記事一覧
ウォーカブルシティの視点で見たヘルシンキ(その2 ベンチ編)
さて、前回から引き続きヘルシンキの話題です。
(唐突なPR)
新潟市では、9月16日から新潟駅前の東大通で、歩道や車道の一部を活用した社会実験を行います。(ふらっとのぞきにきてね)
新潟でも行われている道路活用の社会実験、日本だけでなくヘルシンキでも盛んのようです。
道路の一部にデッキなどを整備するパークレットやベンチやテーブルの設置がそこかしこで行われていました。
この道路活用の社会実験、
ウォーカブルシティの視点で見たヘルシンキ(その1 概要&自転車道編)
2023年8月初旬に、フィンランドのヘルシンキに行ってきました。
この春から新潟市の「人中心のまちなかづくり」担当となった私。世界に誇れる魅力的な※ウォーカブルシティ新潟を目指して、ヘルシンキというまちについて私なりの目線でレポートしていきます。
※ウォーカブルシティとは…歩くということに着目したまちづくり。直訳すると、「歩ける」だが、「歩きたくなる」まちづくりが意味合いとしては正しい。
まず
まちなか居住と自家用車の関係(自らの貧困エピソードを添えて)
僕は新潟市民なのですが、もっとみんながまちなかに住んでくれるといいなと思っています。
新潟は、自然や食は間違いなく最高なのですが、都市機能がもっと充実して、いつも面白い人たちが行き交うエリアができれば、さらに最高のまちになると思うのです。
そんなことを言っていると「私もまちなか住みたいな〜」と共感してくれる人もいますが、次に出てくる言葉が「でも、家賃も駐車場代も高いし車あるから無理。」です。
一生賃貸派の僕が、自邸用に中古マンションを買った理由
2022年6月はじめ。新潟市中央区本町エリアの築古のマンションを住宅ローンを組んで購入しました。
一生賃貸が良いと思っていた自分が、まさか住宅ローンを組むことになるとは・・・。人生わからないものです。
せっかく多額の金をかけるのだから、これに至った経緯や気持ちを、書いてみようと思います。とりあえず引越し完了するまでの期間続けてみよう。
今回は初回なので、なぜ中古マンションを買ったのか?という話で
まちを盛り上げるというのは手段であって、自分が何のために何をやりたいかを突き詰めないとキツイなーと思った話。
11月29日(日)に新潟駅にあるMOYORe:で開催されたトークイベントに参加してきました。色々と琴線に触れるキーワードをいただいたのでシェアしまする。
イベント概要イベントの概要についてサクッとお伝えします。
まず「MOYORe:」は〜みんなの駅の交流拠点〜として新潟のキーパーソンと県外のめちゃオモロイ人を呼んで、いつも良い感じのイベントをやりまくってるスペースです。“モヨレ“じゃないよ“モ
アフターコロナだろうが移動は死なない
交通事業者の半分が倒産!?公共交通ヤバイですよマジで。
日本モビリティマネジメント会議では、8月中旬までに事業者半分が倒産の危機とか言ってます。恐ろしい。
4月は新幹線などの都市間交通は約9割減、電車やバスなどの都市内移動は約6割減だったそうです。
幸い緊急事態宣言が解除されたので、半数が倒産なんてことにはならないでしょうけど、新しい生活様式には「移動は控える」なんて書かれていることもあり、交
”場づくりという冒険”を読んで〜君には他にないキモさがある〜
3月20日に実施予定だった生き方見本市@NIIGATA
全国で実施されているこのイベントの総括であり、新潟開催に向けた多大な協力をいただいた藤本遼さんが本を出版しました。
本書は、著者である藤本遼さんが全国の『場づくり』をしている実践者との対談を通して、『場づくり』について考察しているものです。
僕は4年前から新潟に移住した人の交流会を主催し、最近はプライベートでイベントや場をつくる側に回るこ
コロナによって、まちのニーズは”にぎわい”から”安全で贅沢な空間”にシフトする
外出自粛でやることもないので、読書やオンラインゼミでインプットばかりしています。そんな中でこれからは、にぎわいを作るまちづくりから「安全で贅沢な空間」が求められていくんじゃないかと考えた経緯をお伝えします。
1.コロナ社会におけるウォーカブルシティ考えるきっかけのひとつは、NPO法人自治経営が主催するこちらのオンラインセミナーでした。
テーマは「ウォーカブル都市(シティ)」
これは国の施策のひ