ごはんはおいしい

青空があまりに可愛くて食べちゃいたいよ なかなかに口悪いです 敬称略

ごはんはおいしい

青空があまりに可愛くて食べちゃいたいよ なかなかに口悪いです 敬称略

記事一覧

美術展と懐かしさの正体の話

はーん、どんだけ前の話してんねん、という感じですが、7月にテート美術館展と「エルマーのぼうけん」展に行きました。 今日のブログはとても長いので、暇すぎて指紋眺め…

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「さかなのこ」と「怪物」とサウナ

最近観ました。 どっちも面白かったです。 さかなのこ は、Netflixで観た。 能年玲奈の純粋無垢なキラッキラの目が本当に素敵で、役柄にピッタリハマってました。 その…

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片山慎三監督「さがす」

随分前にブログに書いた「岬の兄妹」と同じ、片山慎三監督の「さがす」を観た。 少し前に観たのですが、時間かかっちゃいました。 舞台は大阪の下町。 佐藤二郎演じる、…

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幸せの限界と幸せの見解

「リップヴァンウィンクルの花嫁」を観ました。 おいらがいちばん好きな映画である「スワロウテイル」と同じ、岩井俊二監督の映画でずっと観たかった映画。 3時間あるん…

最後まで行く

昨日から上映始まった「最後まで行く」、観てきましたー。 いや~、とんでもなくクレイジーで心臓のドクドクが止まらなかった。 もとは韓国の映画で、中国やフランスでも…

ドはドーナツのド、バはバナナのバ

美術館行きました。 京セラ美術館のアンディ・ウォーホル・キョウトに行きました。 中高生の頃からandymoriが大好きで、andyはアンディウォーホルが由来だということを知…

夏の終わり、圧倒的小言とまた更新するねの契り

モヤモヤすることがあった時、どうにかならんかねと思うようなことがあった時、発散したくてひとまずTwitterを開く生粋のツイッタラーです。 気分的にはさ、「クゥ〜!お…

石田徹也遺作集

石田徹也さんの作品に出会ったのは高校生の頃だ。 大学に行くつもりはないが英語をしっかり学びたくて、ホニャララ高校の国際英語科というゴリゴリでギャンギャンの進学校…

映画「ひとよ」も ドラマ「最愛」も

少し前に観る宣言していた映画、ひとよ。 白石和彌監督への信頼激アツ君なので、重そうな話なのは分かっていたが安心して観えた。 あらすじ的なもの↓ 15年前、タクシー…

「Swallow」と梅酒

観たよー、Swallow。 最近primeで観えるようになったので早速観てみた。 「ツバメ」のスワロウではなく、「飲み込む」を意味するスワロウらしい。 ヘイリーベネットが演…

白石和彌監督、死刑にいたる病

先日、「死刑にいたる病」を観に行った。 櫛木 理宇さんの小説が原作で、白石和彌監督が手掛けた作品。 24人もの若者を殺した連続殺人犯として死刑を宣告された榛村大和…

ビバリウム

おはよう。 ド平日の真っ昼間から精神的にくる映画を紹介しますね! 俗に言う不条理映画なのであらすじだけではわからないと思うのですが、簡潔に言うと、新居を探してい…

岬の兄妹

2018年の映画。 観るのは2回目だった。 自閉症の妹・真理子と二人暮らしをしている兄・良夫。良夫は足に障害があり、そのことを理由に働いていた会社にリストラを宣告され…

映画や本のはなしをきいてやってくれ

あのー、 ブログ始めてみました。 もともと文章を考えたりするのは好きなので向いてないことはないと思う。知らんけど。 なんで急に始めようと思い立ったかというと、最…

美術展と懐かしさの正体の話

美術展と懐かしさの正体の話

はーん、どんだけ前の話してんねん、という感じですが、7月にテート美術館展と「エルマーのぼうけん」展に行きました。

今日のブログはとても長いので、暇すぎて指紋眺めるくらいしか今日はやることないという方、もしくはモノづくりや作品づくりの向き合い方に興味がある方だけ読んでくれたらと思います。

一人ぶらり旅in東京をした時のお話です。
東京の土地鑑が分からなくて「今日はよく歩いたな~」くらいやったけど

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「さかなのこ」と「怪物」とサウナ

「さかなのこ」と「怪物」とサウナ

最近観ました。

どっちも面白かったです。

さかなのこ は、Netflixで観た。
能年玲奈の純粋無垢なキラッキラの目が本当に素敵で、役柄にピッタリハマってました。

その他、柳楽優弥、磯村勇斗、夏帆などみんな優しくていい人で終始心がほわほわして、幸せだった。個人的に好きな役者さんばかり。なんか温かくなりたい人は観るべし!

HPに書いてある「ずっと大好き。それだけで人生はミラクル。」という言葉

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片山慎三監督「さがす」

随分前にブログに書いた「岬の兄妹」と同じ、片山慎三監督の「さがす」を観た。

少し前に観たのですが、時間かかっちゃいました。

舞台は大阪の下町。
佐藤二郎演じる、父・原田智は「指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで。」と、娘の楓に話し、翌日に姿を消した。楓は父親の行方を探し、父親が勤める日雇いの現場に辿り着くが、「原田智」と名乗っているのは父親ではなく、指名手配中の連続殺人

