マガジンのカバー画像

【pirokichi育児】

22
運営しているクリエイター

記事一覧

楽しみのイベントに待ち構えていた結末

楽しみのイベントに待ち構えていた結末

ゴールデンウィークが始まり、
少しづつ社会も数年前の頃に戻りつつある今日この頃ですが、
家族絡みでバーベキューをしようと計画がたてられました。

その日を誰もが待ち侘びていたなか訪れた当日。

天気予報は生憎の雨。

流石に雨天決行は厳しいと判断され、しかしながら休日の調整は難航するので、延期は妥当と思えずに焼肉屋さんでのランチと相成りました。

天気を気にせずに焼肉が食べられる。
バーベキューと

もっとみる
満足できる線引き

満足できる線引き

冬休み最後の週末とあって、遠出とまでは行かないまでも近所ではない街まで出掛けることにしたある日。

昼時になり、子供に何が食べたいかと訊ねると「パンが食べたい」という。

そこで車での移動中だったので、位置情報から検索すると沢山のパン屋さんがヒットした。

こういうときの店の決め手となるのは、目的地までの道程を考えてロスにならない位置にあることであり、加えて到着時間、駐車場などを考慮する。

さら

もっとみる
『嫌い』を見つめる

『嫌い』を見つめる

節分が近づいてきたので、
関連する絵本を子供と読みました。

そのタイトルは
『おにはうち ふくはそと』

節分の日、豆を撒かれ追い出され、散々な目に遭っている赤鬼と青鬼がいました。

ある貧しい夫婦が住んでいる家からは、
豆を買う金もなく、とはいえ節分なので掛け声だけでもと夫が
『おにはうち ふくはそと』
と誤って叫んでしまいます。

それを聴いた2人の鬼は、自らを向かい入れる奇特な家もあるもの

もっとみる
星降る夜に狂喜乱舞す

星降る夜に狂喜乱舞す

空を見上げて星を観る。

そんなことをどれくらいしていないだろう。

星を撮りたい

ところで子供は去年の夏くらいから絵本がキッカケで星座に夢中になっている。

星座の載った図鑑についてきたDVDには、星座を撮影するシーンが登場していた。

その影響からいつからか
「星座を撮りたい」
と言い出すようになった。

「そのうちね」
とあしらっていたのだが、
いつしか
「スマホでも撮影出来るらしい。アプ

もっとみる
呪われた一家

呪われた一家

目に見えぬ敵との戦い。

まさに数年間、世界規模で戦い続けている私達です。

その敵は化学物質、細菌、ウイルスなどです。

関連して、笑ってはいけないのについ笑ってしまうような、重要な注意喚起の記事がありました。

ノロウイルスに一家全員が感染してしまったという話ですが、一足先に回復したお子さんが健気に絵本を読んでとせがむ光景が微笑ましくも恐怖のシチュエーションでもあります。

感染源として、商業

もっとみる
5年前の寒波のとき、あなたは何をしていましたか?

5年前の寒波のとき、あなたは何をしていましたか?

5年前の寒波

朝のラジオのなかで、いつも季節や気候などにあわせて音楽を選曲し流してくれる気象予報士の伊藤みゆきさんが、今日流したのは

『WHITE BREATH (T.M.Revolution )』

そう今日は大寒。

何何?寒波に番付があるの?

寒いづくしの話で家から出るのが億劫にもなる。

そんななか伊藤さんが話していたことに度肝を抜かれる。

といった主旨の内容を伊藤さんが話してい

もっとみる
絵本からリベラルアーツを学ぶ

絵本からリベラルアーツを学ぶ

時折、子供の興味に任せて図書館で本を借ります。

興味のアンテナをチューニングするのは私の役割だと思っています。

でも何も『勉強』だとか『教養を身につける』ということを目的に本との出逢いを設けているのではなくて、ただ世界の広さと物事の存在を知るキッカケになるだけで良くて、その時に本人が興味を持つ持たないは本人任せだし、全く強要はしていません。

