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読書の重要性―「読書」というだけのことが如何に「ヒト」が生きる上で必要なすべての要素を育てるか
私はここ2週間程、毎日、点字図書で借りてきた「銀河鉄道の夜」(宮沢賢治・著)を読んでいる。
私の目的としてはまず第一には点字を読む、ということ自体の訓練。
そこで、あらゆる事情が重なって、第一弾として宮沢賢治の銀河鉄道の夜を選ぶ運びとなった。
そのあらゆる事情というのはこの記事では割愛するが、そのうちの理由の中で大きなひとつが、今回の記事でお話したいことでもある。
元々その目的もあったのだが、毎
視覚障害者があなたの写真も楽しめる機能―ALT 代替テキスト
先日、ふと、あるかたと話していて、私たちは案外もう当たり前のように使っていたのですが一般には実は知られていないかもしれない、と感じた発見がありました。
そのため、本日は、代替テキスト機能というものを紹介してみたいと思います。
紹介できるほど詳しいわけではありませんので、興味があったらぜひその先へその先へと、もっと楽しい面白い便利な使い方へと進んでいただきたいものです。
代替テキスト機能、ALT
白杖使用者の冒険―通りすがりにわざわざ…!
#視覚障害者が嬉しいと感じた配慮 #障害理解 #視覚障害 #視覚障害者の日常 #バリアフリー
いつもいつも、さり気ない支えの暖かさ、本当に嬉しいのですが、これに輪をかけて感動した出来事がまた、ありました。
ある時、車通りも歩行者通りも少ないが歩道のない道路を歩いていると、後ろから自転車の車輪の音が。
ん、と思って歩く速度をゆるめると、私の右側を通り越しながら女性の声が「あ、ごめんなさいね、通り
「痛い」「眩しい」という言葉の一般的語弊
つい先日、私の主宰コミュニティで、ゲストも交えての座談会の収録を行った。
第1回目として、まずは、私自身の「視覚」の状態について。
私は、「眼球使用困難症」という呼び方をする他ない、という、要するに国の判断基準には当てはまらないが「視覚」自体を使うことが実質困難な、文字通り「眼球(というより視機能)使用困難状態」であるわけだ。
この辺りについては私の過去の記事をお読みいただきたい。
さて、とこ
相手が見えていない・聞こえていないから、気付かれないからといって…?
時々、ふと、思い出す、交代人格たちの記憶。
恐らくはこの器自体が、昔から(自覚ではそうは思っていないままに)視機能の異常があったからであろうと思われるのですが、視覚障害人格は多かった。
更には、脳性麻痺などの影響かわかりませんが、身体障碍の人格は多かったのでした。
半身不随の人格もいたし、聴覚障害の人格も数名おりました。
その中でも、聴覚障害の人格のひとりと、全盲の人格のひとりのエピソード。
点字ブロックについて/道端でのお声かけ
本日は点字ブロックについて…と、道端での声掛けについて。
点字ブロックとは
点字ブロックは、正式名称を、視覚障害者誘導用ブロックといいます。
1967年(昭和42年)、つまり今から60年弱前ですね。3月18日に、日本人によって考案され世界初、日本に敷かれたものだそうです。
ちなみに最初に敷かれた場所、つまり発祥の地は岡山だそう。
今や、誘導ブロックは視機能を使えない・使いにくい当事者たちにと
視覚障害者の生活の工夫―コーヒードリッパー
だいぶ以前の記事なので、私自身が記事を探して掘り起こすことができずリンクできないのだが、私は毎朝コーヒーを淹れるとき、なかなか曲芸を強いられている状態で恐怖と緊張がある、という記事を2つほど書いたことがある。
あの時は、ティーバッグ式のコーヒーならどうだろうか…などと言っていたのだが、なんと、全く思わぬ方向から新たな可能性が。
写真にうつっているものは銀色の逆三角錐の金属のドリッパーなのだが…
点字教室 第3回目/白杖使用者同士のすれ違い
#視覚障害者が嬉しいと感じた配慮 #障害理解 #視覚障害 #点字
点字教室 第3回目 内容
点字教室、第3回目の記録を共有させていただきます。
今までの記事はこちら(第一回目)とこちら(第二回目)をご覧ください。
本日は、母音+5・6点であるサ行から。
前回までに、まずは3点を使うナ行、文章の助詞ともなるワヲン(ついでに点数も少ないし下段なので特徴的)、3点に6点をプラスしたハ行、そして3
白杖使用者の冒険―何とも奇遇な道連れのご縁
#視覚障害者が嬉しいと感じた配慮 #障害理解 #視覚障害 #白杖使用者の日常
ご存知のかたはご存知。
私は、台東区の上野浅草エリアだが、月に1回程度、文京区の本郷三丁目に出かけて行く。
今までは電車を1回乗り継いで行っていたのだが、つい最近、点字図書館のある高田馬場へ都バスを使ってみたとき、途中で「本郷三丁目駅前」で停まったので、もしかしたらここも都営バスで行き来できるかもしれない?と思い、今