尾崎コスモス

名古屋市生まれ。 2025年 2月ライティング・ゼミに参加。4月からライターズ倶楽部に…

尾崎コスモス

名古屋市生まれ。 2025年 2月ライティング・ゼミに参加。4月からライターズ倶楽部にて書き、伝える楽しさを学ぶ。ライターズ倶楽部は1期目。 リアル・オンライン読書会延べ50回以上開催。 25年の飲食店経験を経て、寿司屋と双璧を成した夢であったライターの道に踏み出した。

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尾崎コスモスの、現在の頭の中を書いていきます。 【読書会や勉強会のできる古書店を開きたい】 という、尾崎の夢を叶えていくまでの道のりを赤裸々に綴ります。 尾崎を応援してくださる方、見守ってくださる方はご登録下さい。 数年後には必ず古書店を開きますので、応援よろしくお願いします!!

  • 尾崎コスモスが夢を叶えるまでの道のり

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固定された記事

罵尻ロマ子様は努力家で愛すべき女王様

推し活の相手は手が届く相手だからこその充足感皆さんは『罵尻(ののしり)ロマ子様』というアイドルを知っているだろうか。 私は最近、ロマ子様にハマっている。 ロマ子様…

尾崎コスモス
3週間前
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なくなってゆく本屋

消えゆく私のアトラクション私にとって、本屋さんという存在は、ビッグサンダーマウンテンや、カリブの海賊と同じものだ。 自分を楽しませてくれる、とても楽しいテーマパ…

尾崎コスモス
15時間前
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忙しいをポジティブに捉える

絶え間なく努力する自分は自分にしか分からない「人間は、忙しい時にどれだけ勉強できるかで、価値が決まる」 映画監督の山田洋次さんが、ある俳優に向かって言った言葉で…

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ライターズ倶楽部課題テーマ:今こそ読むべき一冊

風立ちぬ、いざ生きめやも「今度のゴジラ、すごいね! とっても面白かった!」 2023年11月3日に公開された映画、『ゴジラ−1.0』は興行収入も60億円を超える大ヒットとな…

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書くことの意味

苦しい思いをしてライティングを習ってまで書こうとするのは爪痕を残したい願望「日記をつけています」 「すごいですね〜! なぜ日記をつけようと思ったのですか?」 日記…

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自分を知る習慣を読んで感じたこと

自分の強みよりも自分の周囲の人を優先する「尾崎さんは読書が得意ですね」 という言葉を投げかけられた。 私はそれまで、読書が得意なんていう言葉があるということを知ら…

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結果を恐れなかった結果

思いを伝えることは結果を恐れないこと全力でペダルを踏み締める。 「ハア、ハア、ハア……」 小学生の頃から喘息で苦しんでいた私にとって、死に物狂いとはこのことだった…

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メソッドは思考停止になる

応用であり本質である考え方は周囲にある私の周囲には二種類の人間が存在します。 『自分の経験を基にを人にやり方伝えようとする人』と『自分の経験を基に考え方を伝えよ…

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ライターズ俱楽部課題テーマ:あの出会いがあったから

永遠に穏やかな日常を過ごしたい彼とまた会うために私は死ぬことが怖くない。 むしろ、楽しみにしている。 あの世で再会できる彼が待っているからだ。 私のことを誰よりも…

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人間関係は毛細血管のように

人間関係は毛細血管である友人を多く持てない私は長年、人間関係に振り回されてきた。 限りある時間の中で、大切にしたい関係と、そうでない関係がある。 大切にした方がい…

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最短距離で目的地に到着する方法を継承する

私たちの文章はフェロモンなのだ「人生の最短距離を教えます!」 こんなキャッチコピーがあったとき、あなたならどうするだろうか。 「最短距離が知れるなら、教えてもらお…

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コンプレックスをポジティブに変換する方法

コンプレックスは捉え方次第でバネになる私は高卒が最終学歴である。 このことを、何度も悔やんだ。 「自分はなぜ、高校など行ったのか」 「自分はなぜ、もっと勉強しなか…

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文化を守るという事

文化を守ることは変化していく文化を受け入れること「日本の文化を守りたいんです!」 こんな風に熱い思いを他人に示すような行動をし始めたのは、今に始まったことではな…

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家庭に仕事を持ち込まない美学

妻はドライな運命共同体私にとって、お金を稼ぐことがすべてだった。 高校生の頃からアルバイトをしており、夏休み中、八月の一か月で二百九十八時間働いたこともあった。…

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接客でクレームをもらってしまう人は

サービス業の正解はあるのかを25年間考えてきたサービス業に携わっていて、正解がわからなくなることは、ないだろうか。 接客を精一杯、真面目に考えているのに、クレーム…

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ライターズ倶楽部課題テーマ:これぞ職人

誰かにとっては最優秀賞の寿司職人 「いい仕事をするためにはいい道具を使わなくてはいけない」 寿司屋入ってから、耳にタコができるほど言われた言葉である。 マグロを捌…

