リッ君アカマツ

京都大学を中退してお笑い芸人をやりながら会社を経営していましたが今はただのお笑い芸人で…

リッ君アカマツ

京都大学を中退してお笑い芸人をやりながら会社を経営していましたが今はただのお笑い芸人です。 自分の考えていることをつらつらと書いています。

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  • 赤松のお笑い論考

    テレビやライブで活躍されるお笑い芸人さんには実生活においても学べることがたくさんあるはず! 芸人である以前に根っからのお笑いフリークである僕がそんな思いでお笑いファンの方にもお笑いファンでない方にもきっと役に立つような記事書いています。 よかったらフォローしてください!

最近の記事

自分の地図に描かれた×印がやがて大きな資産になっていく

若くて成功してる人って羨ましくないですか? 順風満帆で失敗とかしたことなさそうな人 僕もずっとそういう人を見つけるたびに羨ましいなぁって思ってたんです それに比べて自分は失敗ばっかりで、、って落ち込んでみたりとか でも今はちょっと違う感覚なんです。 なぜなら「自分の地図に描かれた×印がやがて大きな資産になっていく」からです。 正反対の二人が得たものとは?人生を地図にたとえてみました。 ×印っていうのは失敗した場所です。 全く土地勘のない場所で目標を目指すとしていろん

    • お金を払う側は常に危険回避的であることを意識しよう

      「なぜ自分の方が良いものがつくれるのに大きな仕事をさせてもらえないんだろう?」 どんな業種の方でもこんなことを思ったことが一度はあるんじゃないでしょうか? 何事も最初のうちは自分のやりたいような仕事は任せてもらえません。 「こんな仕事ばっかりだとは思っていなかった。やってられない!」 と途中で投げ出してしまった人もいるかもしれません。 ではなぜ最初のうちは大きな仕事を任せてもらえないのでしょうか? あなたに才能がないからでしょうか? いえ、そうではありません。 それは

      • 見えない利益を普段から無意識に享受しているのに顕在化した損失を声高に糾弾するのはフェアじゃない

        一時期宮迫さんの吉本解雇騒動の時にお笑い芸人界隈はざわついていました。 そのときはここぞとばかりにいろんな芸人さんが吉本興業の不平不満をSNSに投稿していました。 正直この件に関しては僕はどちらが正しいとかはわかりません。 でも、こんなふうに一挙に不満が噴出することってありますよね? 「○○をされた!」とか「○○をしてくれなかった!」とか・・ ですが、不満を受ける側にだって言い分はあるはずです。 今回はそちら側に焦点を絞って 「見えない利益を普段から無意識に享受し

        • 人間の合理的意思決定力は一定ではない、なるべく合理的意思決定力の高い自分に意思決定をさせよう

          「ああ、あのときこうしていればよかったな」 と後悔することはありませんか? もちろんそんなのは結果論ですから選んだ時点ではそれが最良の選択だったはずです。悔やんだって仕方ありません。 でも、「もし冷静な状態だったらそもそもそんな選択はしなかったはずだ」ってときもありませんか? もしそうだったらちょっとの工夫でその失敗を未然に防げたかもしれません。 その工夫とは 「人間の合理的意思決定力は一定ではないので、なるべく合理的意思決定力の高い自分に意思決定させる」 ことです。

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          戦略的無鉄砲ノススメ

          僕はよくバカだねとかハチャメチャだねとか言われます。 確かに僕は無鉄砲だったと自覚しています。 大学を辞めて芸人になったり何もわからないまま起業したりといった経歴は無鉄砲の他でもないと思います。 もともとは気がちっちゃくて臆病な性格なので無理矢理に大胆な行動をとっていたのですが、結果的には失敗をすることが多くありました。 そして失敗するごとに「ああ、どうしよう」とふさぎ込んでしまっていました。 では今はどうなったかというと、 ・・実はあまり変わりません。 相変わらず

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          「カッコいい」をマネるな、「結果を出している」ことをマネよう

          どの分野でもカッコいい先人がいるものですよね。 僕なんて厨二病の重症患者なのでカッコいい先人エピソードにすぐ影響を受けて次の日から自然とその人のモノマネを始めていました。(そして、三日で絶望して辞めます。笑) なんなんでしょうね、エピソードを聞いただけで自分もできるような気がしてしまうオメデたい性格なんです。 僕ほどわかりやすい人は少ないにしろ、みなさんも少なからず影響を受けている「カッコいい人」がいるんじゃないでしょうか? ただそこで僕は思うんです。 例えば仮にここ

          「カッコいい」をマネるな、「結果を出している」ことをマネよう

          隣の芝生が青いということはあなたの芝生も隣から見たら青いのかもしれない

          「隣の芝生は青い」っていうのは、まあ、言い得て妙だと思いませんか? だって本当にそうですもん。 もう僕には隣もそのもう一つ隣の芝生も見上げるほど青々と茂ってるように見えます。 そんでもって自分の庭は更地です。 そんなふうに見えます。 「神様よ、あんまりだぜ。なんで俺はこれほどまでになにもできないんだ」ってちょっとムカついたりもします。 みなさんはどうなんでしょう? もしかしたら僕と同じようなに感じてる人もいるかもしれません。 しかし、こうも考えることはできませんか?

