楓花

本業:医療従事者 │ 副業:シナリオライター │小説家を目指す人間の自由気ままなエッセ…

楓花

本業:医療従事者 │ 副業:シナリオライター │小説家を目指す人間の自由気ままなエッセイ │ 毎週月曜に更新 │我が道を行くスタイル │100投稿目指し中✿

記事一覧

48. たった1人、味方がいれば

 たった1人でも、味方になってくれる存在がいれば、人は強くいられると私は思う。 昔から不器用だった私は、得意と言えるものが何もありませんでした。母親にもよく、「…

楓花
4日前
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47. 宇宙を駆けるよだか

 大切なのは、見た目か、中身か―――。 久々にハマるドラマに出会ったので、今日はその魅力をぜひとも聞いてほしい。(※ちょこっとネタバレ含みます) だだん!今回ご…

楓花
11日前
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46. 選択肢は多い方がいい

 個人的に、私は何をするにも選択肢は多い方がいいと思っています。 そのことに気がついたのは、ごく数年前。私がこの世で一番尊敬している、開発研究者の吉藤オリィさん…

楓花
2週間前
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45. ぬるま湯に浸かってんじゃねーよ

 先日、私が在籍しているWebライターラボというライター向けのオンラインサロンで、ライター兼エッセイストである、佐藤友美(通称:さとゆみ)さんの講義が開催された。 …

楓花
3週間前
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44. 続・クレイジーな客

 私は1年前まで、ビジネスホテルでホテルマンの仕事をしていた。 約8年、ホテルマンとして働いていたわけだが、8年も接客業をしていると、時にイレギュラーな出来事と巡り…

楓花
1か月前
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43. 人生における、もったいない精神

 断捨離が得意です。 「もったいないからとっておく」ということを、あまりしません。 洋服も、2年着なければ捨てるか売ると決めていますし、昔の恋人から貰ったものも、…

楓花
1か月前
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42. 推しは毒

 可愛い女の子が好きです。 (決して変な意味ではないため、引かないでいただきたい) 私の恋愛対象は男性ですが、とにかく昔から可愛い女の子や綺麗な女性を見るのが大…

楓花
1か月前
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41. 「期待」は誰にするものか?

「やっぱり、人に期待はしないほうがいいかな?」  先日、友人と3人でカフェに行った。 その際、その内のひとりであるⅠちゃんにそう問われ、私は即答した。 「うん、…

楓花
1か月前
37

40. 自分で自分にインタビューをしてみた

「言葉や文章の世界で生きていきたい」 そう笑顔で語るのは、本業の傍ら、シナリオライターとして活動する楓花(ふうか)さん。 小説の出版を目標に執筆を続ける彼女に、…

楓花
2か月前
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39. やっと自分を好きになれた

 ずっと自分が嫌いでした。 いや、「嫌い」というよりは「嫌」だったんだと思います、自分のことが。まぁ、その理由はいろいろ。 長くなるので省きますが、とにかく物心…

楓花
2か月前
37

38. ゾンビから逃げる方法を本気で考えたみた

 ホラー映画が好きです。 特に、ゾンビ映画は大好きで、比較的幼い時からたくさんのゾンビ映画を観てきました(子供の頃からバイオハザードのゲームもやり込んだ。プレス…

楓花
2か月前
38

37. 金は人を裏切らない

 「人は人を裏切る。だけど、金は人を裏切らない」 子供の頃、何かのドラマでこのセリフを訊いた私は、多大なる衝撃を受けました。 「そっか!お金って人を裏切らないん…

楓花
2か月前
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36. こんな人になりたい

 ライターや作家としてではなく、ただただ人間として、「こんな人になりたいなぁ」と思う人が身近にいる。 A先生。 私が勤める病院の、同じ科にいる女医さんだ。 A先生…

楓花
2か月前
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35. クレイジーな客

 私は1年前まで、ビジネスホテルでホテルマンの仕事をしていた。 約8年、ホテルマンとして働いていたわけだが、8年も接客業をしていると、時にイレギュラーな出来事と巡り…

