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雑感

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そして誰も注意しなくなった。

そして誰も注意しなくなった。

大人になると、注意されなくなる。

よほどのことがない限り、「その言動はやめたほうがいいよ」なんて、公私ともに言われない。

たとえ「よほどのこと」があったとしても、言語化して伝えた自分が「なーにをエラそうにっ」と思われたり、恨まれたりしても嫌だし……ということで、そっと見て見ぬふりをする。

私は片手で数えられるくらいには、他人に注意をしたことがあるけれど、たいていは「反面教師にしよう」と“イン

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2拠点生活で変わった5つのこと

2拠点生活で変わった5つのこと

東京と大阪、ときどき別の場所。そんな2拠点生活を始めて、早くも8ヶ月ほど経とうとしています。その過程で知らず知らずのうちに、自分のなかに生まれていた変化を綴ってみることにします。

1.自宅で過ごす時間がより愛おしくなった現在の本拠地は東京です。18歳のときから17年間住んでいて、地元岡山で暮らした年月を越えようとしている、もはやホームといってもいい場所。

月の半分は東京の自宅で過ごしています。

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足りている、から始まる幸せ

足りている、から始まる幸せ

足りている——という感覚は幸せや安心感、心の平穏につながるものだ。今の私には、いろいろな物事が足りている。

頼りにしてもらえる仕事、やる気が漲る仕事。必要とされる喜びでする仕事と、本能が疼いてする仕事がある。

自分の「したい」を行動に移す際、躊躇なく使えるお金。例えば「来週、福岡行きたいな」と思い立ったら、航空券とホテルをさっと手配するだけ。

適度に動ける健康な体。キックボクシングでは打ち込

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「ここから消えたい」と望んでいた17歳のあなたへ、34歳の私からの手紙。

「ここから消えたい」と望んでいた17歳のあなたへ、34歳の私からの手紙。

こんにちは、私は今年35歳になるあなたです。17歳、高2だったあなたは「この世からいなくなりたい」と毎日のように願っていたよね。1年前まではクラスに友達がいてバカ話をしたり、男子Aくんから話しかけられる機会が増えるにつれて好きになったり、そこそこ幸せな高校生活を送っていたわけだから、天国から地獄へと不意に落下したような感覚だったと思う。クラスに友達と呼べる人がひとりもいなくなるなんて想像もしてなか

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2020年にさよならする。

2020年、私は何をしてきたのだろうか。感染症一色の1年で、それが仕事に大いに関係していた年だったと思う。ただ、働き方という切り口で見ると、医療現場で働く方たち、各種サービス・インフラなど生活の維持に欠かせない現場で働く方たち、仕事を失った方たちとは比較のしようがないくらい、安全な環境で働くことができていたと自覚している。会社も個人で受けている仕事もフルリモート。家や地元・駒込、お隣の巣鴨あたりに

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funnyなクリスマス・イブの記憶。

funnyなクリスマス・イブの記憶。

明後日はクリスマス・イブ。なんだかあっという間でした。

お友達のPuyo Drさんと、時々同じお題でnoteを書いています。ここで

もうすぐクリスマス。クリスマスの忘れられない恋愛エピソードは??(理想でも可)

っていうお題をいただきました。うーん……私も難しいです(笑)。

でも、ひとつだけ挙げるとすると、今から10年くらい前、クリスマス・イブに一緒に過ごすことになった男友達と、付き合う展

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二度と会わない恩人に恩返しできない代わりに、困っている大事な存在を助ける。自己満な行動だけど

二度と会わない恩人に恩返しできない代わりに、困っている大事な存在を助ける。自己満な行動だけど

恩返しをしたいけどできない、もう会うことのない相手がいる。私が困ったときに何度も助けてくれた人。本人に返せないぶん、別の人に返していきたい。

誰かを思う優しい気持ちや温かい心、それに伴う言動はまわりまわっていく。そう信じている。

4年ほど前、足の一部を痛めて、歩くのが困難になったときがあった。「どんくさい」としか言えないけれど、自室でなぜか滑って転倒したのが原因で、たった一瞬のことなのに、昼過

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相手の唯一無二になるの難しいけど、「この人じゃないとヤダ」と思い、思われるパートナーシップは諦めてない。

