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【ニュース感想文】ゼロゼロ融資終了、マイナス金利解除で中小企業の資金繰り悪化懸念

こんばんは~
お金にはシビアにならないとな~と漠然と考えている男、小栗義樹です。

本日は、ニュース感想文を書かせて頂きます!
僕が気になっているニュースを題材に、その感想文を書き、読んでくださる皆様にニュースの面白さをお伝えできれば!という試みです。

本日の題材はこちら!

ゼロゼロ融資終了、マイナス金利解除で中小企業の資金繰り悪化懸念
です。

金融関係の記事ですね。この手の話は勉強不足のため苦手なのですが、読んでいて純粋に気になったので、ノー勉ですが感想を書いていこうと思います。

この記事を簡単にまとめると、
コロナで外出が出来ず、売上が立てらなかった時に、実質無利子・無担保でお金を借りられる制度を使った企業が、今になってバタバタと倒産しています。という話です。

重要なのは、この融資の実質無利子・無担保には「期間」が存在するということです。コロナの際の実質無利子・無担保の期間は5年適用がほとんどだと思います。

5年間は実質無利子・無担保の融資プランということです。

今、5年という期間が終わりを迎え、多くの企業が元本と利子を返済する段階に来ています。当然ですが、今までよりも返済額が上がるため、月々の返済が厳しくなります。(今までよりもたくさんのお金を返済しないといけませんからね)だから、返せないと悟った方々から「倒産」という判断を下しているわけです。

さらに厄介なことに、このタイミングで日銀が金利を上げると発表しました。相当ざっくりしていますが、金利とは利子の事です。この利子には、一定のパーセンテージを定期的に返済する固定と、相場に合わせて利子のパーセンテージが変化する変動があります。金利をアップするということは、変動金利制でお金を借りている人の月々の返済額が上がるということを意味していて、それは返済者にとって、大きな負担になることを指しています。もちろん、銀行にお金を預金している人の場合、預金額にかかるもらえる利子が増えるので、悪いことばかりではないのですが。

この2つ、期間の終了と金利アップのタイミングがバッチリぶつかってしまったことにより、今、多くの中小企業が返済に困るのを見越してバタバタと倒産しているわけです。

この記事は事実だけを淡々と書いてしますし、データの提供元もきちんと記載してるので、信ぴょう性は高いと思います。これからも、どんどん中小企業が倒産していくことになるでしょう。

では、我々のような一般人にはどのような影響があるかというと、一番大きな影響は失業や就活だと思います。中小企業が倒産していくということは、それだけ働ける先が減っていくということです。急に職を失う人や、なかなか内定がもらえない人などが生まれてくる可能性があるのではないかと思っています。

また、この記事からは「計画的な破産の匂い」と「商売離れ」を感じます。

破産するためにかかる費用と今後何年も続く返済を天秤にかけたなら、どう考えても破産した方が得です。借りたお金があるうちに破産してしまえば、事実上「持ち出し」は発生しません。まっさらな状態で新しい人生を始めることができます。

また、この融資プランが走っていたときは、ほとんどのお店が「商売」をしていません。そうなると必然的に、今まで通っていたお客さんは離れてしまいます。コロナが終わり、今から商売を再開しようと思っても、常連さんも「通う」というサイクルを忘れているため、なかなかそのお店には戻って来てくれないのです。加えてお店側も、お金があるからやらなくていいやとなっているうちに、どんどんお店の質を落としていきます。今まで出していた料理のクオリティーは落ちるだろうし、接客も以前の通りにはならないでしょう。

お金がある。働かなくていい。そんな状態は、確実に人からやる気を奪います。やる気が原動の商売は、この時点で立ち行かなくなり、あとはただお金が無くなるのを待つだけです。

こうした要素が重なって、リテラシーの低い中小企業から、どんどん計画的に倒産しているのだと思います。こうしてみると、果たしてこのプランは正解だったのでしょうか?この記事だけで考察すると、誰も得していないように思えます。

補助金や融資に頼った結果、最後はこんな形になってしまうのであれば、やっぱりお金の作り方と資金調達の方法は知っておきたいなと思いました。そういった方法を教えてくれる本は沢山ありますし、ビジネスを実際にやっている人ならば、検証することも可能だと思います。

僕は今、資金源の確保を優先事項として動いています。多分、僕の考え方は間違っていません。依存しなくても生きられる体質を身に着けること。これが出来ないと、結局先はないのですから。

というわけで、本日はこの辺で失礼いたします。
また明日の記事でお会いしましょう。
さようなら~



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