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発達障害者と定型発達(健常者)の旅行の楽しみ方の違い

私は発達障害者で、また旅行好きでもある。一か月に1回はどこかに国内旅行をしている。そこで今回の記事は『発達障害者と定型発達の旅行の楽しみ方の違い』について自分の経験をもとに書きたいと思う。

1 発達障害者の旅行の楽しみ方

発達障害者、とくにASD(自閉症スペクトラム)は一人を好む。また一人が寂しいと感じることはあるが、対人コミュニケーションが苦手で親しい友達がいないケースも多い。私もその一人である。

そのため、旅行も基本的には一人で行くことがほとんどである。発達障害者の旅行の目的は、観光スポット(自然・文化財など)に行ってその物体または風景をカメラで撮ることである。撮り鉄が鉄道写真を撮ることに似ている。

そしてその写真は人間は映っていない。世間ではインスタグラムでが登場した頃から自撮りが流行りだしたが、私のフォルダは自分の身体が映っておらず、被写体は風景や文化財の写真ばかりである。

と言うわけで、発達障害者の旅行の楽しみ方は、一人で観光スポットに行ってそこの写真を撮ることである。

2 定型発達の旅行の楽しみ方

定型発達の人たちは一人でいるよりも群れることが好きであり、また対人コミュニケーションも問題がないため友達は多い。そのため、旅行も一人で行くよりは友達グループで行くことが多い。

定型発達の旅行の目的は、観光地に行くことももちろんあるが、それよりも友達との共通の時間を一緒に過ごすことにある。発達障害者とは違って観光スポットに行くこと自体は旅の目的ではなく、友達との親睦を深めるのが旅の目的だと思っている。性別や年代は違ってもその目的は大きくは変わらない。

仲の良い友達とディズニーやUSJで楽しい時間を過ごし思い出をつくる。また、その時に撮る写真も風景などではなく友達と一緒にはしゃいでいる写真だったりする。そしてそのような写真をインスタグラムで共有したりする。

3 まとめ

もちろん定型発達であってもひとり旅が好きな方はいるだろうし、旅行が毎回友達グループと行くわけではないとも思うが、傾向としては一人で旅行するよりはグループで旅行する割合は定型発達のほうが高いと思っている。特段この記事で何かを訴えたいわけではないが、そういうことを以前から思っていたので今回記事にしました。

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