夜に1〜2杯のワインを飲むのが習慣化している。誰とでもない、家でひとりきりで。昨夜も友達とごはんを食べて、用事を済ませて帰宅したあと、白ワインを1杯、勢いよく飲み干した。1本じゃないよ、1杯よ。だから心配しないでください。なんていうか、お酒を飲まないと締まりが悪い感じのシーズン。

アルコールのおかげで身体が温まって、ふわふわといい気持ちになったあと、こんな投稿をした。単なる願望をつぶやいただけな

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他人の身体を「どうして?」と思うな

他人の身体を「どうして?」と思うな

つややかな肌に生い茂る、細く柔らかそうな黒い毛。

今も、この先も、彼女のそれに触れる機会はない。だから確かめようがないのだけれど、両目1.2前後の視力で、電車の向かい側に座る彼女の肌を見る限り、線の細い毛が肘から手の甲、膝下からくるぶしにかけての部位を覆っていた。

つい先ほどまで大きなリュックサックに顔を埋めて、身体を不自然な形で横に折り曲げて寝ていた彼女はむくっと起きた。本気で寝た後の顔。

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彼と友達でいる理由は、その心地よい距離感を半永久的に保ちたいから。

彼と友達でいる理由は、その心地よい距離感を半永久的に保ちたいから。

男友達Kと夕食をとった後、本郷通りをずっと歩いて、うちに向かった。彼が買ってきてくれたチーズケーキを家で食べることにしたのだ。

食事中から爆笑しすぎてメイクはよれよれだし、2kmの距離をマイペースに超高速で歩いて汗だくだし、もうぐちゃぐちゃというかドロドロ。

でも、そんなことは気にならない(お手洗いに立ったときに「あ、目元のベースメイクがよれてるね」と気づいて直す程度)くらい、表情筋を酷使して

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「美人」って書きたがるの何なん。もうええわ

なあ、「美人、美人」って何なん。いつまで書くんよ(岡山弁で書き出してみた)。

「美人妻がいるのに」「奥さんが美人なのに」「美しい妻がいながら」etc.

渡部建さんの不倫騒動は、女性への態度や接し方、不倫スポットなど、さまざまな問題点を含む内容でした。

その中で、私が一番気になったのは「オヤジジャーナル」(※プチ鹿島さん命名)を中心に、「佐々木希さんという美人妻がいるのに、この人はどうして不倫

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仲間たちに少しでも安心してもらうために私ができるのは、自分が元気でいて仕事を取ってくること。以上。

仲間たちに少しでも安心してもらうために私ができるのは、自分が元気でいて仕事を取ってくること。以上。

緊急事態宣言中、日記を書くと宣言したけれど「6日坊主」で終わっていた。気づけば、政府が緊急事態宣言の延期決定を発表する日が明日に迫っている。延期は確実だろう。不安や絶望を抱える人たちのことを想像する。知り合いの顔もちらほらと浮かぶ。でも、これは受け止めるしかない。辛いし、無感情になってしまうけど。



6日目の記録を残している最中にふと思った。こういう日々は年単位で続くんだろうなと。そして、6

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心の中で捨てる

「いらないわ」と感じた人間関係は(自分の心の中で)捨てることにしています。悶々とする時間は何も生まないので、「手放すのはもったいない。どうしようかな」とか執着せずに、潔く捨てるのです。

いる・いらないをどう判断するかというと、①心地よいかどうか、②自分の人生にプラスの影響があるかどうか、③単純に欲しいか欲しくないか、という視点です。さらにその3つを因数分解します。

恋愛関係で説明すると一番シン

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余計なLINEはストレスのもと。「配信停止」の意思を伝えて自分を守りたい

余計なLINEはストレスのもと。「配信停止」の意思を伝えて自分を守りたい

対面で余計な言葉を口にしない、Twitterに余計な文章を書かない、LINEやメール等で余計な文章を送信しない人になりたい。1on1のやりとりで、「余計だな」と感じる言葉を耳にし、文章を目にする度にそう思うのです。だってしんどいもの。

「余計」という言葉を辞書で引くと、いくつか意味があって、そのなかに「必要な度を超えてむだなこと。また、そのものや、そのさま」というのがあります。溢れているから受け

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