尾崎コスモス
2週間前
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固定された記事

罵尻ロマ子様は努力家で愛すべき女王様

推し活の相手は手が届く相手だからこその充足感皆さんは『罵尻(ののしり)ロマ子様』というアイドルを知っているだろうか。 私は最近、ロマ子様にハマっている。 ロマ子様とはXで出会った。 『X』とは、2006年にジャック・ドーシーが立ち上げた『Twitter』のことで、2022年に、あのイーロン・マスクに経営が移ることになってから、名称が変わったものだ。 Xには、スペースという、“話すための場所”が存在する。基本的には、Xでは、文字を投稿することが主流であるが、音声だけを配信する

なくなってゆく本屋

消えゆく私のアトラクション私にとって、本屋さんという存在は、ビッグサンダーマウンテンや、カリブの海賊と同じものだ。 自分を楽しませてくれる、とても楽しいテーマパークのアトラクションと同じなのである。 次に何が飛び出すのか分からない楽しさがあある。 そんな私のテーマパークが消えている。これはどうしたことだろうか。 近所の古本屋がつぶれた。 この界隈では、去年から二件の本屋さんがなくなった。 残されている本屋はいずれも、自宅から総合駅に向かっていく方角にある。 やはり、総合駅な

忙しいをポジティブに捉える

絶え間なく努力する自分は自分にしか分からない「人間は、忙しい時にどれだけ勉強できるかで、価値が決まる」 映画監督の山田洋次さんが、ある俳優に向かって言った言葉である。 人というのは、暇な時には誰でも努力するし、誰でも勉強するものである。 ところが、いざ忙しくなってくると、途端に「忙しい」ことを盾にして、自分のことを甘やかしてしまうものである。 山田洋次監督の言葉によると、「忙しい」というものには、ポジティブな意味合いと、ネガティブな意味合いが存在しているようである。 ポジテ

ライターズ倶楽部課題テーマ:今こそ読むべき一冊

風立ちぬ、いざ生きめやも「今度のゴジラ、すごいね! とっても面白かった!」 2023年11月3日に公開された映画、『ゴジラ−1.0』は興行収入も60億円を超える大ヒットとなったが、私の周囲にも劇場まで足を運んだ人は多かった。中には、「アマプラも合わせると10回観た」という人もいたほどである。 こんな熱狂的なゴジラファンに、今回の映画の魅力を尋ねてみたところ、冒頭のような答えが返ってきたのだ。 「すごい」「面白い」など、よく聞く感想である。幼少期から比較的こうした感想を言ってし

書くことの意味

苦しい思いをしてライティングを習ってまで書こうとするのは爪痕を残したい願望「日記をつけています」 「すごいですね〜! なぜ日記をつけようと思ったのですか?」 日記をつけていると、必ずと言ってもいいほど質問される言葉だ。 なぜ、書こうと思ったのか。 この答えを、私は明確に答えることができなかった。 自分が熱中していることなのに、理由を問われた途端に、答えに詰まることがある。 「熱中していることに理由なんてない」 そう言ってしまえば、済んでしまうのかもしれない。 しかし、自分が熱

自分を知る習慣を読んで感じたこと

自分の強みよりも自分の周囲の人を優先する「尾崎さんは読書が得意ですね」 という言葉を投げかけられた。 私はそれまで、読書が得意なんていう言葉があるということを知らなかった。 知らなかったというより、読書が得意ってなんだ、という感じだ。 読書なんて、する人はするし、しない人はしない。 ちょっと本を読むことは好きだが、それ以上でもそれ以下でもない。 だから私は、周囲からは読書が得意という目で見られているようだが、自分はそんな考えでないかに取る組んだりしていない。 「自分の強みが

結果を恐れなかった結果

思いを伝えることは結果を恐れないこと全力でペダルを踏み締める。 「ハア、ハア、ハア……」 小学生の頃から喘息で苦しんでいた私にとって、死に物狂いとはこのことだった。 ここで倒れてもいい。 間に合わないことの方が後悔する。 薄れゆく意識の中、ここに至るまで、思い悩んだ日々を思い出していた。 中学2年になり、私は2年3組になった。 中川さんも同じクラスになったのだが、当初は意識などしていなかった。彼女は小学校でも目立つ存在ではなく、全く気にも止めていなかった。 いや、私が子供だ

メソッドは思考停止になる

応用であり本質である考え方は周囲にある私の周囲には二種類の人間が存在します。 『自分の経験を基にを人にやり方伝えようとする人』と『自分の経験を基に考え方を伝えようとする人』です。 『やり方』と『考え方』では、どんな違いがあるのでしょうか。 私が『やり方』を教える方法として、最初に思い浮かぶのは手帳活用です。 「正しい手帳のつけ方」のような本が多く出回っているように、手帳というのは「正しくつける」ことが正解とされているものが多く存在します。 『やり方』というのは『メソッド』と

