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呼吸療法認定士受験のリアルと全て
みなさん、大変お久しぶりです。
この度、第28回3学会合同呼吸療法認定士試験を受験し、見事?(なんとか)一発で
合格することができました。
これから受験される方のために、自分の赤裸々なリアルを暴露します。参考になれば幸いです。
①勉強方法と時期、時間使用した教材は、認定講習会テキストとアステッキ教材のみです。
正直に言います。認定講習会テキストはほとんで使っていません。eラーニングで講習
首下がりに対する全身への介入
首下がり症候群(DHS)は頸部伸筋群の著明な筋力低下によって、頚部中間位保持が困難となる一連の症候群である。
首下がり症状を頚部局所の障害として捉えるだけでなく、立位姿勢の評価から脊椎全体および骨盤帯にも着目し、立位姿勢全体の矢状面アライメントを是正することも有効。
疼痛の一例
・肩後面痛下垂した頭部を支持するために生じた僧帽筋の過用性疼痛
・頚部後面痛首下がり症状によって生じた頭板状筋の伸
階段昇降バランスの診るべき視点
昇降動作
昇段動作では,前肢接地(両脚支持相)から挙上相にかけて、前肢の大腿四頭筋と後肢のヒラメ筋が活動する。
このことは,大腿四頭筋とヒラメ筋の求心性収縮が身体の拳上と体重支持に貢献することを意味する。特に、後肢の足関節の筋パワーが,COMの上方
加速度と関連する。
大殿筋は,前肢接地から後肢接地まで活動し続け,立脚中の体幹屈伸の制動に貢献する。
一方,降段動作では,立脚期全般にわたりヒ
生活期における装具の必要性
装具無し歩行では装具歩行に比べ病巢側運動前野, 両側補足運動野, 非病巢側運動前野,内側一次運動野,病巣側外側一次運動野と推定される箇所にて有意な増加がみられた.
短下肢装具の使用では,前頭葉の運動関連領野の活動が限局されていることが確認された。
このことは,装具歩行ではパターン化された前頭葉の運動関連領野の活動に限局されているが,装具
なし歩行では,内反出現や立脚期における不安定が多くの領域
被殻出血の運動機能改善に大切なこと
重度の下肢運動機能障害をきたした被殻出血患者の運動機能改善予測には、
①年齢
②皮質脊髄路走行領域の損傷度
③SIASの体幹垂直性機能
が重要な因子となる。
①年齢
ラットやヒトにおいて、加齢は脳卒中発症後の運動機能回復を阻害する因子であることが報告されている。
②皮質脊髄路走行領域の損傷度
脳卒中発症により内包後脚に損傷をきたした場合でも内包前脚や内包膝が損傷していない症例におい
歩行でのフィードバック、フィードフォワードの注意点
身体状況や環境の変化に応じた動きの調整は、変化に対する応答と先を見越した予見的調整の2つのシステムがある。前者は,立位姿勢や歩行において
バランスが崩れそうになったときに視覚情報,体性感覚情報,前庭感覚情報により異常を感知し,修正しようとするフィードバック制御,後者は動作パターンの乱れが予見されるときに未然に対処するシステムで,フィードフォワード制御である。フィードフォワード制御はさらに予測機構(
大腿骨頸部、転子部骨折患者に対する自主トレのポイント
筋力強化を図るためには日常生活以上の負荷をかけることが必要。
一般的には最大収縮の60%以上の強度が効果的。
10RMで週2〜3回が好ましい。
四頭筋や臀筋の強化には、抗重力位における多関節運動を主体とした閉鎖性運動が効率的。
スクワットは屈曲角度や臀部を引くような姿勢に変化させることで伸筋群、屈筋群の協調的な発揮を高められる。
骨折後の立ち上がりは体幹を健側に傾斜させ、健側下肢を後方に
上肢懸垂用肩装具は意味あるのか?
肩の亜脱臼
筋緊張が低下した発症早期の麻痺側肩関節亜脱臼は、抗重力肢位となった際の棘上筋や関節包の過剰な伸張により、周辺の軟部組織に過度のストレスを与え、麻痺側肩関節周辺組織の微細損傷ならびに炎症の出現を誘発する。立位や歩行練習などの機会の増大に伴い麻痺側上肢が下垂位となる頻度が増えれば、そのリスクは高まる。
上肢懸垂用肩装具(オモニューレクサ)
上肢を引き上げる作用があり、X線撮像により、
片麻痺に対するボバース
正常姿勢反射は主として立ち直り反応と平衡反応から成り立つ。
これらの反応の持つ、共通の要素は、
①姿勢をコントロールするための姿勢緊張が正常である事
②多種多様な機能的運動パターンをつくり出すことができ、このパターンは全人に共通である事
③相反神経支配が正常に行われ協調された主動筋、拮抗筋、協働筋の収縮作用が行われること
正常では動かそうとする関節より近位の関節は協働筋の収縮により固定さ