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『青春18×2 君へと続く道』に芭蕉の辞世の句を捧げたい
『青春18×2 君へと続く道』(2024年製作/123分/G/日本・台湾合作)【監督】藤井道人 【出演】シュー・グァンハン/清原果耶/ジョセフ・チャン/道枝駿佑/黒木華/松重豊/黒木瞳
センチメンタルな青春映画。台湾の日本へのリスペクトがあると思ったが日本の監督だったのか?年上の女性が死んでしまう(日本映画を暗示しているのか?)のを台湾の青年がセンチメンタルな感情を抱くというようなベタな青春映画
GW立夏駆けていく子供かな
今日は雨予報なので、昨日はなんとしても外に出ようと映画館に行ったのだが、けっこうマイナー映画なのに混雑していた。GWはもともと映画産業が生み出した言葉だと言う通りなのだな、と感じた。「ゴールデンウィーク」は晩春の季語だとのと初夏だという説があるがどっちなのだろう。気候としては初夏でいいと思うが。夏は立夏(5月5日)からなのかな。その前は晩春ということなのか。今日の一句。
季重なりだけど、立夏の区
シン・俳句レッスン119
あやめ
あやめと菖蒲と杜若(かきつばた)の区別がつかない。たぶん湿地帯に咲いているのが菖蒲や杜若でこれはあやめだと思う。
あやめのイメージは『たけくらべ』に出てくる美登利をイメージする。儚さかな。そういえば「あやめ」と名前の女子がいた。それほど付き合いはなかったのだが、いじめられっ子タイプだった。なんだろう。告げ口タイプかな。そんな噂というかだから無視していたのか?「あやめ」という名前は似合わ
多様性の旧約かと思っていたがそうでもなかった。
『物語としての旧約聖書: 人類史に何をもたらしたのか』月本 昭男 (NHKブックス)
神の似姿に作られた人間は、大地を「耕す」と現在では翻訳されているのだが、「アバード」は「土を耕す」の意味よりも「仕える」「仕事する」という意味であり、それは神の奴隷となって仕えるということなのだそうだ。そして、それに逆らったために土地から呪われて代々の人間に不幸が訪れるのだという。まさしく神の僕(しのべ)とはそ
GWチャイコかショスタコタコ踊り
一日置きに猫の日になることはわかっているのだが、昨日は聖書の本で躓いてしまった。最近、文学のなかで聖書に触れることが多く、モダニズムも聖書の思想がそれまでにない明るさをもたらしたのかと思い『物語の旧約聖書』をよんでみたが、そういう本ではなく古代イスラエルの歴史性みたいな話を中心とする聖書の物語だった。最初に聖書(旧約)には古代イスラエル以前のオリエントの神話が混じっているとされる。「バベルの塔」が
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