よすが

幼い息子と格闘していた日々が、いつのまにやら息子に心配される日々に。 どんなジャンルで…

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幼い息子と格闘していた日々が、いつのまにやら息子に心配される日々に。 どんなジャンルでも、くすっと笑える作品がすきです。 しんどいことでも、最後はくすっと笑いたい!

マガジン

  • 日々のできごと、思うこと

    些細なできごとでも、ちょっと忘れたくないなということがあれば、ここに残しています。

  • 馬に会える本。

    馬に関する本をご紹介します。

  • 馬がいるって聞いたので。

    馬にふらっと会える場所を見つけていったり、馬に関する本に出会ったら紹介したりしていきます。

  • うたの寄せ集め

    気まぐれにチャレンジした詩たち。

  • ふわふわふあん回想録

    不安障害になって通院を始めてから、通院が終わるまでの記録。

記事一覧

思いたったので、深大寺

休日に突然、出かけようと決めた。 向かった先は、東京都調布市にある深大寺。 歩道沿いの崖に咲くつつじを見ながら、 ふらふら歩いているうちに、店が。 入り口辺りに案…

よすが
6日前
3

桜が散っても

まだまだ 春の知らせが続いている 去年、菊を1株植えてみたら 今年は、ものすごく増えていた スナップエンドウは無事に冬を越え、実り ドングリはぐんぐん育つ 花々も…

よすが
13日前
6

草むしりは散歩のようなもの

だいじなドングリちゃんの写真を撮ったついでに、 玄関先の花壇に蔓延る謎の草を熊手で掘り起こしていた。 どこからやってきたのか、今年突然生え出して、あれよあれよと増…

よすが
2週間前
5

目を瞑れば

私の育てているどんぐりの木 秋が深まっていって 葉がすべて落ちてしまったときには このまま枯れてしまわないかと 心配でたまらなかったが やっとやっと枝先がぽっくりと…

よすが
4週間前
5

4月から、息子は新学期が始まる。
そうなれば、私の1人の時間がまたできるので、ぼちぼち馬に会いに行けるかも。
ふらっと馬に会いに行ける場所を探し始めよう。

よすが
1か月前
7

ぼやき

どちらか一方が我慢したり頑張りすぎたりするんじゃなくて、 互いに少しづつ我慢し、頑張るってかたちで、 歩み寄ることはできないんだろうか。 配慮ってものの正体は何?…

よすが
1か月前
5

馬に会える本。(5)

わたしは馬が好き。 だから、馬を知ろうとする。 そうすると、馬が暮らす場所を知ることになり、馬とともに生活する動物も知り、そばにいる人間のことも見えてくるようにな…

よすが
2か月前
7

今月も映画

先月に引き続き、今月も映画を見に行った。 今回みたのは「ハイキュー!!」だ。 これは、試合を観戦しに行ったも同然の迫力。 アニメを見ていく中で、本当の友達かのように…

よすが
2か月前
4

馬に会える本。(4)

馬が好きだから、馬の近くへ行ってみたい。そんなふうに、物心ついた頃から思っていた。 大人になって、いざ乗馬クラブのサラブレッドの前に立ってみたら、かわい…

よすが
3か月前
9

休日

今月は、自由に動ける日が今日しかなかった。何をしようか迷ったけど、映画館で「PERFECT DAYS」をみてきた。やっぱり私は、淡々とした日々が描かれているような作品が…

よすが
3か月前
11

馬に会える本。(3)

メイショウドトウという馬がいる。競馬のお仕事をしていた馬で、今は牧場で暮らしている。 人間だって馬だって、仕事を全うしたあとどう生きていくのかというのは…

よすが
3か月前
8

静かな夜

大晦日ですね。 つい、一年を振り返ってしまいますが…。 どんな一年だったとしても、 静かに大晦日の夜を越えられているとしたら、 もうそれが、答えなのかなと思っていま…

よすが
4か月前
6

馬に会える本。(2)

仕事と暮らし。多種多様だから、選択肢が多すぎるから、悩むことも多い。しかもたいがいは、仕事内容ではなく、人とのあれやこれやで壁にぶつかっている。私は馬が好き…

よすが
4か月前
8

馬がいるって聞いたので。(3)

