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世界観ノ創造
2024年5月8日 08:22
私たちは覚えたこと経験したことは、忘れるとそう教えられてきた。果たして忘れるという表現は正しいのだろうか。実際は忘れているのではなく思い出せていないだけだと、私はそう感じる。ありとあらゆる経験は全て保管されている。私たちが知らないのは記憶の取り出し方。
2024年5月7日 08:25
人の目に触れるほどに公で脚光を浴びるごとに私と言うものが局在化していく。私と言う存在が一点へ集中していくに従い人を惹きつける力は、より一層の強みを増す。そうして世界から切り離された私と言う象徴に私自身が圧し潰されてしまうのである。だから人目を避け恐れる
2024年5月6日 06:46
私たちはありとあらゆる事象と結びつき雁字搦めになっている。物を手放す。遺ったのは私たち。私を手放す。遺ったのは想い。何かを手放すたびに世界と一体化していく私。この世界に飛び出して何かを得るためだけに奔走していた。そのたびに世界から切り離されていく
2024年5月5日 07:36
弱く見えているものは必ずしも弱くない。軟弱な水が巌を削り弱弱しい根が硬い地面を貫き触れることが叶わぬ風が家をも壊す。私たちの目に弱く映るものが本当に弱かった試しが無い。真の強者は余計な干渉を避けるために弱く見えるように振る舞う。知らぬ間に負けている。
2024年5月4日 07:51
明暗の差異で像が顕わになる。想像も実像も同様に。幸福感が強くなれば不快な像が顕わになる疑念が強くなれば信仰心が生じる悪が跋扈すれば正義に強く憧れる愛が深くなれば敵が増える知識が増えれば自信を失う何かを求めようとするとそれを否定するものが追いかけて来る
2024年5月3日 07:36
私たちは当たり前に行動する。その行動で私たちは意識を具現化している。生命活動とは、いわゆる意識の具現化。この世界で何かをすればそれは意識を具現化した、ということ。宇宙の始まりは意識が行動に至った状態。私たちは意識を具現化するために生を受けたのである。
2024年5月2日 07:44
未来について思いを巡らす私は発散していく。人生で形成した自我について考える私は収束していく。発散は未来志向の私。収束は経験依拠の私。私は広がりもすれば集まりもする。その時、私が何を考えているかで私は、膨らんだり縮んだりしている。私はゆらいで彷徨う。
2024年5月1日 08:25
そのものの存在意義。存在する目的が達成されたのなら存在する意味を無くす。故に目的達成と同時に存在できなくなる。仕事の目的は問題解決。この世から全ての問題が解決されたのなら仕事は消滅する。一方社会の為に仕事を存続させようとする程問題は生まれ続ける。
2024年4月30日 06:58
私は過去の経験をあなたに当て嵌めて、あなたの感情を察するのである。私が感じるあなたの感情というのはあなた自身の感情ではなく、私自身の経験から来る感情なのである。私はあなたに感情を譲渡する。そうすることによって、あなたは感情をもった人間になるのである。
2024年4月29日 08:39
選んだ途端に均衡が崩れる。善か悪かのどちらかを選べば必ずその対称となるものが生まれそれが他者に割り振られる。釣り合いの取れた天秤。私が片方の皿の上の善を取り上げたのならもう一方の皿は沈み、その上の悪は大地に流れ落ちる。私が選択したがために、生じる争い。
2024年4月28日 08:31
意識すればするほどそれは崩れ落ちる。よく見ようとすればするほどそれは霧散する。思い出そうとすればするほど奥へと引っ込んでしまう。世界は天邪鬼。集中しようとすればするほど斥力が優位になって崩壊が始まる。この世界でじっと見ることは許されていない。
2024年4月27日 09:05
深い層に潜っている時は視界が悪く、遠くの景色が見えない。故に全体の像が見えずそれゆえ自分中心の強度が強くなる。深い層で長い時間過ごすといつの間にか孤立し自分の位置を見失う。だから深い層に潜った時は時々、水面から顔を出して大空を見上げ自分から離れる。
2024年4月26日 08:18
過去とは現在を基準とした相対的な概念。概念の制約上私たちは現在以外に存在することは許されていない。タイムトラベルしようとも常に私の時間軸は現在が中心となる。ゆえに過去は常に空想の中の概念であり続ける。未来から見た今は過去。過去を変えられるのは今。
2024年4月25日 08:29
私は確かにここに居る。居るには居るが、存在が認知されていない。私の話題が、そこにはない。故に私はそこには居ない。存在の強度が小さければ話題にすら挙がらない。存在の強度とは何なのだ。関連性、共通性、影響力、重要性、話題性これらが強度に影響を与える因子