ライターズ俱楽部課題テーマ:あの出会いがあったから

永遠に穏やかな日常を過ごしたい彼とまた会うために私は死ぬことが怖くない。 むしろ、楽しみにしている。 あの世で再会できる彼が待っているからだ。 私のことを誰よりも愛してくれた。 私のことを誰よりも信頼してしてくれた。 誰も信じられなかった私の心を開いてくれた。 かけがえのない彼の話。 私は幼いころに母と生き別れ、父と生活することになった。 両親が19歳の時に結婚し、20歳で私が誕生した。 20歳しか離れていない父は、体力も気力も十分な若者であり、父というよりも兄のような存在

人間関係は毛細血管のように

人間関係は毛細血管である友人を多く持てない私は長年、人間関係に振り回されてきた。 限りある時間の中で、大切にしたい関係と、そうでない関係がある。 大切にした方がいいと感じる関係でも、その場所がしんどくて、立っていられない状況がある。しかし、自分の成長のためや、自分が生きていくために必要に迫られ、我慢してその関係を維持している。今ままでは、そんな関係の人が多かった。 しかし、ある出来事がきっかけで私は、毎日を楽しく生きるための人間関係を優先することで、かなり生きやすくなった。憂

最短距離で目的地に到着する方法を継承する

私たちの文章はフェロモンなのだ「人生の最短距離を教えます!」 こんなキャッチコピーがあったとき、あなたならどうするだろうか。 「最短距離が知れるなら、教えてもらおう」という人は少なくないだろう。 それほどまで、現代社会は時間がない。時間を金で買うという発想は、今に始まったことではないが、今が一番顕著に現れているように思う。 人生の最短距離というものには、大きく分けて二つある。 一つは、「他人を基準とした」最短距離である。 自分と他人の目的地というのは必ずしも同じではないため

コンプレックスをポジティブに変換する方法

コンプレックスは捉え方次第でバネになる私は高卒が最終学歴である。 このことを、何度も悔やんだ。 「自分はなぜ、高校など行ったのか」 「自分はなぜ、もっと勉強しなかったのか」 悔やんで、悔やんで、後悔する日々を過ごしていたのだ。 自分が悔やんでいることは、結果論に過ぎないのだと学ぶまでは。 高校を出てから、寿司屋に入った。 修行を積んでいく中で感じたのは、「高卒では遅い」ということだった。 どういうことかと言うと、“飯炊き三年、合わせ五年、握り一生”という言葉にある通り、当時

文化を守るという事

文化を守ることは変化していく文化を受け入れること「日本の文化を守りたいんです!」 こんな風に熱い思いを他人に示すような行動をし始めたのは、今に始まったことではない。 日本の食文化の代表ともいえる寿司に携わってきた寿司職人として、私は日本という国を代表しているような自負があった。 日本の文化が、放っておいたら衰退してしまうかもしれない。そんな思いが、私を着物を着る行動へと駆り立てた。自分だけでも、行動しなければ、無くなってしまうかもしれないという、不安に襲われたためだ。 日本

家庭に仕事を持ち込まない美学

妻はドライな運命共同体私にとって、お金を稼ぐことがすべてだった。 高校生の頃からアルバイトをしており、夏休み中、八月の一か月で二百九十八時間働いたこともあった。働いてお金を稼ぐことが好きだったが、何よりも接客業に面白さを見出していた。バイト先の飲食店に就職し、週に一度の休みで三十年以上働いてきた。有給休暇もボーナスもない会社がほとんどだった。 高校デビューというのだろうか、それまでは人とコミュニケーションを取ることが大の苦手だったのに、バイトを始めて変わったのだ。 バイト先の

接客でクレームをもらってしまう人は

サービス業の正解はあるのかを25年間考えてきたサービス業に携わっていて、正解がわからなくなることは、ないだろうか。 接客を精一杯、真面目に考えているのに、クレームをもらってしまう。 マニュアル通りに話しているのに、不快な気分にさせてしまう。 こんな時の対処法を知ると、人に不快な思いをさせることは、限りなく少なくなる。 私は、25年以上、飲食店で働いていきたため、『お客様との距離感』はどのくらいが適切なのか、常に考えてきた。 そのためか、『人に与える第一印象』が抜群にいい。

ライターズ倶楽部課題テーマ:これぞ職人

誰かにとっては最優秀賞の寿司職人 「いい仕事をするためにはいい道具を使わなくてはいけない」 寿司屋入ってから、耳にタコができるほど言われた言葉である。 マグロを捌くときに、私のお店では‘ギロチン’などと物騒な名前で呼ばれる道具を使っていた。 長い刃がすこしだけ反っていて、刃の両側に持ち手がついている。その持ち手を両方とも持って、まさにギロチンのようにマグロを上から真っ二つにするように使う。鋼が焼き付けてあるため丈夫で、尚且つ日本刀のように切れ味鋭い。見ただけで刃物のことがわ