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私事

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局地的お家ことば

局地的お家ことば

各家庭にはそれぞれ家でしか通じない言葉がある。今日、思い出したことがあったのでつらつらと書いてみる。

社長(シャチョウ)
路上での缶々拾いを生業とされている人。
今回の台風では多くの社長が困ったことだと思う。ビッグイシューを見たら買おう。

祭り(マツリ)
パトカーがサイレンを鳴らしながら違反車を追いかけている時。
新横浜でよく聞こえる。聞こえてきたら「祭りやでー」と家庭内で声をかける。

パト

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東京モーターショー2019ライトなレポと、牛乳瓶の話

東京モーターショー2019ライトなレポと、牛乳瓶の話

東京モーターショーに誘われたので行ってきた。
人が多かったので一会場しか回らなかったけれども。興味は無くてもいざ会場に行ってみると予想よりは面白い。それでも詳しく知りたいというほど車に関心は無いので、人がどんなところに集まるのかを眺めていた。

電気自動車や自動運転のアピールが強い。

何に集まっているのだろう、と近づいてみたが、クイズをやっていただけだった。

ここも人だかりができていたが、わた

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#塩田千春展魂がふるえる

#塩田千春展魂がふるえる

森美術館にて、ふるえてきました。

どこかの人たち、そのなかの一人がわたしかもしれない。わたしの、あるいはどこかの誰かの祖先は船にのり、別の土地から渡ってきたのかもしれない。
へその緒のような赤い糸が、世界地図の上で通信されるデータがスパークするかのように、白い会場の中に広がる。
DNA、歴史、血縁、切りたくても切れない繋がりを真っ赤な糸は表すかのよう。

それを心の頼りにするとき。
その網目から

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スポーツいろいろ

スポーツいろいろ

ラグビーワールドカップ、南アフリカ対日本戦。前半までは頑張って見たんだけども、息を詰めすぎてしんどくなって、後半からはベッドで寝ながら音声だけを聞くことにした。

子どもの頃にラグビーの試合観戦に連れられたもののルールがわからないし幼すぎた。
結婚してから元ラガーマンの夫に連れられてラグビー観戦に何度か行ったけど、やっぱりルールが難しすぎた。

でもこのワールドカップで何試合も続けて見ることで、や

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ヘンコに恋をした

ヘンコに恋をした

十三歳だった。
ほぼ毎日一緒に帰宅していた幼なじみを、彼女の部室前で待つ。彼女の部活は放送部。「帰宅しましょう」というアナウンスをビートルズの『Let It Be』にのせて放送するまで帰れない。

わたしは放送部員ではなかったけれど、そんな理由で時々、夕方まで放送部員とどうでもいいことを喋っていた。その中にいたのがYくんだ。

放送部の男子というあまり表に出てこないタイプの生徒で、それにし

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『凪のお暇』のアナザーストーリー

『凪のお暇』のアナザーストーリー

この夏のドラマは『凪のお暇』を観た。原作マンガを知らないのと、こんなのではないと言う原作ファンもTL上にはいたので、いつか原作も読みたい。

のんびりと別世界を楽しむには毒親が怖すぎたが、主人公凪ちゃんのふわふわ天パがフィクション感をぐぐっと高めてくれて怖さを共感せずにすんだ。

ゴンさん。イケメンなんだけど、肩がぱっくり開いたTシャツを着ているから、俳優さんの小顔と鍛えられた首とぐるんと見える鎖

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北海道のここがえーぞ!

夏の北海道が大好きだ。関西出身で、名古屋・静岡と居を転々とし、今は関東に住むわたしにとって、景色が広くて涼しい北海道は珍しくて経験したことのないお気に入りの観光地だ。車窓から家々を眺めると煙突がついている。そういうことすら楽しい。

稚内の灯台。童話や映画の中にいるような夕暮れ。

おなじく、稚内の夕暮れ。
利尻富士が望める。昆布をたっぷり買って帰った。
この町はすこし寂しい町だった。ハマナスが道

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退職後の有名なアレ

退職後の有名なアレ

定年退職後の嘱託勤務も辞め、本格的に仕事をすることを終えた父が貸農園で畑を始め、自分史も書きたいと言ったことに驚いた件はTwitterに以前書いた。こんなにも有名な退職後のやりたいことTOP3に父が手を出すタイプだと知らなかったのだ。

よくよく話を聞いてみると、貸農園というのは父の職場を引退したグループが借りているもので、その中でもだいぶ先輩な爺さまが体力的にきつくなってきたから自分のブースを譲

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きっといつかは心休 #旅する日本語 #心休

きっといつかは心休 #旅する日本語 #心休

人の多い盆正月は横浜の自宅でじっとしている。9月や2月なんかに地元神戸へふらっと帰る。時期をずらすと羽田から神戸まで片道7500円の便もある。

上空から見る夏の雲はもこもこで美しく、瀬戸内海の小さな島々と大きな淡路島を眺められるのもよい。

実家に着き、ひと息つく。
17時前には夕食。あらためて両親の暮らしがおじいちゃんおばあちゃんのそれになったと思う。父母が冗談を飛ばし合い笑う。わたしが普段

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東洋陶磁美術館の記録

東洋陶磁美術館の記録

日本フィンランド外交関係樹立100周年記念 特別展「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア―コレクション・カッコネン」の同時開催の特別展として「マリメッコ・スピリッツ フィンランド・ミーツ・ジャパン」を開催。

◼️常設展は以下、二枚だけ撮影していた。
#美術館 #マリメッコ #夏休み

9年生きていた祖母

9年生きていた祖母

ある人が映画のポスターを何枚も持ってきた。

ジブリというアニメを作っているところの作品で、まだまだ知られていないけれどきっと人気になるはずだと、熱をもって口から唾を飛ばしながらまくしたてる。

楽しそうに興奮するその人の熱に私達も心が騒ぎ、あちこちの映画館にポスターを配ってまわることにする。

テアトル、ピカデリー。なかなか担当者には会えないが、きっとこの熱意を伝えるのだという使命感

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ペリーが生まれた日

ペリーが生まれた日

昨日アップした『付け乳首の話になった』はアクセスが伸びている。釣りタイトルのようになってしまったことは少し恥じているが、下ネタでもなんでもない、まじめな話なので記事の内容を変えるつもりはない。

恥ずかしさ、ということで書こうとは思っていた。少し前から。

夏。あの夏。通っていた保育園でプールに入る。
わたしが5歳くらいの頃である。ふと、男女で隣り合わせて水着に着替えていることに恥ずかしくなった。

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付け乳首の話になった

付け乳首の話になった

どうして付け乳首の話になったのか、あまりよく覚えていない。
女は化粧をしなくちゃいけない時が多いし、ブラも着けていないといけないし、それを楽しめる人はいいけど煩わしいといえば煩わしいですよね、というようなことを、話題があっちこっち飛びながら話したのだと思う。

だけどそもそも昔の日本の一般市民は混浴だったし、男も女も胸をはだけたりして屋内外で過ごしていたところをペリーによって報告され、色々あってそ

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味覚オンチの献立

味覚オンチの献立

今日も献立に迷っていた。
というのも、食べることにさほど興味を持っていないから、食べたいものがわからないのだ。
レストランでの食事は美味しい。実家のごはんも美味しい。チェーン店のおかずは真ん中より下。自分の作る料理は、虚無。

料理がまったくできないわけではない。レシピを読んで作るとそれなりのものができる。ただ、味見をしてもピンとこない。味がわからない。怖いから調味料の足し引きはせず、味が足りなか

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