貧しい環境での天才子供が考えた錬金術

お金のプロと言われる方々は常に資産のことを考えていると思います、お子さんへのお金教育を始めたりするときに何が資産で何が負債であるかの考えをしっかりと教えます

資産とは収益をもたらすもの簡単に言うと、お金を産んでくれるものですね、例えば不動産による家賃収入であるとか、その他投資などありますよね？
それはお金を産む資産、その自分の資産を見える形にして常に子供たちに教えていくことが必要だと考えられます

資産と負債の違いをしっかりと教え込んで書き出して説明をする、例えばわかりやすい所だと車、車は買っても日々のガソリン代や駐車場代メンテナンス代等お金は産みません

このようにわかりやすく説明することが大事です、お金を貯めていくのは簡単です自分の収入から先に貯金をして残ったお金でやりくりすると自然にお金は貯まります
しかし銀行に預けてもほとんどと言っていいほど利息はつきません、自身で貯めたお金をもとに得る仕組みづくりを考えましょう

まずはお金を貯めたところでどうやったら増えるかそれをある貧乏育ちの子供の経験談でお話をしたいと思います
「これは今から30年前に実際にあった実話です」

ここで説明をする子供は貧乏な生活の中いつも小学校の帰りに給食センターに余っている牛乳をもらうようにしていました、その子供は次第にこの牛乳を売れないものか考え給食センターのおじさんに交渉を始めました、そして毎日10本の牛乳を給食センターのおじさんからもらうようになります、この子供は交渉の際おじさん腐るより、捨てるよりは僕にもらえないでしょうか？お願いしますと頼み込み牛乳をもらいました

そしてその子供は近くの漁港に行きお店では80円（当時）で売っている牛乳を50円で売りさばきました毎日の売り上げは500円（月20日販売）完売です

500円の売り上げを貯蓄していき時には手作りおにぎりも販売し彼は月々10,000数千円と言う利益を手にしました次にその子供はトマトの種を買いました
そのトマトの種をもとに子供はトマトを育て収穫したトマトをこれもまた牛乳とともに販売するようになりました瞬く間に評判を呼び彼は1年間で100,000円ほどのお金を貯めましたその100,000円のお金をもとに彼はいつも牛乳やおにぎりやトマトを買ってくれる方々にプレゼントをしました、どのようなプレゼントかと言うと普段の牛乳の販売の時におじさんおばさん土日は何をしているのと質問し土日のおじさんおばさんの行動確認しました

この子供は、おじさんとおばさんが土日に競馬場に行っていることを確認し自分の親にお願いし競馬場にリュックいっぱいに詰め込んだジュースを持っていってあげたのです
競馬場につくといつも牛乳を買ってくれているおじさんとおばさんを探し出しいつも買っていただいてありがとうございますとジュースをリュックから取り出し渡し始めました
この子供がお前はなんてかわいい子供だとおじさんおばさん連中はその子供の頭を撫でて褒めてあげました
そうすると競馬で当たっているそのうちの1人のおじさんが坊主お前ほんとに可愛いなぁ〜よかったらお前おもちゃでも買えとお小遣いをくれましたそのお小遣いは2000円でした子供はこのジュースに費やしたお金は800円でしたこれぞ子供の錬金術です

相手に良い気持ちになっていただきお金も増える、人間関係を構築できる子供はこんなにも小さい時から自然の中で錬金術を身に付けていたのです後に彼はビジネスを手がけわずか4年の間に会社を年商4億円を産み出すまでの社長へと成長しました

小さな子供の貧しい環境での錬金術、この話を聞いた時の衝撃は今も心に残っています

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