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※超ネタバレ有りかつ長文 バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)考察
レビューはこちらhttps://twitter.com/Primatomorpha/status/1496657136742711296 考察ブログなどでもバードマンのラストに関しては解釈が別れていますが、私なりの考えを…
映画監督 作風あるある
好きな監督の癖というのか作風や物語のテンポを壺を使って表現してみました。
【マーティン・スコセッシ】
(割れて粉々になった壺)
ナレーション「ひでぇもんだろ?なんでこうなっちまったのかを説明するには俺がまだガキだった頃に遡らなきゃならねぇ...」
(過去編開始)
ナレーション「...こいつはダチのフランキー。ケチなポン引きだ。ただ油断しちゃならねぇのはこいつがキレたら何をしでかすかわから
映画『ロブスター』のラスト考察 ネタバレあり
この監督の特徴でもありますが、この作品に関しても結末がどうなったかはあえて提示せずに解釈は観客に委ねさせる形になっています。
脚本の出来にもよりますが、投げっぱなしではないもう一度考える事ができる作品は結果として作品への没入感が深まるので僕としては好きです。
余談はここまでにして本題に入ります。
この作品のラストを簡単に書くと
『失明した女性を連れてコミュニティを抜け出したデイビッドは街中のダ
【ネタバレあり】ゴジラ キング・オブ・モンスターズ ストーリー考察
この作品は「怪獣が出てくるシーンの迫力は凄いけど、人間達のドラマ部分はいまいちだね」というのが一般的な評価のようです。
僕も初めは同じ意見だったのですが、確かに核兵器の描写や物語の展開面でご都合主義的な大雑把さこそあるものの改めて考えてみるのストーリー部分も中々のデキではないかと思ったのでその理由を考察を中心に発表していきます。
まずこの作品の登場人物で一番目立っている人物はなんと言ってもエマ
ネタバレ有 シークレットサンシャイン 考察
イ・チャンドンらしい観た後に考えさせられる余韻が残る本作ですが、僕はネットで一般的に言われている感想とは違う感想を持ったのでその事を書かせて頂きます。
いつものように結論から言わせてもらうとネット上では題名のシークレットサンシャイン「秘密の…隠れた太陽」は主人公を陰日向なくいつも支えてくれていたジョンチャン(ソン・ガンホ)を指していると言われているようですが、僕はそれは表面に過ぎず裏は…本当は神の
【ネタバレ】プロジェクト・アルマナックのラストシーン考察【観た後に】
どっちともとれるラストだったのでネットで調べてみた所、僕の考えとは違う考えの人ばかりだったので自分はこう思ったという考察をしたいと思います。
まず最後のあらすじを大まかに書くと、タイムパラドックスにより友人や愛する人であるジェシーを失った事への反省から過去へ(父との別れの日)と戻ったデイビッドはタイムマシンを破壊する事で将来にタイムマシンを発見して過去を改変する事になるという事実と記憶を消し去る
【ネタバレあり】テネットの最終戦とタイムトラベルの解説
難解で有名な作品である本作を解説する前にまずは本作を複雑たらしめている約束事の解説をしたいと思います。
この作品と言えば過去と現在が交錯しますが、バックトゥーザフューチャー等のこれまでのタイムトラベル物と比べると独特なルールがあります。
まずは物語の基本になっているそのルールを説明します。
この世界では回転扉という未来からもたらされた機械を使うことで過去へ飛ぶことが可能になります。
過去へ飛ん
【ネタバレ有】インセプションのラストの考察
監督本人も半ば認めている通りあえてどちらとも取れるようにしている事から解釈が別れている本作のラスト。
私なりに考察してみたのでそれをご紹介させてください。
まず私は「コマは回り続けた」派なのでその視点から考察していきます。
そう考えた理由としては「メメント」と「インターステラー」から受けた監督の作風からこの監督は割と真面目というのか、同じく難解な最後の多いイニャリトゥ監督の「ラストはあえて言わない
【ネタバレ有】グラントリノ考察【長文】
この映画といえば前半から中盤にかけての極上のヒューマンドラマからの後半の突然の展開が衝撃的ですよね。
脚本の巧みさ故か「孤独な老人と少年」という使い古された題材なのに、よくぞここまで魅力的な描き方をできるのだなぁと感心しました。
主人公のウォルトもその周りの人々も大好きになりました。このパートだけでも名作の仲間入りをしていたと思います。
このままあったかい雰囲気のままいくのかと思ってたらクリント・
※超ネタバレ有りかつ長文 バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)考察
レビューはこちらhttps://twitter.com/Primatomorpha/status/1496657136742711296
考察ブログなどでもバードマンのラストに関しては解釈が別れていますが、私なりの考えを書かせてもらいたいと思います。
まず、バードマンのラストというのはありのままに大まかに書くと、『悪戦苦闘しつつなんとか本公演に漕ぎ着けるも、前日に大物批評家のディッキンソンから
漫才師になった聖帝サウザー
「どうもー!聖帝十字陵でーす!わおわお!」
「いうことでね。この前ね。一方通行でさ 向こうから車来たのよ」
「あー。よくあるシチュエーションやね」
「そう。それでね。こっちは余裕あったから待つ事もできたけど、直進したの」
「なんでなん」
「相手も「ちょっとー!!」言うてきたから俺窓ガラスから顔出して言ったったのよ。『引かぬ!媚びぬ!省みぬ!』」って
「そこで名台詞出すんやね。バックしな