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大学入学共通テスト2023概観
※自身Facebook過去投稿より転用
大学入学共通テスト2023概観
共通テストも3年目を迎え、受験生のみならず私たちも会話形式問題や複数文章比較に慣れてきた印象があります。
第1問 評論
柏木博『視覚の生命力―イメージの復権』 :呉谷充利『ル・コルビュジエと近代絵画―二〇世紀モダニズムの道程』
問2~問4まで文章Ⅰからの出題で、それぞれ「子規」・「一般化」・「ル・コルビュジエ」の窓(
【過去記事】大学入学共通テスト2022概観
大学入試もセンター試験から生まれ変わり2年目となりました。
昨年度より落ち着いたところもありつつ、新たにチャレンジした傾向も見られます。
第1問 檜垣立哉『食べることの哲学』・藤原辰史『食べるとはどういうことか』
文章Ⅰは宮沢賢治「よだかの星」に対する文章。もちろん内容を知らなくても解けますが、前提知識としてあるかないかは読解にやや影響を与えそうです。
問1(ii)のような漢字の意味を問う問題
【過去記事】大学入学共通テスト2021概観
※自身Facebook過去投稿より転用
大学共通テスト概観2021
センター試験から大学入学共通テストへ変わった初年度となり注目も集まった。
第1問 評論
香川雅信『江戸の妖怪革命』 ※設問中に芥川龍之介「歯車」
評論は、いかんせん文量が多い。内容が難しい…
とはいえ、各方面で言われているほど難化しているかといえば、そうでもないのでは。むしろ、問2~問4は文中から語の説明を抜き出すシンプ