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コーディネーターのチカラ

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人と人をつないで15年 地域×大学生プロジェクトの組み方 ボランティアの組み立て方 フォローの仕方など 新しい企画を、現地の人と若者が作っていくサポート方法をまとめていきます。
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#大学生

ごきげんでいること

ごきげんでいること

年末なので実家に戻ったゲンヨウです。静岡県沼津市出身。鳥取に比べると寒さは感じないですね。上着の着脱がむずい。今日はゆるく書いていきます。

20代からNPOを経営していると、社会の矛盾とか理不尽とかにも遭遇してきてます。見た目は丸いですが、それなりに尖っている人なので(頭もですが)、ぶつかったりやりあったりした経験もあります。若気の至りと言えばそれまでですし、若いからこそ戦うみたいなものも通る道

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今月のゲンヨウさん(2022年12月)

今月のゲンヨウさん(2022年12月)

鳥取でNPO法人bankupを経営しているゲンヨウです。あっという間に年末です。師走とは本当に走る感じの一か月ですね。今月も振り返りましょう。

1.総理官邸に行ってきました。なんだそれって感じですが。ディスカバー農山漁村の宝という農林水産省の受賞を受けまして(特別賞:ベスト8くらい)、全国で616件のノミネートから選ばれました。全国で37事例。鳥取県としては若桜のジビエの取組以来と聞いています。

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人を紹介すること

人を紹介すること

鳥取でNPOを経営するゲンヨウです。弊社の役割は「つなぐ・翻訳する・伴走する」だと最近、腹落ちしてきています。今日は、そこからつなぐに思う事をつらつらと。

つなぐことは0を1にする第一歩だと捉えていて、基本的には相談されたらつなぎます。そこから何が生まれるのかは、僕はわからないけど、面白くなるかなと感じたらすぐに。

そうは言っても、つなぐことの価値がどこまで理解されているのかが、気になる時もあ

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手間はかかるけど迷惑だとは思ってない

手間はかかるけど迷惑だとは思ってない

鳥取でNPOを経営するゲンヨウです。先日は追いコンの時に話したことを描きました。その時に感じたこと、追加で話していたことを今日は書いておきます。

僕が一言話をさせてもらう前に、卒業生側から一言ずつ話をしてもらいました。思い出のこととか、こんなことやってたら良いよとか、そういう振り返りの意味も込めた時間でした。

「バンクの職員さんにはいろいろ迷惑をかけました」

リーダー経験者の学生が話していま

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誰かの支えで動いている意識を持つ

誰かの支えで動いている意識を持つ

鳥取で”若者×地域”のプロジェクトを生み出しているゲンヨウです。NPOを経営して20年近くになります。写真は地域の講演のライオンの像です。力強い後ろ足ですね。今日はこの後ろ足のような支えてくれる裏方を意識する視点が大事だという話をしたいと思います。

1.誰かの支えで動いている仕組みはたくさんあるコロナ禍で人の移動がなくなりました。会社に行かなくても、オンラインでできる仕事も増え、僕自身もその仕組

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自己紹介

自己紹介

はじめまして
中川玄洋(なかがわげんよう)と言います。鳥取県鳥取市でNPOを経営しています。1979年生まれの二児の父です。noteではNPO経営の話、地方で暮らしている話、若者×地域の話、子育てのことなどを書いています。

講演用プロフィール(約200文字)中川玄洋(なかがわげんよう)
NPO法人bankup代表理事
1979年生まれ静岡県沼津市出身。鳥取大学在学中に学生人材バンク(現banku

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おもしろがろう、鳥取

おもしろがろう、鳥取

鳥取県で、「大学生×地域」のプロジェクトをコーディネートしているゲンヨウです。今日は、表題にあるような”おもしろがろう、鳥取”のキックオフイベントでした。ちょっとした反省会も終えて帰ってきたところです。

