田中泰成

1980年2月10日生まれ。坂出市出身。大成治療院・院長。健康寿命で未来につなぐための…

田中泰成

1980年2月10日生まれ。坂出市出身。大成治療院・院長。健康寿命で未来につなぐための『予防メンテナンス』と『健康への気づきと知恵』を提供するべく、日々治療と研究に没頭中。

記事一覧

腸内細菌叢を育てよう

私は毎朝、毎晩、 食事🍚の前に必ず飲んでいるものがある。 それは、甘酒と豆乳ヨーグルトだ。 つまり、最初に発酵食品をとることで、腸に『乳酸菌』を取り入れる。 その…

田中泰成
4日前
2

あなたはどのストレス解消法タイプ?

現在は様々なストレス社会。 ストレスは大きく分けると4つに分類される。 ①肉体ストレス 身体を動かすることによる肉体ストレス ②精神ストレス 人間関係や仕事の重圧な…

田中泰成
11日前
3

元気に未来へ導くための3つの視点

今日は土曜日。 いつも通り早朝7時30分から治療開始。 最初の患者様は20代の男性。小学生の頃からスポーツのケアにずっと通われていた。 就職して県外に転勤。 久しぶり…

田中泰成
2週間前
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10年後の未来を考えて生きよう

私は内科医の伊藤裕先生の書籍を大量に読み込んだ時期がある。そこに書かれていたのが 『男女別で人がどのように衰えていくのか?』という内容だ。詳しくは書籍を見ていた…

田中泰成
2週間前
1

治療家が考えるモチベーションコントロール方法

治療家独自のモチベーションコントロール法。 皆さんは常にやる気に満ち溢れていますか? それとも 日々、モチベーションが上がらず困っていますか? 人間には体独自の…

田中泰成
3週間前

マッサージ師が語る自助論

●『自助論』S.スマイルズ著 竹内均訳 との出会い この本を買ったのはいつ頃だろうか? わずかな給料を全て勉強会代に注ぎ込んでいた時期…手持ちには、全くお金が無か…

田中泰成
1か月前
1

人生の大先輩からの教え

80歳から治療に通われ 昨日90歳になった女性患者様。 息子さんに先立たれたり…人生色々と辛いこともあったが、 今…とても幸福に満ちている…と話する。 毎朝、目が覚め…

田中泰成
1か月前
1

治療家が考える健康長寿の条件とは?

日々、治療活動をしている中で ●自分が長寿学から学んだ事 ●健康で長生きしている高齢者に共通する点 をまとめてみた。 当院、80代〜90代でもかなり元気な方がいらっ…

田中泰成
1か月前
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治療家の健康法

治療院でずっと篭って治療ばかりしていると起こり得る『治療家という職業独自のリスク』がある。 治療家である私自身もそうであるが… それ故に気をつけていることがある…

田中泰成
1か月前
1

指圧は養生法

身体が疲れていたり、肩こりがひどくなっていたり腰が疲れていたり…そういうところを『グ〜ッと押してほしい…』という欲望は無いだろうか。 そんな時こそ、指圧の出番だ…

田中泰成
1か月前

町の治療院は医療の『サードプレイス』

サードプレイスという言葉はスターバックスでお馴染みだが、語源はオルデンバーグ氏の「ザ・グレート・グッド・プレイス(The Great Good Place)」の中で提唱し注目された…

田中泰成
2か月前
3

治療家が考える発酵食

最近、来院者様の中で 肌艶が良くなったり 顔色が良くなったり お腹が柔らかくなったり… 明らかに良い変化が出てきている人たちがいる。その人たちが共通して実践してい…

田中泰成
2か月前
1

とある高齢者との思い出

『お世話になり、ありがとう。大いに頑張って下さい。さよなら』 この写真は ある高齢の患者様からの自分宛の手書きの今世の別れのメッセージ。 88歳から亡くなられる95歳…

田中泰成
2か月前
6

ドラッカーと私

大好きなドラッカー。 ドラッカーとの出会いは父の書斎。 読書家な父の書斎には ほぼ全てドラッカーの書籍が揃っていた。 2009年に事業を独立後〜2013年頃に 集中してドラ…

田中泰成
2か月前
8

鍼灸マッサージ師が勉強する理由

鍼灸マッサージ専門学校時代の生理学の教科書。ここで医療の基礎や医療人としての心構えを叩き込んでいただく。 自分から勉強したいと思い入った学校なので、専門学校の先…

田中泰成
3か月前
2

なぜ勉強をするのか?

