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それ、幻想かもよ!

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本当の自分とか幸せとか、そういうのって全部幻想かもしれないよ。
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2021年11月の記事一覧

「友達がいない」と嘆く高齢者に必要なのは、友達ではない

「友達がいない」と嘆く高齢者に必要なのは、友達ではない

中高年男性は必見の記事です。60代男性から寄せられた心の叫び。

それに対して、作家の石田衣良さんが身も蓋もない回答しています。

間違ってはいない。大体の高齢男性の末路は、友達もなく、趣味もなく、生きがいもなく、やることもなく、さりとて何かを始めようとする意欲もなく、ただ毎日テレビを見て過ごすだけの抜け殻となる。

まだ、配偶者が一緒にいてくれたりするならマシな方で、離婚や死別で独身に戻ったり、

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損得勘定もできない人間は、損得感情の赴くまま餓鬼と化す

損得勘定もできない人間は、損得感情の赴くまま餓鬼と化す

公明党の18歳以下一律給付のゴリ押しからドタバタとなっている給付金問題も含めた財政支出が今日閣議決定されたようだ。

事業規模78.9兆円ともあるので、一体中抜き業者にどれだけ利益が供与されるのかっていう話もあるが、今回の給付金騒動の最大の問題点は、国民同士の分断と対立を招いたところにある。

「18歳以下の子どものいる世帯2000万収入の富裕層に金を渡して、たとえば19歳の大学生を抱えるひとり親

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他人の成功事例ばかりを集めたがる人間は、結局何も行動しない

他人の成功事例ばかりを集めたがる人間は、結局何も行動しない

どういう形態の結婚のカタチがあっても別にいいと思う。だって、夫婦の問題だから外野がとやかくいう話ではない。

別居婚みたいなのがあってもいいし、ポリアモリー同士の複数合同婚みたいなのがあってもいい。以下の日経の記事にあるように、会社経営のパートナーのような形態の結婚があったって別にいい。後半の、恋愛感情があるわけではなくても、素のままの自分で心地よくいられる人とリモートで話しして、会ってすぐに結婚

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18歳以下一律給付問題。本当に困っている人を見て見ぬフリする政治ってなんなの?

公明党の選挙のためだけの公約を丸のみするようでは岸田内閣も期待できない。これの何が気持ち悪いって、もともと与党だったのなら政権担当時にやればよかった話。それを選挙の直前に打ち出してくる時点で姑息としか言いようがない。これを押し通すことで、すぐやってくる次の参院選挙でも同様の人参公約をぶちかまし、「前回の公約を実現したのは我々だ」と言いたいだけでしょう。完全に選挙のための道具にしている。彼らの政治人

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自分の見たいものを信じようとする宗教的な世代論マーケ、いつまで続けるの?

世代論については、事あるごとに「無意味」と提唱しているのですが(特に、マーケティングの分野では)、なんの宗教なのか、世代論絶対主義者は一向にいなくならないようです。

世代論の中でよく話題になるのが「若者論」。むしろ、最近は「Z世代」という言葉が氾濫して、あろうことか、そうやってレッテル貼りされている若者自身が、得意気に自ら「うちらZ世代だから」と言い出す意識高い系界隈まで出現する始末。

身も蓋

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