佐藤真奈美

大分県在住のヨーガ療法士です。 地域でヨーガのクラスを開催するほか、公的な施設にてヨー…

佐藤真奈美

大分県在住のヨーガ療法士です。 地域でヨーガのクラスを開催するほか、公的な施設にてヨーガ療法の指導をしています。 こちらでは、日々感じていることや、ヨーガ療法について、発信していきます。 HP https://www.hortensiavive.com/

記事一覧

内側からの輝き

立夏と同時に爽やかな新緑シーズン到来 心地よい風に誘われて、先日のヨーガクラスが始まる前に健康について 生徒さんが話し会っていました。 皆さんそれぞれの健康につ…

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ココロ爛漫

今日ヨーガ教室に向かう途中、いつものようにのレンガの歩道を歩いている時、女性からすれ違いざまに突然声をかけられた。 「ステキ」と.... その言葉はわたしに向けてな…

佐藤真奈美
1か月前
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和の香り

香りとは、目に見えない記憶と結びついているから不思議に思う。 私が小学生の頃、春になると母が玄関に 一輪挿しの水仙を生けていた記憶が蘇ってきた。 そして、水仙の…

佐藤真奈美
1か月前
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学びはエンドレス

今年1月から、約20年前に受けたヨーガ療法士の養成講座を、チューターという立場で再度受講している。 なぜ、受講したかというと、最新の情報を取り入れることで、わたし…

佐藤真奈美
2か月前
3

春の足音

今まで寒さから身を守ることに、 意識が向いていた。 気づくと木々は芽吹き、フラワーショップでは春爛漫。 先週、ある方の催事に足を運び今回もミニブーケをプレゼン…

佐藤真奈美
2か月前
3

合わせ鏡

今日はユニクロの若草色のショート丈のダウンを纏いスーパーへ。 買い物に熱中している私の前へ 全く知らない女性から... 女性「あら、あなたと同じダウンの色、形で私、…

佐藤真奈美
2か月前
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ヨーガ療法のレクチャーをしました

先日、マインドフルネスを研究する医療従事者のグループにお招きいただき、ヨーガ療法のレクチャーをオンラインで実施し、13名の方にご参加いただきました。 レクチャーの…

佐藤真奈美
3か月前
5

エゴ

夫の療養生活のお世話をするようになって、ちょうど一年。 お世話をする中で、夫に対し、”もっと、こうならないのか”と、もどかしさを感じることもしばしばです。 そん…

佐藤真奈美
3か月前
5

こころのコンシェルジュ

最近、ふっと思うことがある。 心は人からは見えることがなく、また、年齢に関係なく変化し続ける可能性をもっている。 だからこそ、自分の心がけ次第でいつからでも磨く…

佐藤真奈美
3か月前
4

ビーズからのメッセージ

母から受け継いだ黒のビーズ・フリンジ付きストールがある。 ストールの色、質感からしてそろそろ出番の季節がやってきたので、引き出しから出して手にとって眺めていた。…

佐藤真奈美
3か月前
5

人生の区切り

昨年の春、10年以上続けてきたヨーガ療法士協会大分支部の幹事長を、退任しました。 大分支部は会員の人数も少なく、ヨーガ療法士が学び続ける機会も、都市部に比べるとど…

佐藤真奈美
3か月前
7

noteでの記事を通してお伝えしたいこと

わたしがnoteをはじめたのは、ここでの記事を通してお伝えをしたいと思っていることがあるからです。 それは 幸せは日々の何気ない生活の中で感じることができる という…

佐藤真奈美
4か月前
7

雨の日に思ったこと

以前は雨の日になると何となく気が重く 憂鬱の種を探していた しかし この日の朝は ポツポツと雨の音で目覚めたら その日はなんだか心地よい 今、呼吸をしてるだけも…

佐藤真奈美
4か月前
5

亡くなった父のこと

6年前に亡くなった父のことを思い出した。 緩和ケア病棟ではなく、一般病棟で最後をむかえた父であったが、入院中はスタッフの皆さんに大変お世話になった。 そして父も…

佐藤真奈美
4か月前
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ヨーガの客観視に学んだこと

今はヨーガをお伝えしている私ですが、ヨーガの根底に流れる教えに、これまでわたし自身がたくさん助けられ、学ばせてもらってきました。 ヨーガでは、”客観視することの…

佐藤真奈美
4か月前
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ヨーガをはじめたきっかけ⑤ヨーガ療法との出逢い

