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「ベイトマンニュース」スコットランドへの移住⑦スコットランドに家を買う
イギリスの家が売れてしまったので、急遽スコットランドに行って、その土地を感じ、売りに出ている家を実際に見に行ってみることにしました。ターゲットはスコットランドの東側。ゴルフの発祥地であるセントアンドリュースがあるファイフ地方とその北側にあるアンガス地方です。
実際に行ってみて、正直どちらの地方も好きでしたね。まずは大きく、やっぱりスコットランド、好きですね。広がる自然と、漂うゆっくりとした雰囲気
「ベイトマンニュース」イギリスとスコットランドの家の違い
前回スコットランドの家の外壁のペンキ塗りについて書きました。
スコットランドでは家の外壁を塗り替える、というのは普通に行われていることなんですが、私たちが長年暮らしていたイギリスでは、(窓枠のペンキ塗りは数年に一度行っていたけれど、)外壁のペンキを塗りかえる、ということはなかったですね。っちゅうか、イギリスの家は煉瓦造りだったので、外壁にペンキを塗る必要もなかったわけです。
そう、イギリスの家は
「ベイトマンニュース」スコットランド生活㊾アルギー退治
スコットランドの我が家は築10数年の一戸建てです。
大きな声では言えないんですが、実は私たち、この家を購入する前に実際に見たのは一度切り。しかもその時は雨だったし、その時点ではほぼほぼ別の家を購入しようと決めてしまっていたので、適当にサラ~っと見ただけやったんですよ。もちろん購入前には家のレポートとか、間取りとか、書類関係はじっくり見ましたよ。高いお買い物ですからね。そやけど慎重に、慎重に、何度も
「ベイトマンニュース」Be Good To Feel Good
「気持ちよく過ごすために 気持ちのいい人でいる」
「気持ちのいい人だから 気持ちよく過ごせる」
「鶏が先か 卵が先か」みたいなこの言葉。あたりまえのことかもしれないけど、真実を突いていて、なかなか意識してできない事やと思うんです。
これは自宅から患者さんを病院に連れて来た、移送サービスのおじさんがニコニコしながら私に言った言葉です。
常に気持ちのいい人でいることは、簡単なことではないです。
特
「ベイトマンニュース」ノルマに支配されると見えなくなる大事なこと。
先日病院でのトレーニングでこんな人に出会いました。
彼女はまだ30代前半の若い介護士さん。病棟で働き始めてまだ6か月の新人さんです。以前は普通の会社員でしたが、「医療の現場で働き、人を助けたい。」と強い意志を持って転職してきた、子育て真っ最中のかわいらしい人です。
子育て中の彼女は、夜勤メインで働いているそうです。そんな彼女が言います。「最近はチームの中で浮いている気がする。落ちこぼれのレッテルを
「ベイトマンニュース」スコットランド生活㊽スコットランドの初冬越え
私たちがスコットランドに移住してきたのは、昨年の1月の末のことです。
そう。引っ越してきたときは冬の真っ只中でした。それでも1月の終わりというのは、あちこちに春の気配が見え始め、気持ちが前向きになるいい時期なんです。(寒いけど)毎日少しずつ日が長くなってきている。(まだ寒いけど)スノードロップとかクロッカスなどの花があちこちに咲き始める。(ほんまにまだ寒いんやけど)農家が農地を耕し始める。
春がす
「ベイトマンニュース」スコットランド生活㊼家づくり・庭づくり
スコットランドに移住して1年とちょい。私たちが暮らしているのは築10数年の一戸建てです。
実は私がめちゃくちゃ憧れるのは「古い家」なんですよ。築数百年の、屋根に苔が生えているような、太い梁があちこちにあるような、味のある古い家。
だけどそういう家に暮らすのはほんまに大変なことも想像できます。メインテナンス、掃除、暮らしにくさ、寒さなど、お金も手間もかかるやろうなぁ。特に歳をとってから古い家で暮らす
「ベイトマンニュース」人間が本来持つ力を信じる。
放射線科で働き始めて改めて思うのは、「人間が本来持っている自然治癒力は(自分が思っているよりもずっと、ずっと、)素晴らしい」ということです。
骨折した患者さんが、ほんの数日後にレントゲンを撮りにくると、もうすでに骨がひっつき始めていて、その速さにはほんまにびっくりさせられます。
