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「堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法」
堤未果著「堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法」読了。
「ショック・ドクトリン」とは?
この手の話は、下手をすると「陰謀論」になるのですが、そのあたりのバランスが「ジャーナリスト」と「YouTuber」の違いかも。
著者の堤未果さんが「ショック・ドクトリン」に興味を持ったのは、9.11をツインタワーに隣接する世界金融センタービルで経験して、その後のアメリカの変容(
日銀がマイナス金利政策を解除
「日銀がマイナス金利政策を解除」のニュース。
経済ニュースには疎いのですが、「異次元の金融緩和」は故安倍晋三が進めた「アベノミクス」を代表する施策で、明石順平著「アベノミクスによろしく」を読んでいたので馴染みがある。
著者の明石さんは本業は労働事件に強い弁護士ですが、当時話題だったけど中身がよく分からなかった「アベノミクス」を分かりやすく解説してくれた。
アベノミクスは、「市場にお金を流して
「100分de名著 ナオミ・クライン ショック・ドクトリン 「惨事」を狙うのは誰か」堤未果
堤未果「100分de名著 ナオミ・クライン ショック・ドクトリン 「惨事」を狙うのは誰か」読了。
国際ジャーナリストの堤未果さんが、ナオミ・クライン著「ショック・ドクトリン 惨事便乗型資本主義の正体を暴く」を紹介する本。
日々のニュースを追っているだけでは、見えてこないものがある。
「ショック・ドクトリン」の生みの親のアメリカの経済学者ミルトン・フリードマンを信奉するシカゴ学派の弟子たちは、
ジョン・コナリー「失われたものたちの本」
ジョン・コナリー著「失われたものたちの本」読了。
今夏公開した「君たちはどう生きるか」で、宮崎駿監督がストーリーの下敷きにしたそう。
クレジットに載せないとまずいのではないか?というくらいモチーフが似ていましたが、完成度は原作の方が上でした。
不思議な世界に迷い込み、徐々にその世界の秘密が明らかになる。嫉妬から幼い異母兄弟を憎んでいた12歳の少年が、不思議な世界での経験を通して分別を身につけ