楓花
3か月前
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34. 読点が、好き

 読点を生み出した人は、読み手のことを考える優しい人だったのか。 はたまた、文章を読みやすくしようと思いついた、文章好きの人だったのか。 真意は分からないが、私…

楓花
3か月前
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33. 日常から得るもの

 「何でも書くことに結びつけているんですね」 最近、人からこのように言ってもらえることが多いです。そして自分も、「ネタは日常にある」、そう思っています。(‟ネタ…

楓花
3か月前
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48. たった1人、味方がいれば

48. たった1人、味方がいれば

 たった1人でも、味方になってくれる存在がいれば、人は強くいられると私は思う。

昔から不器用だった私は、得意と言えるものが何もありませんでした。母親にもよく、「あんたは何をやらせてもダメだね」と言われるほど、特にスポーツや物づくりなんかは、人一倍苦手だったと思います。

「まぁ、自分はどうせ何をやってもダメだし」

いつからか自分でもそう思うようになり、何かに挑戦をしようとしても、やる前から諦め

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47. 宇宙を駆けるよだか

47. 宇宙を駆けるよだか

 大切なのは、見た目か、中身か―――。

久々にハマるドラマに出会ったので、今日はその魅力をぜひとも聞いてほしい。(※ちょこっとネタバレ含みます)

だだん!今回ご紹介するのはこちら!
WEST.(元ジャニーズWEST)の重岡大毅さんと神山智洋さんのダブル主演で配信されたドラマ『宇宙を駆けるよだか』です!ひゅーパチパチ!!(拍手)

そう、これね、入れ替わりの物語なんです。
入れ替わりのストーリー

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46. 選択肢は多い方がいい

46. 選択肢は多い方がいい

 個人的に、私は何をするにも選択肢は多い方がいいと思っています。
そのことに気がついたのは、ごく数年前。私がこの世で一番尊敬している、開発研究者の吉藤オリィさんが「人にとってとても不幸な事は、選択肢がなくなる事だ」と仰っていたのを聞いたことがきっかけでした。(オリィさんについてはまたいつかきちんとnoteを書きます)

その時から「うんうんそうだよね」と、同調はしていたものの、きっとこの時点ではま

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45. ぬるま湯に浸かってんじゃねーよ

45. ぬるま湯に浸かってんじゃねーよ

 先日、私が在籍しているWebライターラボというライター向けのオンラインサロンで、ライター兼エッセイストである、佐藤友美(通称:さとゆみ)さんの講義が開催された。

3月22日に出版となったさとゆみさんの書籍、『本を出したい』の内容にも触れたうえで、ブックライターの仕事についてお話をしてくださるという。

ラボのオーナーである中村さん経由で、さとゆみさんがどれほどすごいライターかは知っているつもり

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44. 続・クレイジーな客

44. 続・クレイジーな客

 私は1年前まで、ビジネスホテルでホテルマンの仕事をしていた。
約8年、ホテルマンとして働いていたわけだが、8年も接客業をしていると、時にイレギュラーな出来事と巡り合う機会も多かったものだ。

その経験を綴った1作目が、こちらである。もし究極に暇だったら、時間潰し程度に読んでほしい。

この話がXのフォロワーさんや、ライター仲間に好評(?)だったため、今回は調子に乗って2作目を書くことにした。簡単

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43. 人生における、もったいない精神

43. 人生における、もったいない精神

 断捨離が得意です。
「もったいないからとっておく」ということを、あまりしません。
洋服も、2年着なければ捨てるか売ると決めていますし、昔の恋人から貰ったものも、別れた直後に速攻で捨てるという薄情な人間です。(一番要らんものだ)

しかしここ数年、「もったいない」「せっかくだから」という思考が癖になりつつあります。

せっかく生きているのに
せっかくやりたいことがあるのに
せっかく行きたい場所があ

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42. 推しは毒

42. 推しは毒

 可愛い女の子が好きです。
(決して変な意味ではないため、引かないでいただきたい)

私の恋愛対象は男性ですが、とにかく昔から可愛い女の子や綺麗な女性を見るのが大好きでした。正直、イケメンを見るより、可愛い女の子を見ている時の方が幸せです。眼福眼福。

そのため、子供のころから『女性アイドルグループ』にハマることがよくありました。

世代バレ承知で書くと、小学生の頃はモー娘。なっちが好きでした。

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41. 「期待」は誰にするものか?

41. 「期待」は誰にするものか?

