【1分で読める】#47 白黒思考:「もうダメだ」はもうやめよう:柔軟な思考を育む方法
※リンクには、広告が含まれる場合があります。
こんにちは!xxIPPOxx(いっぽ)です!(自己紹介はこちら)
以下のような経験はないでしょうか?
周りの人が自分の意見に完全に賛同しないと、敵だと感じる
物事がうまくいかない時、すべてがダメだと思ってしまう
相手が小さなミスをしただけで、その人全体を否定的に見てしまう
仕事での小さな失敗を、自分の能力のなさの証拠だと考える
他人を完璧か無能かのどちらかでしか評価できない
これらは白黒思考に陥っている可能性が高いです。
この記事を読むことで、バイアスを取り払い、より柔軟な思考を持つようになりましょう!
白黒思考とは
白黒思考とは、物事を極端に良いか悪いか、正しいか間違っているかといった二元論で判断する心理的傾向を指します。
この思考パターンでは、中間的な立場や、グレーと言える状況がほとんど認められません。
白黒思考に陥ると、自分自身や他人、あるいは起こる出来事を極端にポジティブまたはネガティブに評価してしまうため、不必要なストレスや対人関係のトラブルを引き起こすことがあります。
例えば、仕事で小さなミスをした人がいたとします。
白黒思考に陥っている人は、そのミスをもとに、「私は何をやってもダメな人間だ」と自己評価を極端に下げたり、「あの人は完全に信用できない」と他人を一方的に判断したりするかもしれません。
このように、白黒思考は現実の多様性や複雑さを見落とし、自分自身や他人に対する不公平な評価や決断を下す原因になります。
日常生活での例
友人が約束を破ったとき、一度の過ちでその人全体を「信頼できない」と決めつける
自分がダイエット中に一度スイーツを食べたら、「もうダイエットは失敗だ」と全てを諦めてしまう
自分にとって「良い友人」か「悪い友人」かで区別してしまう
新しいレストランの料理が一度味が落ちたと感じたら、その後は「もう美味しくない」と決めてしまい、二度と行かない
ビジネスでの例
従業員が一度のミスで「信頼できない」とレッテルを貼られ、以後の業務においてもそのミスが影を落とす
新しいプロジェクトが初期段階で小さな問題に直面した時、「このプロジェクトは失敗する」と即座に判断する
白黒思考を克服する方法
白黒思考を克服するためには、まず自分の思考パターンに気づき、物事をより多面的に捉えることが重要です。
以下に、白黒思考を克服または軽減するための対策をいくつか紹介します。
思考の自動性に気づく
日常の判断や評価が自動的に「良いか悪いか」で行われていることに気づきます。この気づきは、自分の思考パターンを変える第一歩です。グレースケールで考える
物事が0か100かでなく、中間にもさまざまな数値が存在することを認識します。
例えば、成功と失敗の間には、部分的な成功や進行中の努力など、多くの段階があります。「でも」ではなく「そして」を使う
自分の言葉遣いを変えることで、思考も変わります。
「でも」は対立を生み出す一方、「そして」は異なる側面を受け入れる姿勢を促します。
例えば、「このアイデアは良いが、リスクもある」ではなく、「このアイデアは良い。そして、リスクも考慮する必要がある」と表現します。
これらの対策を通じて、白黒思考のパターンから抜け出し、よりバランスの取れた視点を持つことができます。
まとめ
■白黒思考とは
物事を0か100かで考えてしまうバイアス
■対策
・「単純化していないか?」を自分に問いかける
→現実の多様性や複雑さを思い出す。
・自分の思考を紙に書き出し、客観的に捉え、「この思考は役に立つか?」と考える。
・「何%か」と考える。0%や100%ではなく、その間があると認識する
最後までお読みいただき、ありがとうございます!(自己紹介はこちら)
デバイアスシリーズはこちら!
無理なく限界を突破するための心理学 突破力 Kindle版
情報を正しく選択するための認知バイアス事典
人生を豊かにするおすすめ書籍はこちら!
#xxIPPOxx_1分で読める_デバイアスガイド
#読書 #ビジネス書 #勉強 #健康 #仕事 #人生 #人生を変える #本 #知識 #人生が変わる #仕事術 #最近の学び #書籍 #書籍紹介 #本紹介 #ビジネス書
#心理学 #自己改善 #認知バイアス #思考の罠 #思考の偏り #偏った思考 #偏見 #知的謙遜 #クリティカルシンキング #意思決定 #ビジネススキル
#1分で読める #一分で読める #バイアス #バイアス解除 #デバイアス
#xxIPPOxx_1分で読める
#白黒思考 #思考の罠 #克服法 #柔軟な思考 #心理学 #自己改善 #思考パターン #ポジティブ思考 #ネガティブ思考 #自己啓発
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?