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幸せの限界と幸せの見解

幸せの限界と幸せの見解

「リップヴァンウィンクルの花嫁」を観ました。

おいらがいちばん好きな映画である「スワロウテイル」と同じ、岩井俊二監督の映画でずっと観たかった映画。

3時間あるんですよ、この映画。
観るからには中断したりせずきちんと観たいと思っていたらなかなか観れなかったけれど、やっと観れた。

結論から言うと、もう、本当に最高。よかった。からだの、特に心臓あたりがなんか苦しくて、また何度でも大事に大事に観たい

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最後まで行く

昨日から上映始まった「最後まで行く」、観てきましたー。

いや~、とんでもなくクレイジーで心臓のドクドクが止まらなかった。

もとは韓国の映画で、中国やフランスでもリメイクされているらしく、キャストも豪華で上映前から心待ちにしてたんですよねー。

あらすじはこんな感じ↓

とある年の瀬の夜、危篤状態の母のもとに向かっていた刑事の工藤。豪雨の中車を飛ばして向かうが、妻からの連絡で母が亡くなったことを

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ドはドーナツのド、バはバナナのバ

ドはドーナツのド、バはバナナのバ

美術館行きました。

京セラ美術館のアンディ・ウォーホル・キョウトに行きました。

中高生の頃からandymoriが大好きで、andyはアンディウォーホルが由来だということを知り、当時、地元の博物館でアンディウォーホルのポストカードを買った。

それもこの上の写真の、有名なマリリンモンローのポストカード。

格段フアンなわけではなかったが、ずっと飾っていたので見覚えのある作品だし、気になったので観

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夏の終わり、圧倒的小言とまた更新するねの契り

夏の終わり、圧倒的小言とまた更新するねの契り

モヤモヤすることがあった時、どうにかならんかねと思うようなことがあった時、発散したくてひとまずTwitterを開く生粋のツイッタラーです。

気分的にはさ、「クゥ〜!おいらはいま!嫌な思いしました!つらい、誰でもいいから聞いてくださいよ!」って感じなんだけど、やはりそんな愚痴なんてものは誰も求めてなくて、なんならフォロワーさんからしたらそんな見たくないものがタイムラインに流れてくるって結構酷な話じ

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石田徹也遺作集

石田徹也遺作集

石田徹也さんの作品に出会ったのは高校生の頃だ。

大学に行くつもりはないが英語をしっかり学びたくて、ホニャララ高校の国際英語科というゴリゴリでギャンギャンの進学校に入学した。

大学に行ってまで学びたい学問はなく、とりあえずやなんとなくで進学するには高すぎる学費を親に支払ってもらうのは気が引けたので、働く方が自分には向いていると思っていた。

たしか高1の時だったと思う。
いろんな大学のいろんな分

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映画「ひとよ」も ドラマ「最愛」も

少し前に観る宣言していた映画、ひとよ。

白石和彌監督への信頼激アツ君なので、重そうな話なのは分かっていたが安心して観えた。

あらすじ的なもの↓
15年前、タクシー会社を経営する稲村家の母・こはるが、家族に暴力を振るう夫を殺した。それが3兄妹の幸せに繋がると信じ、また再会することを誓いこはるは家を出る。3兄妹はこの事件をきっかけに変わる運命もあったり、離れ離れになったり。事件から15年後、母が帰

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「Swallow」と梅酒

観たよー、Swallow。

最近primeで観えるようになったので早速観てみた。

「ツバメ」のスワロウではなく、「飲み込む」を意味するスワロウらしい。

ヘイリーベネットが演じるのは、誰もが羨むような完璧な暮らしを送るハンターという名の主婦だ。しかし夫のリッチーはハンターに対して関心を持たず、義父母からは蔑ろにされていたことから次第にハンターは孤独を感じ、どんどん精神が不安定になっていく。そん

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白石和彌監督、死刑にいたる病

先日、「死刑にいたる病」を観に行った。

櫛木 理宇さんの小説が原作で、白石和彌監督が手掛けた作品。

24人もの若者を殺した連続殺人犯として死刑を宣告された榛村大和。
冴えない大学生の筧井雅也のもとに榛村から届いた手紙の内容は、24件の殺人のうち一件冤罪があり、その事件の真犯人を見つけ出してほしいという依頼だった。
榛村からの依頼のままに調査を進める雅也は、少しづつ真相を突き止め始めるが、、、み

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ビバリウム

おはよう。

ド平日の真っ昼間から精神的にくる映画を紹介しますね!

俗に言う不条理映画なのであらすじだけではわからないと思うのですが、簡潔に言うと、新居を探しているごく普通のカップルが怪しい不動屋さんに「Yonder」という怪しい住宅街の物件を勧められ、案内されるがまま内見しているといつのまにか不動産屋はいなくなり、2人は住宅街から抜け出せなくなり、正体不明の赤子を育てさせられるっていう感じです

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岬の兄妹

2018年の映画。
観るのは2回目だった。

自閉症の妹・真理子と二人暮らしをしている兄・良夫。良夫は足に障害があり、そのことを理由に働いていた会社にリストラを宣告される。放浪癖のある真理子を閉じ込めるように、良夫は南京錠でガッチリ施錠して家を出ていたが、ある日真理子はそれらをぶち壊し夜になっても帰ってこなかった。ある男から真理子を保護していると連絡があったが、迎えにいくと真理子は何故か1万円を手

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映画や本のはなしをきいてやってくれ

あのー、 ブログ始めてみました。

もともと文章を考えたりするのは好きなので向いてないことはないと思う。知らんけど。

なんで急に始めようと思い立ったかというと、最近よく映画やドラマを観ていることが関係していてですね。

ここ最近は、1日で1クール分アニメやドラマをを観終わったり、映画を3〜4本観たりしてます。

そんな映画ドラマアニメ三昧の日々の中で、もちろんどれもちゃんと考えながら観てはいるん

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