『多摩動物公園』 2022.11~2023.12 1年かけて計4回、多摩動物公園へ行った。たった1年でも、状況は目まぐるしく…

よすが
4か月前
7

馬に会える本。(1)

出会えるときって、出会えるものですね。 書店をふらふらしていたら、棚に飾られていた本の表紙に、ぐっと惹き付けられた。 なんて美しい馬なんだろう。 すっと手にとる。…

よすが
5か月前
7

おはよう

雨戸をあけたら 目の前の電線に小鳥がとまっていた。 うちの雨戸はシャッタータイプだから、ガラガラと音がうるさいのに、飛んでいかないでそこにいてくれた。 うれしく…

よすが
6か月前
7
思いたったので、深大寺

思いたったので、深大寺

休日に突然、出かけようと決めた。
向かった先は、東京都調布市にある深大寺。

歩道沿いの崖に咲くつつじを見ながら、
ふらふら歩いているうちに、店が。

入り口辺りに案内所があり、パンフレットが並んでいる。そこの案内人のおじちゃんおばちゃんにご挨拶。
すると、パンフレット類のそばにある小さな箱に、丸っこい木の実が入っていた。
どんぐりやらなにやら、木の実っていうのは、なぜだか心が踊る。
にやつく私に

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桜が散っても

桜が散っても

まだまだ
春の知らせが続いている

去年、菊を1株植えてみたら
今年は、ものすごく増えていた

スナップエンドウは無事に冬を越え、実り

ドングリはぐんぐん育つ

花々も咲き
庭に彩りがあふれる

植物の写真を撮っていて思い出したんだけど
古本屋で出会って一目惚れして購入した本も
この機会にご紹介しておきたい

写真集でもあり
図鑑でもあり
読み物でもあり
資料でもあり
とにかく
どのページも

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草むしりは散歩のようなもの

草むしりは散歩のようなもの

だいじなドングリちゃんの写真を撮ったついでに、
玄関先の花壇に蔓延る謎の草を熊手で掘り起こしていた。
どこからやってきたのか、今年突然生え出して、あれよあれよと増殖。
熊手が地中に刺さっていかないほどに、根が張り巡ってしまっている。
少しずつかき崩していくと、太い太い根がぐちゃぐちゃに絡み合っており、地中から球根のようなものが、わんさか出てきてゾッとした。
全体重をかけて引っこ抜く。
体力の消耗に

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目を瞑れば

目を瞑れば

私の育てているどんぐりの木
秋が深まっていって
葉がすべて落ちてしまったときには
このまま枯れてしまわないかと
心配でたまらなかったが
やっとやっと枝先がぽっくりと膨らんできた

このままぐんぐん大きくなって
そのうちどんぐりの実がわんさか成って
リスがちょろちょろと駆け回っては
どんぐりをもぐもぐ食べていく

あぁ、そんなふうになったらいいのに

目を瞑ってぼんやりしていると
そんな想いがふくら

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4月から、息子は新学期が始まる。
そうなれば、私の1人の時間がまたできるので、ぼちぼち馬に会いに行けるかも。
ふらっと馬に会いに行ける場所を探し始めよう。

ぼやき

ぼやき

どちらか一方が我慢したり頑張りすぎたりするんじゃなくて、
互いに少しづつ我慢し、頑張るってかたちで、
歩み寄ることはできないんだろうか。

配慮ってものの正体は何?
配慮するのは誰で、されるのは誰なんだ?
配慮ってルールなの?
ルールじゃないものって、どちらかだけが我慢しなきゃ成立しないの?

差別するなって言いながらも差別していたり、
配慮しろよって言いながらも自分は配慮していなかったり。
他人

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馬に会える本。(5)

馬に会える本。(5)

わたしは馬が好き。
だから、馬を知ろうとする。
そうすると、馬が暮らす場所を知ることになり、馬とともに生活する動物も知り、そばにいる人間のことも見えてくるようになる。
そんなふうに、なにかを好きになることで、少しずつ自分の中の世界が広がっていったりする。
この絵本は、そんなことを思い出させてくれる。

とはいえ、この絵本を手に取ったのは、絵がとにかく素敵だったから。
農場の様子、動物たちの様子が、

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今月も映画

今月も映画

先月に引き続き、今月も映画を見に行った。
今回みたのは「ハイキュー!!」だ。
これは、試合を観戦しに行ったも同然の迫力。
アニメを見ていく中で、本当の友達かのように感じていたキャラクターたちも、映画を見終わる頃には、自分のチームメイトのように思えていた。
なんなら、自分もコートに立っているかのような臨場感もあったりした。