小学生から国語や算数、 中学生で数学や英語、 高校生では文系、理系などに分かれて 学生時代には『授業』『試験』というものがつきものだ。 一方で 『受験勉強は必要な…

田中泰成
3か月前
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腸内細菌叢を育てよう

腸内細菌叢を育てよう

私は毎朝、毎晩、
食事🍚の前に必ず飲んでいるものがある。

それは、甘酒と豆乳ヨーグルトだ。
つまり、最初に発酵食品をとることで、腸に『乳酸菌』を取り入れる。

その後

野菜🥬サラダ
→肉🍖魚🐟などのタンパク質と玄米や蕎麦を食べる順番だ。

なぜ最初に発酵食品を取るのか?
それは腸内の菌を補充し、育てていくためだ。

●腸内細菌叢は育てられる

腸内細菌叢を育てる?
というとどういうイメ

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あなたはどのストレス解消法タイプ?

あなたはどのストレス解消法タイプ?

現在は様々なストレス社会。
ストレスは大きく分けると4つに分類される。

①肉体ストレス
身体を動かすることによる肉体ストレス

②精神ストレス
人間関係や仕事の重圧など心のストレス

③化学ストレス
薬や、食品添加物、排気ガスやその他化学物質による身体へのダメージ

④環境ストレス
寒い、暑い、湿度が高い、狭くて窮屈、ベッドが硬い、椅子が低い…などの環境要因

●長期間ストレスを溜め続けると身体

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元気に未来へ導くための3つの視点

元気に未来へ導くための3つの視点

今日は土曜日。
いつも通り早朝7時30分から治療開始。

最初の患者様は20代の男性。小学生の頃からスポーツのケアにずっと通われていた。
就職して県外に転勤。

久しぶりの再会だ。
『うぁ〜、凄く楽になりました!』

と学生時代には見たことのない笑顔とリラックスした表情を見せてくれた。私自身もとても嬉しくこの仕事をしていて本当に良かったと思える瞬間だ。

逆に考えると彼は今、それだけ忙しく、大変な

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10年後の未来を考えて生きよう

10年後の未来を考えて生きよう

私は内科医の伊藤裕先生の書籍を大量に読み込んだ時期がある。そこに書かれていたのが
『男女別で人がどのように衰えていくのか?』という内容だ。詳しくは書籍を見ていただければわかると思うが、大まかに説明してみる。

●女性のケース

①約12%が60代で急激に衰えて70歳を迎える前に介護状態となる

②約88%が70代で少しずつ衰え始めるが80歳を迎える頃はまだピンピン元気にしている。
そして80歳以降

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治療家が考えるモチベーションコントロール方法

治療家が考えるモチベーションコントロール方法

治療家独自のモチベーションコントロール法。

皆さんは常にやる気に満ち溢れていますか?

それとも

日々、モチベーションが上がらず困っていますか?

人間には体独自のバイオリズムがあり、
寝て起きるまでの間、大体午後2時ごろにはパフォーマンスが少し下がるようにできている。

また

日曜日に興奮するようなエキサイトしたイベントがあれば月曜日はモチベーションが下がるようにできている。

そういった

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マッサージ師が語る自助論

マッサージ師が語る自助論

●『自助論』S.スマイルズ著 竹内均訳 との出会い

この本を買ったのはいつ頃だろうか?

わずかな給料を全て勉強会代に注ぎ込んでいた時期…手持ちには、全くお金が無かった。

それでも、もっと自分を成長させたいと
ブックオフで100円コーナーで『勝間和代さんが推薦するなら‼︎』というきっかけで買ったような気がする。

開業して3年〜5年の時期

いくら頑張っても自分の納得のいく結果が出ない時期が続

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人生の大先輩からの教え

人生の大先輩からの教え

80歳から治療に通われ
昨日90歳になった女性患者様。

息子さんに先立たれたり…人生色々と辛いこともあったが、
今…とても幸福に満ちている…と話する。

毎朝、目が覚めて食事を美味しくいただけること。

散歩をして歩けること。

趣味の植物を育てて花が咲くのを見れるのが嬉しいこと。

毎晩ひ孫の顔が見れること。

毎日自分でお風呂に入れること。

『先生…私は本当にありがたい。家でこうやってお風

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治療家が考える健康長寿の条件とは?

治療家が考える健康長寿の条件とは?

