具合えぐそう。

女性の地位がこんなにも低いんです的なデータ示すときって男女二元論的数値のとり方でしか示さないから、ジェンダー学ってたまに言ってること矛盾するよね。ジェンダー学の中に、男性学や女性学なども内包されてるからいろんな視点からものを見るから余計だろうな。まぁでも、ジェンダーの存在を認めることとジェンダーの存在を肯定することは違うよね。

家族社会学の授業で先生が、女子学生に結婚相手に求める年収はいくらですかみたいな質問して、女子学生が結構高めの額を言って、先生がそこにツッコミを入れるみたいな流れってあるんだろうけど、私の高校、大学進学率ほぼ100%で、裕福な家庭の出身の子多いし、自分の友達や知り合いは、京大阪大神大、その他国公立、早慶あたりが多くて、おそらくこのままうまく正規の総合職でホワイトカラー就職できれば、周りの学歴とか出身家庭って今までとそこまで大きく変化しなくて、今まで通り今後も出会う人っていうのは年収が相対的に高い人が多いはずで、となると結婚相手も正規職のホワイトワーカーのある程度の所得のある人の率が高いわけで、だから教授のいう「あなたたちがそれだけの年収を結婚相手に求めたところでのその年収をもらってる人は世の中でこんなわずかです、しかもかなり年上です」は皆に当てはまるわけじゃないと思うんだよな。わたし、高卒で働いてる友達とか大卒でフリーターになりそうな友達ってほぼいなくて、日本は見えない階級社会で、階級ごとにかかわる人の範囲って決まってたりするから、少なくとも私の周りは中流階級以上家庭出身の中流階級以上男性と結婚する確率ってかなり高いと思う。

そもそも、「結婚相手にはどのくらいの収入を求めますか」っていう質問が今の時代にあってないし、20代で結婚するときの相手の年収とか、子供が大きくなって大学の授業料を払わなきゃいけなくなった40代50代での年収ってまた大きく異なるから、そこの条件をしっかり設定しない点においても、この質問はナンセンス。まぁ授業をおもしろくするための一つの小ネタくらいでしかないから、わざわざこんなにケチつける必要もないんだろうけど(笑)

なんとなーくそこに存在して勝手にうまく回ってたものを、人々が認知して分析しては名前つけていく仕組みなんだろうな学問の世界って。

noteとかブログとかSNSで見られる「ゆる~く更新しまーす」ってbioとかプロフィール欄書くのはそう言っておくことで、自分の投稿に対するハードル下げる意味を成してるのかな

ここはミドルプレイス説。この世界は中間地点。

女の子になりたかったけど、生まれた時の生物学的性別が女ではない人って、生まれながらの女の子には勝てない、完全なる女の子にはなれないって意識があるからこそ、つねに典型的女子女子した格好をするのかな。

管理者養成学校を取り上げた番組があって、その学校のプログラムの中に、時間内にみんなで机を並べて片づけるという訓練があって、制限時間内になかなか終わらせられない様子を見て、ある中小企業の社長が「俺なら机投げてでも時間内にやるわ」と言っていたが、その倫理観(法を犯さなきゃ何でもしていい目的達成のためには手段を選ばないみたいな)で生きてる人間と同じフィールドに立ちたくないなと思った。

私なんぞにご支援いただける方がこの地球上におりましたら、もう控えめに言ってあげみざわエクスプローションします。