記事一覧

「ジョン・レノン 失われた週末」良かった点、残念だった点を挙げていく

ビートルズファン、とりわけジョン・レノンのファンはもう記事タイトルの映画を観た、とまではいかなくてもそういう映画があるんだ〜と小耳に挟んではいることでしょう。 …

どひ
4日前
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ビートルズ 個人的好きな「リンゴボーカルの曲」TOP5

「もしラバーソウルに『We Can Work It Out』が入っていたら」とか、「もしリボルバーに『Rain』が入っていたら」とか妄想したことがあるビートルズファンは少なくないでし…

どひ
2週間前
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2000年代 各年一番好きな洋楽アルバム紹介

2000年代の洋楽にどんな特徴があったかと訊かれて、こうだと言い切ることが出来る人はなかなかいないでしょう。 それほど多様化に多様化を重ねた2000年代。 僕はこの時ま…

どひ
2週間前
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Vampire Weekend『Only God Was Above Us』感想~「2020年代のロック」の一つの結論~

カートコバーン追悼記事目当てで購入した今月のロキノンで彼らの新譜がピックアップされていて、それもかなり絶賛されていたのを見て「ヴァンパイア・ウィークエンドかぁ・…

どひ
1か月前
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90年代 各年一番好きな洋ロックアルバム紹介

という訳で今回は90年代です。 90年代の洋楽、日本では70年代に匹敵する多くのファンを抱えるイメージ。僕も大好きです。 ではやっていきましょう。 今回も年代を通して…

どひ
1か月前
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80年代 各年一番好きな洋楽のアルバム紹介

60年代、70年代と各年で最も好きな洋楽のアルバムを紹介しました。 今回は80年代、というわけでここで一度20年分を振り返ってみましょう。 太字がイギリス勢です。 60年…

どひ
2か月前
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【ビートルズ禁止】60年代各年 一番好きな洋楽アルバム紹介

20世紀において60年代ほど「激動の時代」という言葉が合う時代はないでしょう。 そしてそれは洋ロックにも言えます。60年代の洋ロックを聴くということはもはや社会勉強に…

どひ
2か月前
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ローリング・ストーンズの魅力は黄金期から「Some Girls」に至るまでの三枚にこそある

ローリング・ストーンズのアルバムで一番好きなものは?と訊かれれば、多くの人は黄金期と呼ばれる60年代末期~70年代初期の「Beggars Banquet」「Let It Breed」「Sticky …

どひ
2か月前
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70年代 各年で一番好きな洋ロックアルバム紹介

洋ロックという観点から見れば70年代に好きなアルバムが集中しています。 ディスコグラフィ全部網羅して毎日欠かさず聴いてるくらい大好きな洋ロックのアーティストはオア…

どひ
2か月前
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ビートルズ 好きなアルバム未収録曲TOP10

以前公開したビートルズのアルバム&各アルバム好きな曲ランキングにて、そういえばパスト・マスターズやってない…と気づき、アルバム未収録曲ランキングとして別で書くこ…

どひ
2か月前
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ビートルズ 好きなアルバムランキング&各アルバム好きな曲ベスト5

信頼している音楽系YouTuberであるサッカリン氏が記事タイトルの動画を投稿していて、面白そうだと思い僕もやってみることにしました。 前編後編に分けず一気にやるのでま…

どひ
3か月前
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好きなアルバムランキングTOP100 前編

去年から社会人のぺーぺーのどひと申します。 音楽オタクを自称してはいますが上には上がいるというか、noteで色んな方の考察記事や紹介記事を読んで知見を得ている毎日で…

どひ
3か月前
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スピッツ好きなアルバム ベスト5

最近というか去年の10月ごろからなんですけど、スピッツにめちゃくちゃハマりました 元々「有名なシングルは全部聞いてて各アルバムから一曲ずつ好きなアルバム曲言えるく…

どひ
1年前
6

僕の偏愛してる洋ロックのアルバムを色々紹介

僕はアルバムの格付け記事を見るのが好きです。その人の思想が垣間見えるのが楽しいから。 特に好きなのが、分かりやすいところで言えばストーンズのサタニック・マジェス…

どひ
1年前
9

Radiohead「Jigsaw Falling Into Place」〜エド・オブライエンの凄さ〜

僕はレディオヘッドが好きです。 そしてエド・オブライエンが好きです。 彼は常に曲の引き立て役として、「なんやそれ…」というエフェクトを駆使して曲にアレンジを加え…

どひ
1年前
4

【エッセイ】子供の趣味嗜好における親の影響のデカさ

僕は小さい頃から親から音楽を聞かされて過ごしてきました。 母が運転する車に乗るときはビートルズとクイーンとビリージョエルを、父が運転する車に乗るときは大瀧詠一と…

