「心理カウンセラー」「臨床心理士」への怒り




自分が自己愛性パーソナリティ障害だと気が付き

日常で出来る自己対策を練った後、

「緊急事態時にどこに頼るべきか」を思案している中で

候補として挙がった「臨床心理士」。

時期同じくしてこの「臨床心理士」資格をかつて持っていたという

男性自称「心理カウンセラー」の性暴行事件告発記事を偶然目にし

この事件自体が自分の障害とは一切関係がないものの

自分がちょうど緊急事態時の候補としてあげていた「臨床心理士」だった為

「少し調べたほうが良さそうだ」となり

事件の動向から「この臨床心理士とは一体何なんだ?」ということを

自分の為に調べていた。

その調べた結果が上の記事となる。







この事件を目にする少し前に

ちょうど誰でもなれる「心理カウンセラー」の男性が

心理職にも関わらず

「自己愛性パーソナリティ障害の人間からは逃げるしかない」

「自己愛性パーソナリティ障害の人間の被害はすぐに弁護士へ」

という発言をSNSでしていたのを目にしており

”通常であれば治療にあたるはずの人間がこういう発言をするのはおかしい”

と思い、

「心理カウンセラーとはなんなのか?」

「職域はどこまでの範囲なのか?」

「この男性は一体なぜこういう発言をするのか?」

と、徹底的に調べ挙げた。

その結果、

「心理カウンセラーという名称なら誰でも名乗れる」

「誰でもなれる限りなく黒に近いグレーの名称であり療法の指定ナシ」

「発言した男性に医療従事経験はなく、所謂”お悩み相談”しか出来ない事」

が分かった。

その時の記事がコチラになる。


この「心理カウンセラー」の男性のことを知ったおかげで

”心理を職業にしている人間でも全員が治療を出来るわけではない”

ということが分かった。

それもあって、

「誰がホンモノで誰がニセモノなのか見極めが必要だ」と思っていた。







その直後に「臨床心理士」という心理職を知ることになる。

初めは「緊急時の頼り先が増えるかもしれない」という期待はあった。

どうして自分がここまでするかと言うと

自分の「自己愛性パーソナリティ障害」というのは

気休めでなんとなくで治療できるほど甘いものではない

と自覚していた為である。

誰でも名乗れる「心理カウンセラー」のお悩み相談ごときでは

治療など出来るはずがない。

その自覚があってこそである。

自己愛性パーソナリティ障害含めた「人格障害」というのは精神疾患ではなく、

特殊な思考・特殊な行動パターンによる「障害」になる。

あからさまに他人が理解できる身体障碍などの「障害」とは意味合いが異なり

特殊な思考・特殊な行動が性格としてその人間の人格を形成すると考えられている為

「どこまでが障害となるのか?」という線引きが極めて難しいものになる。

「人格障害」の中でも色々あって

自傷行為を繰り返すものだと身体的にわかりやすいので障害特定がしやすかったりはするけれど

この「自己愛性パーソナリティ障害」というのはその傾向が少なく

寧ろ快活に見える人間が多い上、

口達者で社会的にそれなりのポジションの人間が多いため

「ただの気分で性格がそうなっているのか?障害だからそうなっているのか?」という見分け自体が非常に難しい。

また、自覚自体も非常に難しいので治療すら出来ないことが多々ある。

下は自己愛性パーソナリティ障害の特徴を書いた記事になる。


上の経緯もあって、「臨床心理士」を調べたわけだけど

正直「ここまで酷いとは思わなかった」というのが率直な感想

「心理カウンセラー」の男性と同じように

「自己愛性パーソナリティ障害からは逃げるしかない」だの

「人格障害なんか治るはずがない」だの

「自己愛は醜い」だの

およそ心理職の人間とは思えない発言をSNSでしている人間がやっぱりいた。

一番上の記事に書いた通り、

「臨床心理士」というのは”一応”心理職の最高ランクだと言われている。

「心理カウンセラー」と違って誰でもなれるわけではない。

なのにそういう人間が何故同じような発言をSNSでするのか

全く理解が出来なかった。

だけど、「臨床心理士」の資格取得までの過程・職域・能力などを調べてみて理由が分かった。

そもそも「臨床心理士」は医療従事者に当たらない。

あくまでも「緩和者」の立場に過ぎない。

なので「治療」という概念が「臨床心理士」には存在しない。

わかりやすく言えば「心理学の専門知識を持った聞き手」にしかすぎない。

だから資格団体の規定も非常に甘いもので済まされる。

また、法律上でも罰則の規定が存在しない。

同じ心理職の精神科医というのは「医者」なので医療従事者に当たり

患者の情報漏洩や金品の授受、その他社会規範に逸脱する行為は

刑法で罰せられる。

また、心理職に含まれる精神福祉士は公務員の場合があるので

こちらも相応の法律が適用される。

「臨床心理士」にはそれがない。

だからこそ、

一般常識ではおよそ考えられないセックスカウンセリングなんてことが

平気で起こる。

精神科医の場合、罰則規定もあるけれど

治療であるカウンセリング時に必ず看護師がついている。

患者と1対1にならない状況で治療行為にあたるため

その違いも一つあるとは思うけど

常識的に緩和行為としてセックスを用いるという発想自体がおかしい。

それを許した資格団体の倫理観に非常に問題があると思わざるを得ない。

その甘さが罰則規定を設けないことだと、個人的には思う。

また、心の専門家と表向きには言っているが

実際自分が調べたところ

「人格障害」に関しては知識・経験ともにないに等しい人間しかいなかった。

他の職業でも能力差があるのが常なので多少は仕方がないのかなと思ってはいたが

悉く「人格障害」に関しては顕著だった。

なぜか?

それは

「もともと緩和者だから医者でも治療の難しい人格障害を想定していない」

というのが実情だった。

職域として「緩和できる程度の精神疾患しか対象としていない」

だから対処の難しい「人格障害」の知識や経験がなくて当然といえば当然だと納得した。

ただ、自分たちが対象としていないからといって

自分たちのただの知識不足や経験不足を棚に上げて

一方的に「人格障害」に関して差別的な発言をしているのは許せない。

やっていることは自称「心理カウンセラー」の男性と同じことで

対象としてないなら対象としていないとハッキリ公表するか

心理職とはいえ「人格障害」の知識経験が不足しているのならば

一切発言しないというのが常識だと思う。

また、自分がこうして障害と向き合っていることに対して

「素人がなにをいう」みたいな軽蔑している発言も散見された。

確かに自分は素人なので心理学の専門知識はゼロで

自分の為だけに自己分析・自己研究をしている。

だが、「人格障害」について正しい知識を持っていない人間に

何故そこまで言われないといけないのか?

自分の為にやって何が悪いのか?

精神科医ですら治療の難しい「人格障害」で

有効とされる治療法自体が明確にない現状で

必死で自分で出来る範囲でなんとかしようとして何が悪いのか?

発言している人間にはこちらが納得できる回答をいただきたいものである。

それが出来なにくせに、知識も経験もないくせに

心の専門家だからといって誤った発言をするのは

「心の専門家」という立場を悪用した立派な差別行為にあたる。

自分でなんとかしようとしている人間からすると

許せない行為である。







拙い文章お読みいただきありがとうございました。







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