1.関わりを探す人たちと、関わって欲しい人たち”関係人口”という言葉が出て表しやすくはなりましたが、移住だけじゃない地域との関り方、地域外の人との関係性が見えてきました。

僕らは地域仕掛け人市

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20年来の友と語る贅沢

20年来の友と語る贅沢

出張で東京に出てきているゲンヨウです。普段は、鳥取県で”地域に人を育てる場をつくる会社(NPO)”を経営しています。僕は鳥取大学の農学部の出身ですが、鳥大の農学部はけっこう変わった人がいまして(僕もご多分に漏れず、その部類ですが)、同期にも面白い動きを、卒業後もしている人がいます。

今日は出張が一段落したところで、その友と晩御飯を一緒に食べることにしました。お互い、在学中から変わったことをやって

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大人になるってどういうこと

大人になるってどういうこと

鳥取で大学生×地域のコーディネートをやっているゲンヨウです。今日は、地域の高校生に大学生と、大人が一緒に語る”だっぴ”という企画にオブザーバー参加してきました。

うちの学生スタッフが、プロジェクトとして”大学生×大人”の企画はやっていたのですが、今回は、それの高校生版。大学生はキャストということでグループファシリを務めていました。

そのワークのトークテーマの中で上がっていた一つが、今回のお題で

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社会人と話す機会をつくる

社会人と話す機会をつくる

鳥取市で”大学生×地域”のコーディネートをしているゲンヨウです。今日は、”ハタラクコレクション(通称:ハタコレ)”というイベントを鳥取市内の弊社オフィスでやっています。

1.そもそも接点がない両者大学生のうちに社会人の話を聞くことは、将来仕事を選ぶうえでもかなり大事な視点をもらう機会になります。多くの大学生は、高校までは仕事を意識する場面になかなか会えず、自分の親の仕事も”サラリーマン”というざ

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伏線の回収

伏線の回収

鳥取県で大学生×地域のコーディネートをやっているゲンヨウです。2002年の大学院在学中に今の動きを始めたので、今年で17年目になります。

今、鳥取県外からインターンシップ生を受け入れていて、その学生に創業当初の話をしたりしています。自分でも当時の資料を片手に「○○があったんだよ、○○があったんだよ」みたいな感じで思い出しながら話をしていました。

”農村16きっぷ”という農村ボランティアの紹介冊

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正しいゲリラ戦

正しいゲリラ戦

鳥取で、地域と大学生をつなげる仕事をしているゲンヨウです。日々、新しいことをしているので、ゲリラ戦の毎日です。この状況は嫌いではないですが、最近はそれだけではだめだと感じる日々です。

NPOを学生創業し地方都市で続けているので、非論理性の中で生き残っているというのが本音だと思っています。運が良いことが多く、たくさんのかたに助けてもらう日々です。感謝。

そんな中、今日は”阿部梨園の知恵袋”でお馴

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人を還流させる動きはどうなっていくんだろう

人を還流させる動きはどうなっていくんだろう

昨日は、日本全国地域仕掛け人市でした。そして、今日は朝一の便で鳥取に戻り、兵庫県養父市へ。但馬銀行さんのご縁で、養父市のインターンシップの組み方について企業の方にお話ししてきました。

今年から1泊2日に短くなったので、そこも含めて組み方について話してきました。期間が長ければやることの可能性は増えますし、一方で参加できる学生の数は減るという、バランス問題があります。その辺を考慮に入れての1週間のプ

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アウトプットを量産する経験と考え方

アウトプットを量産する経験と考え方

何とかnoteの連続投稿も60日を間近にしたゲンヨウです。日々綱渡りですが、何かしら発信するルーチンは確保されてきた気がします。普段は鳥取市でNPOを経営しています。

地方でNPOを経営することの面白さや大変さ、現場を通した情報や気づきを発信したほうが良いなと思い書いています。今日は、アウトプットの経験とコツについて書きます。

1.最近のアウトプットの機会について(1)noteの発信
note

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