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【1分で読める】#46 永久思考:永久思考を手放し、前向きに生きる秘訣

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こんにちは!xxIPPOxx(いっぽ)です!自己紹介はこちら

以下のような経験はないでしょうか?

・嫌な出来事があった後、何度もそのことを思い出して落ち込んでしまう
・自分の失敗や恥ずかしい経験を何度も反芻し、気分が晴れない
・将来への不安を想像し、ネガティブなシナリオを頭の中で繰り返す
・人間関係のトラブルがあった時、相手の言動を何度も思い返してしまう
・仕事や勉強のストレスから逃れられず、休みの日も頭から離れない

これらは永久思考に陥っている可能性が高いです。

この記事を読むことで、永久思考から脱却し、前向きな思考を身につけましょう!



永久思考とは

永久思考とは、特定の思考や感情が頭から離れず、そこから抜け出せなくなる心理状態を指します。

ネガティブな出来事や感情に意識が向きやすく、そのループから自力で脱却することが難しくなります。

永久思考に陥ると、現在の物事に集中できなくなり、日常生活に支障をきたすことがあります。

また、不安やストレスが蓄積し、心身の健康にも悪影響を及ぼします。

例えば、大切なプレゼンで失敗したAさんは、その失敗体験を何度も思い出します。
プレゼン中のミスを思い出しては自分を責め、同僚の反応を思い返しては「馬鹿にされているに違いない」と被害妄想に陥ります。
そのような思考が頭から離れなくなり、次の仕事に集中できなくなってしまいました。

このように、永久思考は私たちの思考を過去や未来の出来事に引きずり込み、現在に意識を向けることを困難にします。

日常生活での永久思考の例

・好きな人に振られた経験を思い出しては、自分の何がいけなかったのかを考え続ける
・子育ての失敗を思い返しては、自分は親として失格だと自己嫌悪に陥る
・些細な言い争いの後、相手の言葉を反芻(はんすう)し、怒りが収まらない

ビジネスでの永久思考の例

・重要な商談に失敗した後、自分の至らなさを思い続け、次の仕事が手につかない
・部下とのコミュニケーションミスを何度も思い出しては、自分のリーダーシップ不足を嘆く
・競合他社に負けたことを考えては、自社の戦略の誤りを指摘し続ける

永久思考を克服する方法

永久思考を克服するためには、まず自分が永久思考に陥っていることを認識することが重要です。

以下に、永久思考を克服または軽減するための対策をいくつか紹介します。

  1. マインドフルネスの実践
    マインドフルネスは、今この瞬間に意識を向け、思考や感情をありのままに観察する練習です。
    永久思考に気づいたら、呼吸に意識を向けるなどしてマインドフルな状態を作り出すことで、思考のループから抜け出しやすくなります。
    定期的にマインドフルネス瞑想を行うことで、永久思考に陥りにくくなるだけでなく、ストレス低減や集中力の向上にもつながります。

  2. 思考の言語化と客観視
    永久思考に陥っている時は、思考を言語化して書き出してみましょう。
    頭の中でぐるぐる回っている思考を文章や図にすることで、客観的に眺められるようになります。
    思考を外在化することで、そのループから一歩距離を置くことができ、思考の偏りや非合理性に気づきやすくなります。

  3. 思考停止の技法
    永久思考に気づいたら、あえてその思考を止めるように意識します。
    例えば、「ストップ!」と声に出したり、思考停止の合図として指を鳴らすなどのトリガーを自分なりに設定するという方法があります。
    思考を止めた後は、現在の状況に意識を向けたり、好きな趣味に没頭したりして、思考を切り替えましょう。

  4. 認知再構成法の活用
    永久思考は、物事を悲観的・否定的に解釈する傾向と関連しています。認知再構成法を用いて、そのような非合理的な解釈を見直し、より現実的で適応的な解釈に置き換えていきます。
    例えば、「この失敗で全てが台無しになった」という考えを、「失敗から学ぶことがあった。今後は別の方法を試せる」という考えに切り替えるなどです。

  5. 行動活性化と気晴らし
    永久思考のループから抜け出すには、意識を他のことに向ける必要があります。好きな活動や楽しいことをして過ごす時間を増やしたり、軽い運動をしたりするのも効果的です。
    また、友人や家族と過ごす時間を増やしたり、新しいことにチャレンジしたりすることで、永久思考から距離を置きやすくなります。

まとめ

■永久思考とは
失敗などの嫌な経験を繰り返し考えてしまう心理

■対策
・紙に書き出す、向き合う。(寝る前”以外”がおすすめ)
・テトリスなど没頭する活動を行う(同時に他の事や考え事が出来ない活動)
・親友が同じ事で悩んでいたら、どのように声を掛けるか想像し、その言葉を自分で自分に掛ける。

■やっていはいけないこと
・考えないようにしようとする


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