#300字小説/超短編小説『お子様うどんの器のキャラが微笑んだ』/#Monthly300/「毎月300字小説企画」第6回のお題「折る」/#monogataryお題「ご当地グルメを交えた物語」
「毎月300字小説企画」参加作品
『お子様うどんの器のキャラが微笑んだ』
#Monthly300 第6回のお題「折る」かつ
#monogatary 2023年6月1日のお題
「ご当地グルメを交えた物語」で創作した
超短編小説(#300字小説)を紹介します
※monogatary.com の説明は作品の後にあります。
1分程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。
---------------------------------------------------------------------
『お子様うどんの器のキャラが微笑んだ』
「イヤー!」
魔の2歳児、悪魔の3歳児の名付け親を表彰したい。
子育てする前は「自分の子を悪魔なんて毒親?」と怯えていた。
しかし今は、器をひっくり返す目の前の悪魔に震えている。
名古屋土産に浮かれて、きしめんを与えた5日前の自分を責めた。
外食でどこにでもあるうどんを食べないとなると……詰んだ。
血眼できしめんを探すのは、楽しいお出かけとは呼べない。
「ラーメン食うか?」
呑気な夫が薦めると、イヤイヤモードに入ったら折れないはずの悪魔が手を伸ばす。
「味濃すぎ!」と心が叫ぶが、泣き叫ばれるのに疲弊して許可した。
完璧を目指すと息ができなくなるから、折り合いをつけていくしかない。
テキトーではなく適度に。
---------------------------------------------------------------------
★記事を読んで、スキやフォロー、シェアなどをしていただけたら
励みになります。よろしくお願いします。
《今回投稿した300字小説の趣旨説明》
毎月300字小説企画 さんの企画に参加させていただく予定の作品です。
公式アカウント:@mon300nov
第6回のお題は「折る」だそうです。
本文:295字(空白・改行を除く文字数)
筆者:想田翠
※ 詳しくは、毎月300字小説企画 さんのTwitterアカウントをご覧ください。
《#monogataryお題を説明コーナー》
私の投稿した「#monogataryお題」とタイトルに含まれる関連記事を読んだ
経験がある方にはおなじみだと思いますので、スキップしてくださいね。
monogatary.com さんでは毎日12時にお題が発表されます。
私はそのお題をテーマに、またはそこから着想を得て
ほぼ毎日140字小説を創作し、投稿しています。
※毎回背景・フォントなども物語に合わせて選択しています。
↓ 想田翠 の投稿ページもよければご覧になってみてください。
※Twitterのアカウント 想田翠/140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
でも #monogatary ○月○日のお題「○○○」と明記の上投稿しています。
お題は時節に沿ったものやイベントごとにちなんだものもありますが
予測不可能で、monogatary.com のページを開いて初めてわかります。
お題にからめて140字小説を創作しているので、基本的に1話完結なのですが
自主的にテーマを設定したり、連作としてしたためる場合もあります。
他にも #140字小説 や #超短編小説 、#超ショートショートなども
投稿しているので、お時間がある時はぜひお読みください。
◆筆者のTwitterのアカウント
想田翠/140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
プロフィール記事はこちら。 ↓
ぜひ、他の投稿もご一読いただけたら幸いです。よろしくお願いします。
◆同じく「毎月300字小説企画」、第6回のお題「折る」で創作した
300字小説も、ぜひお読みください。↓
◆前々回の「毎月300字小説企画」、第4回のお題「靴」で創作した
300字小説、3作品もご一読くだされば幸いです。↓
スキやフォローだけでもありがたいですが、もしサポートしていただけたら 「あなたが紡ぐ文章にも幾許かの価値はあるよ」と認めてもらえた気がして……飛び上がって喜ぶと思います! 創作活動の励みになるかな。知らんけど。 (知らんのかーい! ……ふざけてません。想像がついていないのです。)