日々、治療活動をしている中で

●自分が長寿学から学んだ事

●健康で長生きしている高齢者に共通する点

をまとめてみた。

当院、80代〜90代でもかなり元気な方がいらっしゃるが、

今までご病気をされていない方もいれば

昔、大病を患い、その後健康を取り戻した方もいる。

そういった方たちの共通点を7つ述べてみたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

①生きがいがある

『曾孫の成長を見

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治療家の健康法

治療家の健康法

治療院でずっと篭って治療ばかりしていると起こり得る『治療家という職業独自のリスク』がある。

治療家である私自身もそうであるが…
それ故に気をつけていることがある。

これはあくまで自分の見解であり、
絶対的に正しいものではないだろうが…

少なくとも施術家、治療家の皆様には当てはまる可能性はある。

またそれ以外にも、デスクワークの方や医療系、介護福祉系の方も参考にして、予防に役立ててほしい。

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指圧は養生法

指圧は養生法

身体が疲れていたり、肩こりがひどくなっていたり腰が疲れていたり…そういうところを『グ〜ッと押してほしい…』という欲望は無いだろうか。
そんな時こそ、指圧の出番だ。

●マッサージ師が語る施術のなんやかんや

患者様は背中や腰痛、肩こりや頭痛…様々な要因で来られるが、皆様、自律神経系が緊張し、

背中は亀の甲羅のように膨隆し、
押しても弾むことがなく硬い人が多い。

そんな患者様の体の組織が緊張しな

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町の治療院は医療の『サードプレイス』

町の治療院は医療の『サードプレイス』

サードプレイスという言葉はスターバックスでお馴染みだが、語源はオルデンバーグ氏の「ザ・グレート・グッド・プレイス(The Great Good Place)」の中で提唱し注目されたところからきている。

サードプレイスの定義は

『義務や必要性に縛られるのではなく、自らの心に従い、進んで向かう場所。趣味や息抜きなど心安らぐ場所』

とある。

オルデンバーグは、サードプレイスの定義として8つの条件

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治療家が考える発酵食

治療家が考える発酵食

最近、来院者様の中で

肌艶が良くなったり
顔色が良くなったり
お腹が柔らかくなったり…

明らかに良い変化が出てきている人たちがいる。その人たちが共通して実践していることの1つが『甘酒』を飲んでいることだった。

健康長寿の方が多い集落や、世界各国でも元気で活動されている国の地域を調べると
その傍には必ず『発酵食品』がある。

グルジアのマツォーニや自家製ワイン、

エチオピアの山岳地帯にあるパ

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とある高齢者との思い出

とある高齢者との思い出

『お世話になり、ありがとう。大いに頑張って下さい。さよなら』

この写真は
ある高齢の患者様からの自分宛の手書きの今世の別れのメッセージ。
88歳から亡くなられる95歳まで訪問。
開業当初、毎週、往診に行っていた。

書道にも通じたその方は
亡くなられる直前、
わざわざマッサージ師である自分宛にも別れの言葉を手書きで書いてくれた。

現在は
院内での治療が多忙なため往診の新規受付していないが…開業

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ドラッカーと私

ドラッカーと私

大好きなドラッカー。
ドラッカーとの出会いは父の書斎。
読書家な父の書斎には
ほぼ全てドラッカーの書籍が揃っていた。

2009年に事業を独立後〜2013年頃に
集中してドラッカーを読んでいた。

医療人としてはもちろん…経営者として、院長として…自分は一体、時間をどう使い、何に集中し、どういう心構えでこれからやっていけばよいか?

具体的に言うと…自分は
経営者でもありプレーヤー(治療家)である

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鍼灸マッサージ師が勉強する理由

鍼灸マッサージ師が勉強する理由

鍼灸マッサージ専門学校時代の生理学の教科書。ここで医療の基礎や医療人としての心構えを叩き込んでいただく。

自分から勉強したいと思い入った学校なので、専門学校の先生方の授業がどれも楽しく、
授業に行くことがとても楽しみだった。

その中でも2人ほど印象に残っている先生がいる…

1人目は解剖学の先生。
教科書を見ずにベラベラと話をする、その圧倒的な知識量の凄さに驚く。また心から解剖学が好きなんだな

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なぜ勉強をするのか?

なぜ勉強をするのか?

小学生から国語や算数、
中学生で数学や英語、
高校生では文系、理系などに分かれて

学生時代には『授業』『試験』というものがつきものだ。

一方で

『受験勉強は必要ない』

『方程式を知ったところで、社会に出たら役に立たない…』

という意見もある。

学校教育の是非の話はここでは置いておいて、

学生時代に勉強する大切さを考えてみる。

以下の5つだと考える。

●勉強の効能

①読解力がつく

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