その時々で興味のアンテナが変化するのも面白いですし

もっとみる
モサとDM

モサとDM

気になって仕方ない言葉ってありますよね。
そんな時、なるだけ調べてみようと思っています。

モササウルス

子供の広げていた図鑑を見ていて、ふと『モササウルス【Mosasaurus】』という名前に目が留まりました。

そしてこの『モサ』という言葉がなんだか気になって『モサモサしてるから?』とか、でもそれ日本語じゃんという自らへのツッコミもそこそこに、そのまま子供の対応に追われてしまい忘れてしまって

もっとみる
価値基準に絶対はなく流転する【pirokichiマインドフルネス】

価値基準に絶対はなく流転する【pirokichiマインドフルネス】

『物の価値は、機能や品質が良い物の方がよいに決まっている』

『価格の高いものが価値が高い』

至極当然のことをいっているように聞こえるかもしれません。

しかし先日耳にした話。

ついつい美味し過ぎるので食べ過ぎてしまい、健康を害してしまうので、炊飯器は美味しくお米が炊ける機種ではなく、あえて低品質のそれほど美味しくお米が炊けるものではない機種を使っています。

こんなお話を聴くと考えてしまいま

もっとみる
待ってました!の商品の落とし穴

待ってました!の商品の落とし穴

『白湯』

と書いて
『パイタン』と読みます。
パイタンスープは中華料理の一つで、コラーゲンが溶け出し乳化することで文字通り『白濁』して白く見えます。

一方、
『白湯』
と書いて、日本語では『さゆ、しらゆ』とも読むことが出来ます。

水を沸かしたもの。つまりはお湯です。

痒いところへ

この『白湯(さゆ)』がペットボトルで販売されました。

ありそうでなかった商品、メーカーも水を温めただけで売

もっとみる
これからの季節の『みえる化』プロジェクト

これからの季節の『みえる化』プロジェクト

うだるような暑さとはいいますが、ここ数日はまた梅雨が舞い戻ってきたような涼しき日々でした。

しかしほんの少し前には、危険を感じるような暑さの続く日に茫然自失となっていました。

そうはいっても常に涼やかなる自室に籠っているわけにもいかず、我々は社会活動をしなければなりません。

また1人だけの行動であれば、酷暑の過ごし方もある程度柔軟に対応出来ますが、幼き子供が一緒ですとそうも簡単にいきません。

もっとみる
ままごと遊びの変化

ままごと遊びの変化

子供が『お店屋さんごっこ』を好んでやります。

実社会で見たことを自分でやってみようという活動で、『接客』や『レジ対応』、『調理』とあらゆる業務をこなそうとしています。

必要なもので家になければ、手元にあるもので代用せねばならないことから、なんでも手に入れる思考ではなく『足るを知る』の考え方も身につくと思います。

また客に対する『言葉遣い』など、文脈に合わせた丁寧語、敬語を注意深く聴き取り、実

もっとみる

悪人目線の世界を描く【デンタウン】

興味深い絵本と出逢いました。

その名は『デンタウン』

簡単なあらすじ
とある一家がある地へ降り立ちます。

そこから開拓を始めます。

自らの家をつくり、
街をつくり、

レストランや病院、学校、映画館、遊園地。

やがてそこへは大勢の人が集まって、とても賑やかな街へと変貌を遂げます。

ある日、その街は破壊されます。

実は、その土地とは、人間の口の中の『歯』であり、
破壊行為とはすなわち歯

もっとみる
一つ目小僧が実在するなんて

一つ目小僧が実在するなんて

『一つ目小僧が実在する』

って聴くと如何思われますか?

「そんなバカな?」

「何を言っているんだ!」

などと言われそうです。

私だって同感でした。

ところが、ところが!

その思いもこの絵本を見るまでは…

この本では登場するミジンコが一人語りするのですが、そのなかで自分自身が正面から見られるのを嫌がる一幕がありました。

そういながらも、ついに正面をむくと…

な、なんと目が1つしか

もっとみる