川畑先生は、生前、それからわたしが師事することになる、現在の(一社)ヨーガ療法学会理事長の木村慧心先生の書籍販売を教室でなさっていた時期がありました。 ご縁とは…

佐藤真奈美
4か月前
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内側からの輝き

内側からの輝き

立夏と同時に爽やかな新緑シーズン到来

心地よい風に誘われて、先日のヨーガクラスが始まる前に健康について
生徒さんが話し会っていました。

皆さんそれぞれの健康についてのお考えがいろいろとあることに気付かされました。

ふっと、今日の瞑想テーマは「ご自分が考えている健康について」にしょうと思いました。

さらに「健康」を冷静に考えることでライフスタイルの幸福度も上げることができるのではないかと感じ

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ココロ爛漫

ココロ爛漫

今日ヨーガ教室に向かう途中、いつものようにのレンガの歩道を歩いている時、女性からすれ違いざまに突然声をかけられた。

「ステキ」と....

その言葉はわたしに向けてなのか?
他に誰も人はいない...

振り返りその方にもう一度、その女性に

「エー⁈」 と問いかけると

「ステキね!」 とニコと笑って行った。

ほんの数秒の会話であった。

私が身につけているこのペンダントを褒めてくださったのだ

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和の香り

和の香り

香りとは、目に見えない記憶と結びついているから不思議に思う。

私が小学生の頃、春になると母が玄関に
一輪挿しの水仙を生けていた記憶が蘇ってきた。

そして、水仙の香りは時代が変わっても
変化していないように感じるから不思議。

先日、友達のご主人が植えた水仙を沢山の花束としていただいた。

水仙を見た瞬間、モチベーションが上がってきた。

なぜなら...

今までの水仙のイメージが変わってしまっ

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学びはエンドレス

学びはエンドレス

今年1月から、約20年前に受けたヨーガ療法士の養成講座を、チューターという立場で再度受講している。

なぜ、受講したかというと、最新の情報を取り入れることで、わたしが関わる方々へのお役に立てることができると思ったから。

実際受講してみて、驚いた。

20年前の受講時と比べ、内容がかなり高度になり、専門性も増していたからである。

受講している方々の顔ぶれも変わり、医療従事者など専門職に就いている

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春の足音

春の足音

今まで寒さから身を守ることに、 意識が向いていた。
気づくと木々は芽吹き、フラワーショップでは春爛漫。

先週、ある方の催事に足を運び今回もミニブーケをプレゼント‼︎
彼女は年に3回ほど、ある店舗で商品を販売している。

20年前、偶然にも催事の際に足を止めたのがきっかけとなった。

柔らかいパープル色のサテン生布の上に、商品が置かれたこともインパクトがあった。

売り場で商品のことを伺いなが

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合わせ鏡

合わせ鏡

今日はユニクロの若草色のショート丈のダウンを纏いスーパーへ。

買い物に熱中している私の前へ
全く知らない女性から...

女性「あら、あなたと同じダウンの色、形で私、嬉しいわー」
  「あなたのサイズはいくつ?」

突然、テンポよく声かけしてくださった。
目の前の女性を見ると、正に同じ色、形のダウンを纏っていた。

私は思わず、「エー」と言いながらサイズ確認のためにダウンを脱ぎ「Lサイズです!」

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ヨーガ療法のレクチャーをしました

ヨーガ療法のレクチャーをしました

先日、マインドフルネスを研究する医療従事者のグループにお招きいただき、ヨーガ療法のレクチャーをオンラインで実施し、13名の方にご参加いただきました。

レクチャーの時間は30分。

前半の座学では、トピックとしてヨーガ療法学会理事長の海外での普及活動、ヨーガ療法についてと現在の学会活動の動きをお話させていただき、後半には20分の椅子ヨガ実習をしました。