どひ
1年前
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「ジョン・レノン 失われた週末」良かった点、残念だった点を挙げていく

「ジョン・レノン 失われた週末」良かった点、残念だった点を挙げていく

ビートルズファン、とりわけジョン・レノンのファンはもう記事タイトルの映画を観た、とまではいかなくてもそういう映画があるんだ〜と小耳に挟んではいることでしょう。

かくいう僕も漏れなくビートルズのファン、さらにジョンのファンでございまして、今週末は今住んでる大阪から東京まで行ってレッチリのライブを観るついでにジョンが訪れたという喫茶店を幾つか巡る計画を立てています。本当に楽しみです。

というわけで

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ビートルズ 個人的好きな「リンゴボーカルの曲」TOP5

ビートルズ 個人的好きな「リンゴボーカルの曲」TOP5

「もしラバーソウルに『We Can Work It Out』が入っていたら」とか、「もしリボルバーに『Rain』が入っていたら」とか妄想したことがあるビートルズファンは少なくないでしょう。
これらの曲を入れるのなら当たり前ですが曲数が増えてしまうので既に入っている曲をどれか一曲削らないといけない。

となると・・・ラバーソウルなら「What Goes On」、リボルバーなら「Yellow Subm

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2000年代 各年一番好きな洋楽アルバム紹介

2000年代 各年一番好きな洋楽アルバム紹介

2000年代の洋楽にどんな特徴があったかと訊かれて、こうだと言い切ることが出来る人はなかなかいないでしょう。

それほど多様化に多様化を重ねた2000年代。
僕はこの時まだまだクソガキですが、お小遣いを握りしめTSUTAYAに行って聴きたいCDをレンタルするという、「自分の意思で聴く音楽を選ぶ」という行為をし始めたのはこの時期。思い出深いです。

今回はそんな2000年代の各年で一番好きな洋楽アル

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Vampire Weekend『Only God Was Above Us』感想~「2020年代のロック」の一つの結論~

Vampire Weekend『Only God Was Above Us』感想~「2020年代のロック」の一つの結論~

カートコバーン追悼記事目当てで購入した今月のロキノンで彼らの新譜がピックアップされていて、それもかなり絶賛されていたのを見て「ヴァンパイア・ウィークエンドかぁ・・・。セルフタイトルのやつしかしっかり聴いてこなかったけど新譜も聴いてみるか・・・」と軽いテンションでサブスクで一回通して聴いてみたのですが・・・

めっちゃいいやん!!!

と一回通して聴いただけで分かる、言葉に出来ないよさがそこにはあり

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90年代 各年一番好きな洋ロックアルバム紹介

90年代 各年一番好きな洋ロックアルバム紹介

という訳で今回は90年代です。

90年代の洋楽、日本では70年代に匹敵する多くのファンを抱えるイメージ。僕も大好きです。

ではやっていきましょう。
今回も年代を通して同じアーティストは禁止です。

1990年 「Goo」-Sonic Youth

他候補
「Bossanova」-Pixies
「Pills 'n' Thrills and Bellyaches」-Happy Mondays

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80年代 各年一番好きな洋楽のアルバム紹介

80年代 各年一番好きな洋楽のアルバム紹介

60年代、70年代と各年で最も好きな洋楽のアルバムを紹介しました。

今回は80年代、というわけでここで一度20年分を振り返ってみましょう。
太字がイギリス勢です。

60年代

1960年 「Rockin' at the Hops」-Chuck Berry
1961年 「Blue Hawaii」-Elvis Presley
1962年 「Bob Dylan」 -Bob Dylan
1963年 「

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【ビートルズ禁止】60年代各年 一番好きな洋楽アルバム紹介

【ビートルズ禁止】60年代各年 一番好きな洋楽アルバム紹介

20世紀において60年代ほど「激動の時代」という言葉が合う時代はないでしょう。
そしてそれは洋ロックにも言えます。60年代の洋ロックを聴くということはもはや社会勉強に近いのかもしれません。

今回はそんな変化目まぐるしい60年代の各年で一番好きな洋ロックのアルバムを紹介します。

70年代でも同じことやってます。よろしくどうぞ。

前回と同じく、同じアーティストは禁止、加えて今回は60年代を語る上

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ローリング・ストーンズの魅力は黄金期から「Some Girls」に至るまでの三枚にこそある

ローリング・ストーンズの魅力は黄金期から「Some Girls」に至るまでの三枚にこそある

ローリング・ストーンズのアルバムで一番好きなものは?と訊かれれば、多くの人は黄金期と呼ばれる60年代末期~70年代初期の「Beggars Banquet」「Let It Breed」「Sticky Fingers」「Exile On Main Street」の四枚のうちのどれか、もしくは78年発表の「パンクへの解答」として名高い「Some Girls」、はたまた初期ファンなら「Aftermath」

