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カレーの国バングラディシュ②

皆さんカレーはお好きですか?
巷ではカレーをスパイスから作る男はヤバいと囁かれているようですが、ABBもカレーが好きすぎてスパイスを調合してしまいそうです。

バングラディシュとカレー

バングラディシュ人は日頃何を食べているのか。
中々日本人にとってはメジャーな国ではないのでイメージがしづらいかもしれません。

実はバングラディシュは国土の西北東をインドに取り囲まれているのでインドと同様にカレーをよく食べます。

そんでもってバングラディシュのカレーが最強に美味しい。

人類はここ最近の傾向として、経済が成長し、生活が豊かになればなるほど糖質を摂取しなくなるらしいです。
日本でも糖質制限が流行っていますよね。
アメリカでも貧困層ほどファストフードをコーラで流し込む様な生活をしているので太っている人が多いです。
一方でエリートビジネスマンはシュっとしているイメージですよね。
最近は先進国では糖質=悪 の風潮です。
戦国時代の日本人は毎日米を6合食べていたとかいないとか。

バングラディッシュのスイーツ「ミスティ」
砂糖と小麦粉を9対1で混ぜ合わせて
砂糖水に浸して、砂糖にぶち込んだ後に、
上から砂糖をまぶしたような味わい。

バングラディシュは経済的に豊かな国ではないので、めちゃくちゃ糖質を摂取しています。
なんと米の摂取量が世界一らしいです。
飯時になるとお櫃に盛り盛りの米が運ばれて来ます。
チャイには親の仇かの如く砂糖を大量にぶち込んで飲みます。

上記ランキングをみても、貧困国=お米を良く摂取している。(なぜなら安いから)

だがABBはこの論調に一石を投じたい。
バングラディシュが世界一米を食べる理由は貧しさからだけなのではなく、シンプルにカレーが美味し過ぎて国民全体がハイパーご飯がススム君状態になっていると仮説づけている。

ご飯がススムくん。

濃いカレーと米。
これが嫌いな日本男児はおらんはず。

バングラディシュの食卓。
とにかくご飯が止まらない。

バングラディシュカレーは日本でもよくあるインドカレー屋のカレーとは異なる。
日本のインドカレーはインド北部っぽい物が多く、オイリーで濃厚な味付けなのに対して、バングラディシュはスパイス本来の風味が良く効いていて、シャバシャバしていて味が濃い。
ヒンドゥー教徒は少ないので牛もカレーにぶち込まれているし、国土の多くを河川が流れているので魚も多用されている。

その御姿は下記を参考にされたい。


米は日本米とは違い、バスマティライスと呼ぶ。
粘度が低く、パラパラしているためおにぎりとかには出来ないタイプの米。
日本米はインドを含めて南アジアでは一般的ではない。
この米もカレーと合っていてとにかく美味しい。

ネパールとバングラディッシュを旅し、ABBはカレーにうるさくなってしまった。
日本の国道沿いにはよくインドカレー屋があるが、日本米が出てきたらちゃぶ台をひっくり返してしまうかもしれない。

右手とバングラデシュ
インド人は右手でご飯を食べて、左手で〇ツを拭く。
という事は広く知られた一般教養であり、バングラディッシュも同様である。
飲食店では必ず手洗い場があり、男性達は食前食後にそこで手を洗う。
(女性は家でご飯を食べているので飲食店は店員を含めて100%男性。)

飲食店では身分や年齢に左右されずに誰しもが右手で米とカレーを混ぜ器用に口に運ぶ。
郷に入れば郷に従え。
ABBも果敢に挑戦した。
米の粘度が低いのは上に書いた通りだ。
右手で米とカレーを混ぜ混ぜして口に運ぼうとするも、相手はシャバシャバなカレーとパラパラは米。
無残にも口から零れ落ちるそれ。
その絵面は巨大な2歳児の様であったのでABBは諦めて今後スプーンを使用することにした。

南アジア全般で食べられているスパイス炊き込みご飯。「ビリヤニ」


次回。「観光客がいないバングラディシュ」




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