          隣の芝生が青いということはあなたの芝生も隣から見たら青いのかもしれない

          精査コストを最適停止しよう

          みなさんはなにかを選択をする時にどれくらい悩みますか? 僕は結構悩むほうです。 だから毎回選ぶのが一苦労です。 たまに面倒くさくなって「えいや」と強引に決めてしまうこともあります。 ごく自然にやっていることですが、どれくらい悩むかについてもちゃんと合理的な根拠を持っていなければなりません。 今回はそんな「精査コストの最適停止を見極めよう」という話です。 意思決定に関する2つの法則 いきなりですが今回の紹介する2つの法則を挙げてみます。 ・精査をする労力と意思決定の

          精査コストを最適停止しよう

          僕らが成功するために求められるのはストロングな熱意ではなくステディな熱意である

          時折強い熱意をもった人に出くわします。 すごく大きな夢を語っていて半端ではない熱量を感じます。 わざわざ他人に語るほどですからそれはもう強い熱意に違いありません。 その目は「あなたなら絶対成功しますよ」という言葉を欲しがっているようです。 であれば、 「そんなに大きな熱意をもっている人ならきっとこれからも頑張り続けて夢も叶うはず!」 ・・と言いたいところですが、残念ながらそうとも限らないと僕は思います。 なぜなら僕らが成功するために求められるのは強い(ストロングな)熱意

          僕らが成功するために求められるのはストロングな熱意ではなくステディな熱意である

          ラジオコント「神様」/ノートブック

          昔録った音声だけのコントが出てきたので投稿してみました。 自宅でスマホで録ったものです。 改めて自分で聞いてみるとちょっとだけ面白かったです。

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          「知識なんかなくても大丈夫だよ」は全くのウソ

          「知識なんて必要ない」 そのような趣旨の言説をしばしば耳にする。 本当にそうだろうか? 確かに知識がなくても上手くいくことはあるし、実際僕もその経験はある。 なにより知識のある人に知識のない自分が勝つという状況はいかにも少年ジャンプ的でカッコいい。 だからといって本当に「知識はいらない」と言ってよいのだろうか? 「情弱」という言葉僕は起業してから初めて「情弱」という言葉を知った。 情報に弱い=知識がない人たち またそれは暗に騙しやすい「カモ」であることも意味してい

          「知識なんかなくても大丈夫だよ」は全くのウソ

          ルーツを愛せない人に未来はない

          未来がないなんて言い過ぎですよね。笑 勿体ないなってくらいです。 皆さん、自分のルーツって何だと思いますか? ルーツというと仰々しく聞こえますがもっと簡単なことです。 例えば自分の学生時代の趣味とか得意科目とか出身地とか昔からの親友とかファーストキャリアとか。 そして今やってることは自分のルーツに関係のあることでしょうか? もちろん全然違うことをしている人もいれば、はたまたかなり近いことをしている人もいると思います。 どちらにせよ、自分のルーツにこそ実は大切なものが隠

          ルーツを愛せない人に未来はない

          営業行為とは「誠実な」迷惑行為である

          僕は24歳になって起業するまで「営業」という言葉の意味をちゃんと理解していませんでした。 学生を辞めてからずっと売れないお笑い芸人をやっていた男に売上を気にすることなどありませんでしたから。笑 それまでの営業っていう言葉の認識は「お仕事くださ〜い」って言うのかな?くらい。 どちらかといえばマイナスイメージを帯びてるような感覚だったと思います。 自分は営業とは無縁な人間なんだって、勝手に思ってました。 ところがどっこいいざ会社を始めるとなると「営業」というものがとにかく重

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          箱の端まで行かないと「自分が中にいる箱」の大きさはわからない

          「若者はとにかくなんでも経験しろ」 僕はこの言葉を鵜呑みにして本当になんでもした。 しょっちゅう肩書きを変えてはそのときどきの興味に応じて短絡的に飛び込んでは続かずに辞めた。 「挑戦」と言ってしまえば聞こえもいいが、実情はそんなに褒められたものでもない。 すべてをやりきることができなかったとも言える。 その結果当然のごとく沢山のわけもわからない嫌な出来事に遭遇したわけだが、それと引き換えにいくつかの気づきを得ることができた。 今回はそんなこんなについて話していきたい。

          箱の端まで行かないと「自分が中にいる箱」の大きさはわからない

          一人のバカがお笑い芸人になって起業するまで

          2021.01.24 僕は高校2年生の秋に初めての漫才を人前で披露した。 学校の真ん中に組まれたステージにはたくさんの父兄や女子高生や同級生の観客に囲まれた。 トリに回された僕たちは見事なほどウケた。 終わった後相方と二人で地べたに寝転んで笑いながら一つ一つウケたボケを確認しあった。 そのおかげで僕は一人のブスに告白された。 それが異性とのコミュニケーションをとった僕の最初の出来事であったが、 これも人生と丁重にお断りした。 僕の人生にとってお笑いがすべてだった。 学祭

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