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70年代 各年で一番好きな洋ロックアルバム紹介

70年代 各年で一番好きな洋ロックアルバム紹介

洋ロックという観点から見れば70年代に好きなアルバムが集中しています。

ディスコグラフィ全部網羅して毎日欠かさず聴いてるくらい大好きな洋ロックのアーティストはオアシスとビートルズで彼らのメインのフィールドはそれぞれ90年代、60年代なのですが「全部しっかり聴いてるわけじゃないけどこのアルバムは好きだなあ」くらいの距離感のアーティストは70年代が一番多いです。(もちろんその中には年代を跨いで活躍す

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ビートルズ 好きなアルバム未収録曲TOP10

ビートルズ 好きなアルバム未収録曲TOP10

以前公開したビートルズのアルバム&各アルバム好きな曲ランキングにて、そういえばパスト・マスターズやってない…と気づき、アルバム未収録曲ランキングとして別で書くことにしました。

では早速やっていきましょう
マジカルミステリーツアーは今回アルバムとしてカウントします。

10位 Bad Boy
ジョン・レノンの声は最強ということを再確認出来ますね。しゃがれという訳でもなく、透き通ってるという訳でも無

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ビートルズ 好きなアルバムランキング&各アルバム好きな曲ベスト5

ビートルズ 好きなアルバムランキング&各アルバム好きな曲ベスト5

信頼している音楽系YouTuberであるサッカリン氏が記事タイトルの動画を投稿していて、面白そうだと思い僕もやってみることにしました。
前編後編に分けず一気にやるのでまあまあ長いです。それでもよろしければどうぞ。

では早速やっていきます(サッカリン氏リスペクトの開始即本編)

13位 Yellow Submarine

まあ、流石にね。これが最下位では無いビートルズのアルバムランキングを見たこと

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好きなアルバムランキングTOP100 前編

好きなアルバムランキングTOP100 前編

去年から社会人のぺーぺーのどひと申します。
音楽オタクを自称してはいますが上には上がいるというか、noteで色んな方の考察記事や紹介記事を読んで知見を得ている毎日でございます。

ロック、テクノ、ヒップホップなど、音楽を聴くという行為を好きになってもう久しいですが、そろそろ「自分が好きな音楽」を整理するべきなんじゃないかなと思ってこういう記事を書き始めてみました。

どうせあとから「あのアルバム忘

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スピッツ好きなアルバム ベスト5

スピッツ好きなアルバム ベスト5

最近というか去年の10月ごろからなんですけど、スピッツにめちゃくちゃハマりました

元々「有名なシングルは全部聞いてて各アルバムから一曲ずつ好きなアルバム曲言えるくらい」には好きで、それがさらに過熱した感じです。

なんで急にハマったのかと言われたら、正直具体的には説明できないんですけど、「国民的なポップバンド」という僕の中に元からあったスピッツへのイメージが完全に消え去ったからな気がします。ハマ

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僕の偏愛してる洋ロックのアルバムを色々紹介

僕の偏愛してる洋ロックのアルバムを色々紹介

僕はアルバムの格付け記事を見るのが好きです。その人の思想が垣間見えるのが楽しいから。

特に好きなのが、分かりやすいところで言えばストーンズのサタニック・マジェスティーズとか、レッチリのワン・ホット・ミニットとか、スピッツの惑星のかけらとか、そういう「普通」なら高いところにいないアルバムを高いところに置いて、そのアルバムのよさを力説してるのを見ることです。永野さんのYouTubeチャンネルの言葉を

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Radiohead「Jigsaw Falling Into Place」〜エド・オブライエンの凄さ〜

僕はレディオヘッドが好きです。
そしてエド・オブライエンが好きです。

彼は常に曲の引き立て役として、「なんやそれ…」というエフェクトを駆使して曲にアレンジを加えています。

今日紹介する「Jigsaw Falling Into Place」でもそうです。

楽しそうにリズムに乗りギターを掻きむしるトム・ヨークとジョニー・グリーンウッド。彼らとは離れた場所でひたすらにギターとは思えないサウンドで曲

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【エッセイ】子供の趣味嗜好における親の影響のデカさ

【エッセイ】子供の趣味嗜好における親の影響のデカさ

僕は小さい頃から親から音楽を聞かされて過ごしてきました。
母が運転する車に乗るときはビートルズとクイーンとビリージョエルを、父が運転する車に乗るときは大瀧詠一と佐野元春とレッチリ、ガンズアンドローゼズを聴かされました。

どっちの趣向も好きだったので今日のお出かけはどっちの運転だろうと楽しみにしていたのを覚えています。

母はクラシック的なアーティストが好きで、父は壮大でハードな80年代のロックン

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