短い時間の中でしたし、またヨーガが初めての

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エゴ

エゴ

夫の療養生活のお世話をするようになって、ちょうど一年。

お世話をする中で、夫に対し、”もっと、こうならないのか”と、もどかしさを感じることもしばしばです。

そんな時わたしは、どこか夫と自分とを同一視しているのだと思う。

自分はこんな風にはなりたくないという思いが、自分の中に見え隠れしていることに気づく。

不自由な夫を見ていると、健康であることの大切さ、自分をいたわることの大切さを、学ばせて

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こころのコンシェルジュ

こころのコンシェルジュ

最近、ふっと思うことがある。

心は人からは見えることがなく、また、年齢に関係なく変化し続ける可能性をもっている。

だからこそ、自分の心がけ次第でいつからでも磨く価値がある。

わたしは以前は、自らを主張することにばかりに重きを置いていて、「聴く」ことの大切さを知らなかった。

しかし、ヨーガ療法士として人の心にも触れるお仕事をするようになり、人の話を聴くことの大切さをひしひしと感じるようになっ

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ビーズからのメッセージ

ビーズからのメッセージ

母から受け継いだ黒のビーズ・フリンジ付きストールがある。

ストールの色、質感からしてそろそろ出番の季節がやってきたので、引き出しから出して手にとって眺めていた。

幅が約50センチ、フリンジ部分が5センチの光沢のある黒のビーズ。

母は使った頻度が多かったのだろうか、所々黒ビーズがほつれ抜け落ちていることに気づいた。

不思議なことに、譲り受けた当初は全くビーズのほつれなど気にせず使用していた。

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人生の区切り

人生の区切り

昨年の春、10年以上続けてきたヨーガ療法士協会大分支部の幹事長を、退任しました。

大分支部は会員の人数も少なく、ヨーガ療法士が学び続ける機会も、都市部に比べるとどうしても減ってしまいます。

そんな中、会員の皆様が都市部ではないからといって学びの継続をあきらめるようなことがないよう、ただただ、学び続ける環境を準備するために、一心にやり続けてきたように思います。

幹事長を降りたのは、家族が病気で

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noteでの記事を通してお伝えしたいこと

noteでの記事を通してお伝えしたいこと

わたしがnoteをはじめたのは、ここでの記事を通してお伝えをしたいと思っていることがあるからです。

それは

幸せは日々の何気ない生活の中で感じることができる

ということです。

普段、わたしたちの意識は、世間で騒がせていることや、人々の注目を浴びていることなど、外側のことに向きがちです。

ですが、わざわざ外に出かけなくても、ひとりでも満たされ、楽しめる世界があります。

わたしはそれを、ヨ

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雨の日に思ったこと

雨の日に思ったこと

以前は雨の日になると何となく気が重く

憂鬱の種を探していた

しかし この日の朝は

ポツポツと雨の音で目覚めたら

その日はなんだか心地よい

今、呼吸をしてるだけも幸せなこと

しかし 歩きながら ネオンの光と反射する

アスファルトも艶やか

雨の日の白い洋服

ヨーガ教室までに何人の人に出会うだろうか

気になる白いズボンの裾が汚れたら

洗濯すればよい ただそれだけ

私を含め3人の真

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亡くなった父のこと

亡くなった父のこと

6年前に亡くなった父のことを思い出した。

緩和ケア病棟ではなく、一般病棟で最後をむかえた父であったが、入院中はスタッフの皆さんに大変お世話になった。

そして父も同じく、私達家族もいろいろな思いを抱きながら、よく頑張ったと思う。

父は病床で、何を考えて過ごしいたのだろうか。

たまにベッドに座ったり、少し室内を歩いたりしていた。
そんな時、見舞いに行った私達の方が何故か、緊張し疲れていた。

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ヨーガの客観視に学んだこと

ヨーガの客観視に学んだこと

今はヨーガをお伝えしている私ですが、ヨーガの根底に流れる教えに、これまでわたし自身がたくさん助けられ、学ばせてもらってきました。

ヨーガでは、”客観視することの大切さ”を教えています。

自分が感情的になってしまったときでも
一呼吸おいて、冷静に自分を見つめること

この教えを学んだことは、わたしに大きな変化をもたらしました。

ヨーガを学び始める前のわたしは、白黒をはっきりつけなければ気がすま

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ヨーガをはじめたきっかけ⑤ヨーガ療法との出逢い

ヨーガをはじめたきっかけ⑤ヨーガ療法との出逢い

川畑先生は、生前、それからわたしが師事することになる、現在の(一社)ヨーガ療法学会理事長の木村慧心先生の書籍販売を教室でなさっていた時期がありました。

ご縁とは、不思議なものです。

その時に、その書籍を手にしたことが、ヨーガ療法との最初の出会いになります。

またその頃、代行でいらしていたヨーガの先生から、由布院でのヨーガリトリートの案内をいただきました。

思いきって参加してみると、福岡から

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