「やっぱり、人に期待はしないほうがいいかな?」

 先日、友人と3人でカフェに行った。
その際、その内のひとりであるⅠちゃんにそう問われ、私は即答した。

「うん、しないほうがいいと思う」、と。

だがしかし、家に帰ってからのひとり反省会にて、私は激しめに後悔をした。
あぁ、即答をしてしまった。もう少し考えて返事をするべきだったかもしれない。あーだこーだうじうじ。

簡単に説明をすると、Ⅰちゃんは

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40. 自分で自分にインタビューをしてみた

40. 自分で自分にインタビューをしてみた

「言葉や文章の世界で生きていきたい」

そう笑顔で語るのは、本業の傍ら、シナリオライターとして活動する楓花(ふうか)さん。
小説の出版を目標に執筆を続ける彼女に、今回はストーリーの魅力と今後の展開についてお話を伺いました。

書いてはやめてを繰り返していたという彼女が、今、書き続けることができている秘訣は何か。その真意に迫ります。

想いを伝えるために、自分にはストーリーしかなかったーー子供の頃か

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39. やっと自分を好きになれた

39. やっと自分を好きになれた

 ずっと自分が嫌いでした。

いや、「嫌い」というよりは「嫌」だったんだと思います、自分のことが。まぁ、その理由はいろいろ。
長くなるので省きますが、とにかく物心ついた時からごく最近まで、‟自分で自分を認める”といったことができずにいたんです。

そのせいか、昔は他人からの評価や評判にも敏感でした。自分で自分を卑下し、落ち込むこともよくありました。

そうなると、どうなるか。

もうすっごく生きづ

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38. ゾンビから逃げる方法を本気で考えたみた

38. ゾンビから逃げる方法を本気で考えたみた

 ホラー映画が好きです。
特に、ゾンビ映画は大好きで、比較的幼い時からたくさんのゾンビ映画を観てきました(子供の頃からバイオハザードのゲームもやり込んだ。プレステで)

そのため、私は昔から「世の中がゾンビに侵食されたら、どうやって逃げようか?」と本気で考えてきたんです。今日はその知見(?)を盛大に披露したいと思います。

■其の壱 武器は身体に合ったサイズを選ぶ

もし、自分の住んでいる町が、市

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37. 金は人を裏切らない

37. 金は人を裏切らない

 「人は人を裏切る。だけど、金は人を裏切らない」

子供の頃、何かのドラマでこのセリフを訊いた私は、多大なる衝撃を受けました。

「そっか!お金って人を裏切らないんだ!!」

お金ってすごい。子供ながらにそう思って以来、大人になった今でも、この言葉は記憶の片隅に残り続けています。



 幼少期、私の家は特別貧乏ではなかったと思いますが、お金に余裕のある家庭ではありませんでした。両親は共働きで、

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36. こんな人になりたい

36. こんな人になりたい

 ライターや作家としてではなく、ただただ人間として、「こんな人になりたいなぁ」と思う人が身近にいる。

A先生。
私が勤める病院の、同じ科にいる女医さんだ。

A先生はとにかく優しい。患者さんにも親切丁寧。同業の先生たちや、看護師、私たちクラークにまで分け隔てなく優しく接してくれる。

プライベートでは、フルマラソンを完走したり、ピアノを弾けたりと、とにかく多才なイメージである先生。おまけに外国人

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35. クレイジーな客

35. クレイジーな客

 私は1年前まで、ビジネスホテルでホテルマンの仕事をしていた。
約8年、ホテルマンとして働いていたわけだが、8年も接客業をしていると、時にイレギュラーな出来事と巡り合う機会も多かったものだ。

そこで今回は、今でも鮮明に記憶に残っているホテルマン時代のエピソードでも語っていこうかと思う。

【ケース① ズボンがないと寝れないマダム】

 あれは私が入社をしてまだ間もない頃。
その日、私は遅番で、夜

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34. 読点が、好き

34. 読点が、好き

 読点を生み出した人は、読み手のことを考える優しい人だったのか。
はたまた、文章を読みやすくしようと思いついた、文章好きの人だったのか。

真意は分からないが、私は読点が好きだ。
というのも、私は昔から『呼吸を感じる文章』を好む傾向にあった。
ちなみに、『呼吸を感じる文章』とはどういった文章か。この点においては、完全に私個人の感覚からなるものなので、あまり深くツッコまないでいただきたい。(真顔)

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33. 日常から得るもの

33. 日常から得るもの

 「何でも書くことに結びつけているんですね」

最近、人からこのように言ってもらえることが多いです。そして自分も、「ネタは日常にある」、そう思っています。(‟ネタ”という言い方は時としてあまり良くないが)

というのも、私が文章で表現したいことは人の「人生」や「感情」だから。
ストーリーを介して「人」そのものをリアルに表現していきたい。そのためには、自分だけの価値観や想像力では限界がある。そう思っ

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