記事一覧
おかやま文学フェスティバル2
人通りは多い。通りの真ん中を67軒もの一箱古本市店が占領しているから、倍の人量と錯覚。でも、最後まで人通りが途切れることなく時間は思っていたより早く過ぎていく。人に本を売る、お金をいただくことが初めてな私は、まずその商いの仕方が正しいのかわからないし、改良する間もなく本を手に取っている人が前に立っている。人相や年齢を見て話しかけるかどうするか瞬時に判断。ま、ほとんどおばちゃんパワーで親しげに話しか
もっとみるおかやま文学フェスティバル
母が頭をどこかにぶつけて大きなタンコブをつくり、少し目の周りに内出血がみえる。これは、サイアク、参加をやめなければならないのかと思った。優先順位はそんな感じだった。だが、デイケアの日で本人は行く気満々。迎えに来た介護士さんも特に不安視する様子もなく受け入れてくれた。何かあったら連絡が来るだろう。
さあ、私は会場へ車を走らせた。それからは予行練習通り進んだ。荷物を商店街の端の方まで運んでいくのに、意
明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願いします
今年は前へ上へ半歩ずつ進んでいきます
WANTED2020第三弾!ハプニングいかがっすかぁ〜!
今年のWANTED2020第三弾が爆発!爆笑!でした。5年間のハプニングを5本。ハプニングの数は、こんなもんじゃないが、酒がうまい。
何がおもしろいって、リハーサルと違うその舞台を、やってる本人たちも練習と違う、よりによって本番一回きりの舞台で、いかにおもしろく、客を醒させないようにしながら、繋いで軌道修正し着地していくか。瞬時に判断する力。ミスを笑いにする腕前、プロフェッショナルを感じるよ。ハ
2020WANTED-1
今年のWANTED第二弾は5年間のコント映像見ながらWANTEDのお二人が解説するというもの。
5本のコント「ファーストフードーサン」「トイレの神様」「英会話教室」「i杉崎」「寄せ書き」
トイレの神様、このコント。実は、忘れもしない、岡山で初めて開催された2年目。私の空っぽになった心を埋めるため、手当たり次第、何かを探しに来た公演のひとつにすぎなかった。これが幸運の出逢いだった!
この会場の前
2020WANTED
毎年開催されていたWANTED公演。当然、今年2020年もどこの会場に行こうかなとか、どんなサブタイトルにしようかなとか、誰を誘って見に行こうかなとか、グッズはどんなんかなとか、溢れる想いは止まらない。
しかし、年を明けてからしばらくして、なんだか世界がざわついてきた。日本もざわついてきた。なんなんだ。あっという間に、日常が閉ざされてしまった。人の集まることはことごとく中止。身の回りの不自由さに固
若く逝った彼女はズルい
若くて綺麗なままの彼女
そのままの姿で私の中にずっといる
私がいったら 私だけがシワシワだなんて
ズルいよ
なくなった人の
誕生日を
忘れていない
「兄の終い」を読んで
村井理子著「兄の終い」に出会ったことは私にとって結果的に救いとなった。
コロナ禍の中、いろいろ内に向き合う時間が増えて、でも、だんだんと時は過ぎ、あの時の衝撃も薄れていく日々。(実際は薄れてもいなければ何も片付いてはいないことに気付かされるのだが)ある日、ネットを漂っていて見つけた馴染みの本屋の通販サイトでの紹介本。「兄の終い」その帯に書かれていた「一刻もはやく、兄を持ち運べるサイズにしてしまおう