ゆっくり、だらだらと過ごす休日も贅沢だが、
刺激を受けて、心が突き動かさ

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馬に会える本。(4)

馬に会える本。(4)

馬が好きだから、馬の近くへ行ってみたい。そんなふうに、物心ついた頃から思っていた。

大人になって、いざ乗馬クラブのサラブレッドの前に立ってみたら、かわいいだけではなく、ちょっと恐怖を感じた。それは相手が馬だからではない。どんな動物が相手でもそうだ。筋肉も、牙も、鋭い爪も、角もないこの体は脆弱すぎる。一撃されたら、一蹴されたら、私なんて遠くまで吹っ飛ばされてしまうはずだ。

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休日

休日

今月は、自由に動ける日が今日しかなかった。何をしようか迷ったけど、映画館で「PERFECT DAYS」をみてきた。やっぱり私は、淡々とした日々が描かれているような作品が好きだ。だって生きているだけで、じゅうぶん、いろんなことがあるもの。
パンフレットが売り切れていたのが悲しかったなぁ。

馬に会える本。(3)

馬に会える本。(3)

メイショウドトウという馬がいる。競馬のお仕事をしていた馬で、今は牧場で暮らしている。

人間だって馬だって、仕事を全うしたあとどう生きていくのかというのは、個々にとって切実な問題となる。特に馬の場合は、自分がこれからどうするのかを自ら決断することができず、その運命を人の判断に任せなければならない。

この本には、牧場で暮らす馬と猫との仲睦まじい写真がたくさん載っている。美し

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静かな夜

静かな夜

大晦日ですね。
つい、一年を振り返ってしまいますが…。
どんな一年だったとしても、
静かに大晦日の夜を越えられているとしたら、
もうそれが、答えなのかなと思っています。

今日までばたばたしていたので、
買い出しも、年越しそばやおせちの準備も、
なんなら大掃除みたいなことまで、
ギュッと今日に詰め込むことになってしまいました。
大晦日らしい、大晦日になりそうですが、
年越し直前は、
ゆく年くる年で

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馬に会える本。(2)

馬に会える本。(2)

仕事と暮らし。多種多様だから、選択肢が多すぎるから、悩むことも多い。しかもたいがいは、仕事内容ではなく、人とのあれやこれやで壁にぶつかっている。私は馬が好きだから、そんなときはたいてい馬のことが頭に浮かんでくる。与えられた仕事を着々とこなし、また、馬主からたっぷりの愛を受けて安心して暮らす馬の姿。はて、本来の私の役割はなんだっただろう?

この本には、6つの動物たちの仕事っぷ

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馬がいるって聞いたので。(3)

馬がいるって聞いたので。(3)

『多摩動物公園』
2022.11~2023.12

1年かけて計4回、多摩動物公園へ行った。たった1年でも、状況は目まぐるしく変わってゆく。それは仕事も、家庭も、そして馬も。
ちょうど1年前、初めて訪れたときに私を出迎えてくれた馬の名は「桃太郎」と「仁太郎」。北海道の家畜馬だ。「桃太

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馬に会える本。(1)

馬に会える本。(1)

出会えるときって、出会えるものですね。
書店をふらふらしていたら、棚に飾られていた本の表紙に、ぐっと惹き付けられた。
なんて美しい馬なんだろう。
すっと手にとる。ずしっと重い。
銀の箔押しで、
「エピタフ」と、タイトルが。
エピタフ…?
無知な私には、何のことなのか皆目見当がつかない。
「幻の島、ユルリの光跡」というサブタイトルと「岡田敦」という著者の名前も箔押しされている。
ユルリ…?
そっと、

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おはよう

おはよう

雨戸をあけたら
目の前の電線に小鳥がとまっていた。

うちの雨戸はシャッタータイプだから、ガラガラと音がうるさいのに、飛んでいかないでそこにいてくれた。

うれしくなって、慌てて携帯で写真を3枚撮る。
撮影会が終わったら、小鳥はぱたぱたと飛んで行ってしまった。

さて、あさごはん!

曇り空だけど、なんだか、ちょっと足どり軽やかになりました。