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日本人の霊性

(バックグラウンドミュージックはこちらにて)


《日本人の霊性》


森羅万象、
全ての物、事に
古代、
縄文の頃より
ぼくら日本人は精霊の存在を感じ、
その中に神性を見てきた。

わたしは神であり、あなたも神であり
森の木々も草も山も川も岩も
火も海も風も雲も
太陽は勿論
月も星ぼしも。
我々が口から入れる食物、
わたしが作った物
あなたが作った物
全てに精霊が宿る。

流れる時間の中の
紡がれた糸。
過去から流れる記憶
未来から流れる意志
今にいるあなた
ここにいるわたし。

森羅万象を見つめていたら
遠くにある点と
一瞬の輝きとともに
一つになる。
大きなあなたを見つめていたら
そこにとっても小さなわたしが
宿っていた。


光輝く、宇宙の瞬きの狭間に
死は静かに近づいてきていた。
いや、いつもそこに静かに死はあった。
死というイニシエーションをくぐり抜けて
再び我々は永遠の世界へと還る。

森のイスキア、故佐藤初女は生活の中に祈りがあると言った。
おにぎりの一粒一粒に祈りを込め精霊を宿らせた。
熊を愛し熊と対等の関係を持った冒険家、故星野道夫は
カムチャッカ半島にてヒグマに食べられ永遠へと還っていった。
屋久島の詩人、山尾三省は死に際、オリオンに還ると言葉を遺した。三省という名はオリオンの真ん中の三ツ星に由来している。


ぼくは姪っ子にある日言った。
おばあちゃんは何処に行ったの?
おばあちゃんはお星さまになったんだよ。


ぼくらは死界の門をくぐった時
記憶の流れる川を渡る。
肉体の脳には記憶はなく
ぼくらが刻み込んできた記憶は
この川に流れていた
太古マウナン象を追いかけ
精神と科学の調和の中を生きる未来。
そして今、この瞬間、刹那。

生と死を繋ぎ
死して渡る川と
陰と陽を繋ぎ
ソラに煌めく天の川は
同じものだったという記憶が
真夏に流れる汗とともに蘇る


七足す七の円心の階層が
螺旋の渦を織りなし
太陽と月
そしてぼくらの地球は
ぐるぐると回る

わたしとあなたが
一つになるとき
ご先祖様が微笑んで
また、星ぼしは瞬いた





獅子座の門がヒライテ
死界の扉が開く前、
満月の夜に記す。




💫💫💫💫💫💫💫💫💫💫💫💫💫


ご一読ありがとうございました。


詩人、故山尾三省さんの奥様のnote。
アカウントは複数人の屋久島人によって運営されているようです。



星野道夫、中沢新一、宮沢賢治



note記事より。故星野道夫さん。



初女さんのおにぎり🍙



note記事からはラ・ラ・ラらんみかさ〜ん♪♪🍙



バックミュージック、クリスタルボール演奏はkaloさん💫(記事内の演奏はまた別の演奏です💫)



ヘッダー、富士山に因んで。

富士山に最も近いnoter🗻💫



富士山を最も撮っているnoter🗻💫




以上です✨🇯🇵🗾💫

ナマステ✨

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