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【青森現代アート旅・1】クールな大巻伸嗣に震えた!
最近注目されている青森の現代アート。36度を超える酷暑の青森で、美術館巡りをしてきました。
◆弘前れんが倉庫美術館まず訪れたのが、弘前れんが倉庫美術館。
この美術館の建物、もとは明治から大正にかけて建築された酒造会社の倉庫でした。
その後、シードル事業会社やニッカウヰスキー弘前工場、政府備蓄米の保管用倉庫などに使われたあと、倉庫の再活用方法が検討されます。
2000年代に、弘前出身の現代美
タイトルに惹かれた美術展(3)「美術館の悪ものたち」
タイトルに惹かれた展覧会、3つ目は国立西洋美術館の版画素描展示室で開催中の「美術館の悪(わる)ものたち」です。
◆ちょっと攻めてるタイトル&ポスター国立西洋美術館の小企画展、最近、おもしろいな〜と思います。この前の指輪展もよかったですし、今回も個性的です。
まず、タイトル。「悪もの」ってコトバ、ちょっと愛嬌も感じられて、興味をそそられます。
さらに、ポスターがイイです! このポスターを一度で
いい抽象画が多すぎて脱落した美術展@アーティゾン美術館
アーティゾン美術館で「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開」を楽しんできました。
◆覚悟して行ったほうがいいこの展覧会に行った友人から、「覚悟して行ったほうがいいよ」と事前に忠告を受けていました。理由は、展示作品が多いから。数だけでなく、上質な作品が多いため、その友人はどれも見飛ばすことができず、途中で力尽きてしまったと嘆いていました。
◆まずは、予習なので、事前に展示構成を予習。
展
「アート旅」の楽しさを教えてくれた本
参加させていただいているメンバーシップ「オトナの美術研究会」の月イチ企画、6月のお題「#おすすめの美術図書」について書きます。
◆画家への愛を感じられる私の人生を豊かにしてくれた大切な美術図書、そのタイトルは…
『カラヴァッジョ巡礼』(新潮社)。
著者は、美術史家で神戸大学大学院人文学研究科教授の宮下 規久朗(みやした きくろう)先生です。
この本では、画家カラヴァッジョの波瀾万丈な生涯を
英検一級に初挑戦。アート系の問題は出た…⁈
先週、はじめて英検一級を受けてきました。
◆小学生もチラホラ英検一級の受験者は少ないのかな、と思っていたら、小学生から高齢者まで、多くの方がいました。
会場は、都内の大学。ひとつの教室に40人ほどいたような気がします。
座席はひとつおきに座り、マスク推奨とのことで、ほぼ全員がマスク姿でした。
◆出題されたテーマは…英検の問題は、協会の許可なく掲載することはできないので、ざっくりと振り返りま
知的な狂気を感じた美術展@「エドワード・ゴーリーを巡る旅」
渋谷の松濤美術館で、「エドワード・ゴーリーを巡る旅」を楽しんできました。
◆世界一残酷な絵本作家日本でも人気の絵本作家、エドワード・ゴーリー(1925‒2000)はアメリカ生まれ。
幼少のころから絵を描き、古今東西の文学を読みながら育ち、出版社をつくり、絵本作家になった人です。
彼の作風から、ヨーロッパ的な香りがするように感じていたのですが、西洋文学だけでなく、日本の源氏物語も読んでいたとの
色彩のシャワーが心地いい美術展@「今井俊介 スカートと風景」
初台にある東京オペラシティアートギャラリーで、「今井俊介 スカートと風景」を楽しんできました。
◆スカートから生まれた!会場内は、とにかくカラフル。鮮やかな色彩にあふれています。
展示作品は、どんなジャンルになるのでしょうか? 抽象のような、模様のような、デザインのような、不思議なアートです。
会場で流れていた作家のインタビュー映像で、今井さんは作品について「自分が絵と思えば絵。デザインと思
美術館は、新しい自分に会える場所 【#私が美術館にいく理由】
所属させていただいているメンバーシップ「オトナの美術研究会」、5月のお題は、「#私が美術館にいく理由」。
今まで深く考えたことがなかったので、自分が美術館にいく理由を深掘りする良い機会をいただきました。
◆子供時代はワクワク「美術館が好きだー!」と思った原体験は、小学生のころ。母と叔母に連れられ、根津美術館にいったとき、衝撃を受けました。
ちょうど、尾形光琳の《燕子花図屛風》が展示されている