マガジンのカバー画像

Read

27
読んだ本
運営しているクリエイター

記事一覧

見たもの読んだものたち。

更新ができてなかったので、日記がてら、ここ最近見たもの読んだものをつらつら記録。
▼映画
・ポケモン
ここ最近、ポケモンの剣盾を買ったりしたので、ポケモンの劇場版を見ています。見たのはミュウツーの逆襲、ルギア爆誕、エンテイ、セレビィ、ラティアスとラティオス、デオキシス、ルカリオ。
順番通りなようで、順番通りじゃない・・・でもおもしろかった。
お気に入りはエンテイとラティアス。
子供向けとは思えない

もっとみる
みどりいせき

みどりいせき

こんばんは。
PCと向き合うのも久しぶりになりました。
みなさま、お元気ですか。

今回の記事は読書記録。
読んだ本は大田ステファニー歓人さんの『みどりいせき』

この本、今年の2月5日に発売になった新刊で、作家の大田ステファニー歓人さんは、2023年のすばる文学賞を受賞しています。
私にしてはかなり珍しく新刊を買いました。
その心はとあるTwitter(と言い張る)のツイートがきっかけ。

ヤバ

もっとみる
楽屋-流れ去るものはやがてなつかしき-

楽屋-流れ去るものはやがてなつかしき-

この勢いで連続投稿できたらなあと思いますがどうでしょう。
そんなわたしです。

今回も読んだもの記録。
清水邦夫の戯曲『楽屋 -流れ去るものはやがてなつかしき-』(以下、『楽屋』)です。

私が製作としている(らしい)花色もめんは、今は人数が増えたり休業したりしていますが、これを読んだ当時は、女性4人、男性3人のユニットでした。
そして女性4人への稽古の練習戯曲として挙げられたのがこの『楽屋』だっ

もっとみる
源泉の感情

源泉の感情

みなさんおはこんばんちは。
結果書くのを放置する.…

今回は読書記録です。
三島由紀夫対談集『源泉の感情』を読みました。

先日といっても3月頃だったか、これもちょっと忘れちゃったんですが、とにかく大学時代の友達とウン年ぶりに会って飲みに行ってきました。
なんかアリスのレストランとかいうすごいキラキラしたところだったんですが、そこで三島由紀夫の話になり、この対談集を勧められました。

この対談集

もっとみる
Waiting for Godot

Waiting for Godot

みなさんおはこんばんちわ。
さおりさんです。
今回は読書記録です。

タイトルでおや、と思われた方もいるかもしれません。
読んだ本というか戯曲ですね、サミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』。
その英語版を今回教授にお借りして読みました。

わたしが『ゴドーを待ちながら』を知ったのは大学の時。
新聞部の部長だった友人が当時バンドをやっていて、そのTwitterでお気に入りの文学紹介なるものをや

もっとみる

冷血/トルーマン・カポーティ

8月ぐらいに読み終わった本で、友達に借りて半年ほど借りっぱなしだったうえに親父が裏表紙にコーヒーこぼしてあらららなそれはもう申し訳ない気持ちで友達に返した本であります。

「冷血」は、その昔アメリカのカンザスシティーで実際に起きた一家4人惨殺事件をカポーティ自身が事件の発生から犯人の処刑まで緻密に緻密に調査しまとめあげたノンフィクション小説です。カポーティは犯人を追っていた、もしくは取り調べした刑

もっとみる
プリティが多すぎる/大崎梢

プリティが多すぎる/大崎梢

久しぶりの読書レビューです!今日は大崎梢さんの「プリティが多すぎる」をご紹介したいと思います!文芸誌編集志望だったのにファッション誌編集配属になった若者リーマンの成長物語。

「プリティ、ポップ、ピュア、ピピン。女の子はPが好き」というキャッチフレーズを持つローティーン女子向けファッション誌ピピン編集部に配属された主人公の新見佳孝くん。華やかというより色がケバくて稚拙で最初は全然ついていけない。で

もっとみる
鉄道員(ぽっぽや)/浅田次郎

鉄道員(ぽっぽや)/浅田次郎

学校の図書館で借りてきたこの本、奥付を見たらなんと1997年の本。自分の生まれた年や....!

この本には表題の「鉄道員」を含め8本の短編小説が収録されています。「鉄道員」はテレビで時折見る映画のワンシーンと重なって涙なしでは読めません....
授業中に読まなくてよかった笑

他にも、私の収録中の短編のおすすめは、「鉄道員」はもちろん、「ラブ・レター」、「角筈にて」、「うらぼんえ」、「ろくでなし

もっとみる
名刺代わりの小説10選

名刺代わりの小説10選

Twitterで面白いハッシュタグがあったのでここにも書いてみます。
わたし、こういう本が好きなものです。

人間失格/太宰治
さよなら妖精/米澤穂信
グレート・ギャツビー/フィッツジェラルド
父親/遠藤周作
車輪の下/ヘッセ
金閣寺/三島由紀夫
暗幕のゲルニカ/原田マハ
野菊の墓/伊藤左千夫
壁/サルトル
四畳半神話大系/森見登美彦

死神の精度と私と鹿。

『死神の精度』伊坂幸太郎

この本にはちょっとビターな思い出がある。小説の書き出しにありそうな書き出しだが、
実際そうなのだから仕方がない。たぶん。
私がまだぷっくぷくの大学はいりたてのころ、私はバラ色のキャンパスライフを夢見て放送局に入った。いわゆる放送部である。
そのころはまだ私の同期は12人ほどいた。そのうちの一人との話。
われらが放送局では、入局した新入生に「あだ名」をつける風習があり、局

もっとみる

ちょっと前に買って積み本になってたのを課題のために慌てて読む所業。