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はじめて野外劇を観る (2024年3月の観劇記録)
3月は4本の芝居を観た。
なかでも、人生初めての野外劇は印象的だった。
どうしても観る作品の傾向が固定化されてしまうので、2-3ヶ月に1回くらいは全く知らない演劇を観ようと思った。
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骨と軽蔑ケラさんの新作がシアタークリエで上演。
その情報だけで面白そうだと思い、迷わず観劇。
物語は、内戦が起きているとある国で、戦争の兵器や武器を製造して生計を立てている一家の話
ギリシャと神奈川の狭間で(2024年2月の観劇記録)
2月は、ギリシア神話を基にした作品と、神奈川を舞台にした作品の2本を観劇。
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エウリディケ演出が白井晃さんなのに、世田谷パブリックシアター主催ではない不思議な公演。
ベースになっているギリシャ神話は何となく知っていたので、時代設定を現代に置き換えたという点に興味を惹かれて観劇。
しかし、抽象的なセットも相まって、あまり現代に置き換えた意図は汲み取れず、個人的には
こんな舞台を観てきた(2023年12月)
毎年12月は気になる舞台が多い気がする。
2023年も例に漏れず、気になる作品がたくさん上演されていて、その中から6作品を観劇。(うち一つはミュージカルコンサート)
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海をゆく者とてもいいお芝居だった…!
2009年が日本初演で、今回が再々演。
私は今回が初鑑賞。
物語について
アイルランドの劇作家、コナー・マクファーソンさんの作品。
簡単に言うと、5人のお
U30チケットの記録(PARCO)
これまでパルコ・プロデュースの多くの公演では、U25チケットの取り扱いがあり、私も非常にお世話になっていた。
このユースチケット制度が最近変化し、U30チケットとU18チケットの二本柱となった。
パルコがマーケット調査などを実施し、このように制度変更をしたのだと思うが、ユースチケットを使える期間が伸びて、私も率直に嬉しい。
これまでは「U25チケットの記録」として、座席位置等をまとめていたが、
こんな舞台を観てきた(2023年10月)
観たい舞台はたくさんありつつも、なかなか時間が取れず、割と早い段階からチケットを購入していた2作品のみを観劇。
簡単な感想ではありますが、備忘録を兼ねて残しておきます。
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浅草キッド北野武(ビートたけし)さんの自伝を舞台化した作品。
「音楽劇」と題している通り、舞台上にはバンドが常駐していて、上演時間の大半は演奏されていた。
物語は比較的シンプルながらも、休憩
こんな映像を観てきた(ナショナル・シアター・ライブ 2023年7-9月)
現在上映中の「ベスト・オブ・エネミーズ」も気になるけれど、観に行くタイミングがなさそうなので、二作品の感想を一旦アップしてみる。
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上半期の記録はこちら
オセロー何となくあらすじは知っていたけれど、ちゃんと観るのは今回が初めて。
シンプルな物語ゆえに、悲劇性が際立っているという印象だった。
今回のプロダクションでは、特定の時代を連想されないようなセット・衣装になっており、これが物語の普遍
こんな舞台を観てきた(2023年8月)
8月は4作品を観劇。
初チェーホフはなかなか難しかった…。
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カラフル世田谷パブリックシアターとアミューズによる、オリジナルミュージカル。
世田谷パブリックシアターでミュージカルの公演は、ずいぶん珍しい感じがする。
いわゆる夏休みのファミリーミュージカルのような位置付けなんだろうけど、丁寧に作られている作品だなという印象だった。
こういう公演はカラオケのことも
こんな舞台を観てきた(2023年7月)
これまでは2ヶ月まとめて書いていたけれど、放置しておくとすぐに記憶が薄れてしまうので、7月分からは1ヶ月ごとに書いてみます…!
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SUNNY物語はベタなんだけれど、ラストは思いがけず感動してしまった。
私は、日常を描いた現代劇のミュージカルが好きなので、そういう意味でドンピシャの作品だった。(原作の映画は未見)
キャストも皆さんハマり役だった。
奈美役の花總ま
こんな映像を観てきた(ナショナル・シアター・ライブ 2023上半期)
これまでも時々見ていたNTL。
せっかくなので、今年から鑑賞の記録をつけてみるとします。
(既にけっこう記憶は曖昧だけれど…)
レオポルトシュタットトム・ストッパードの最新作。
昨年秋に上演されていた新国のプロダクションは未見だったので、作品を観るのはこれが初めて。
トム・ストッパードの戯曲の中では易しいという前評判を聞いていたものの、やっぱり一筋縄で理解できるものではなかった。
私自身が、ユ