私は今までずっと病院で働いてきました。病院というのは基本西洋医学が中心で、悪い所を探し、その部分を切り取ったり薬などで
「ベイトマンニュース」身についた事は、離れている時間が長くても再開できる。
最近になって、新しく始めた事があります。いや、新しく始めたわけではないですね。正確には、およそ30年ぶりに再び始めたことがあるんです。
なんとそれは「バイオリン」です。実は私は小さい頃からバイオリンを習っていて、かなり長い間、そうですね。高校を卒業するまでのおよそ10年間、先生についてバイオリンを習っていました。
まぁ特別才能があったわけではなく、ものすごく練習したわけでもなく、結局はダラダラと「
「ベイトマンニュース」友達はいつの間にかできている。
先日4人の友達が遥々イギリスから遊びに来てくれました。彼女たちは以前働いていた病院で、一緒に働いていた同僚なんです。
私たちが働いていた乳がん検診は小さなチームで、私が担当していたアシスタントは4人だけ。私はそこでコロナ禍を含む4年間働いていました。
同僚は40代が2人、50代が1人、そして60代が1人。全員イギリス人で、それぞれクセはある(私自身を含む。笑)ものの、皆人として親切でいい人たちです
「ベイトマンニュース」日本人であることに助けられている。
早いもので日本を離れ、イギリスで暮らして30年近くになります。
私がイギリスに来てすぐの頃、そして私の姉が留学していた、それよりもっと前は、「日本人」というだけで、「一緒のバスに乗りたくない」とか「魚臭い」などのわかりやすい差別を受けたものです。
あの頃の日本の印象は、やはり「戦争」なのでしょうねぇ。戦争の時の日本人は(日本人だけではないけれど)、残酷で恐ろしいイメージが強かったんやと思います。
「ベイトマンニュース」秘境のゴルフコースに愛を感じる。
グレンコーへ一泊二日の旅に出かけたとき、夫には「今回はゴルフなし」と宣言してありました。というのも、夫は度を越えたゴルフきちがいで、常にゴルフのことを考え、ちょっとでも時間があればやるべきことも全部放り投げて、すぐにゴルフに出かけてしまうような人なんです。私もゴルフは好きやけど、週末もホリデーもずっとゴルフばかりなので、今回はさすがに違うことがしてみたかったんですよ。
ところが結論から言えば、結局
「ベイトマンニュース」たまに現実から離れてみる。~グレンコーの旅~
先日夫と2人で1泊2日の旅に行ってきました。
行き先はスコットランドの中で最も自然が美しいといわれるハイランド地方の中でも、ひと際人気の観光スポット「グレンコー(Glencoe)」です。
実はこの旅、私から夫への、延び延びになっていたクリスマスプレゼントなんですよ。クリスマスの時期、私は就職したばっかりでお休みもお金もなかったので、結局今になってしまいました。笑。
いつも日常に追われ、休みの日も家
「ベイトマンニュース」奇跡は自分で起こすもの。
スコットランド生活一周年を過ぎた1月末頃から、「うそでしょ?」と仰天するほどの、奇跡のような偶然が度重なって起こっていて、その結果予想もしていなかったようなご縁がどんどんと繋がり、広がってきています。
その一部をちょっと書いてみるとこんな感じです。
・私のブログを読んでくれていた、というスコットランド在住の日本人の方が連絡を下さった。彼女が暮らしていたのは、なんと私たち夫婦が毎週のようにゴルフを
「ベイトマンニュース」チューニングが合う感じ。
世界で一番使われている言語といえば、やはり「英語」やと思います。面白いのは、同じ英語であっても、使われている国や地域によって、発音も使われる単語も、全然違っているところ。
日本で教育を受けた私たち日本人が耳慣れているのは「アメリカ英語」です。山あり谷あり、ぐるんぐるんと回るような柔らかいアメリカ英語に対し、イギリスの英語は抑揚がなく、カカカカココココ、とモールス信号のように硬くて直線系。
私が初め
「ベイトマンニュース」働き方は人それぞれ。自分のやり方を見つける。
私が昨年12月から働いているのは病院の放射線科で、今日はレントゲン、明日はCTスキャン、と毎日違う部署で働くシフトが組まれます。現在はまだ働き始めたばかり、ということで先輩アシスタントたちと一緒に働きながら、多岐に渡る仕事の内容を学んでいる最中です。
これがなかなか興味深いです。同じ仕事でも、その人によって働き方が全然違います。
ある時私は2日連続で同じ場所に配属されました。でも一緒に働く先輩ア