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伝えたいことも、表現したいこともない。それでも、文章や言葉と遊びたい。優等生の仮面を被…

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伝えたいことも、表現したいこともない。それでも、文章や言葉と遊びたい。優等生の仮面を被ったグズかもしれない。

記事一覧

さて、どうするか?

失恋して、1ヶ月半が経った。 気持ちは割と落ち着いているけれど、ふと思い出したり、あの時ああしていれば、と長い時間彼のことを考えたりはまだしてる。 でも、そんなこ…

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4年前

覚えておきたいこと

ひとつ前の記事で、 わたしは失恋して、ひどく落ち込んでいた。 今も、彼との楽しかった日々を思い出すと喉の奥がキューっとなる。 まだ好きなんだと思う。 楽しかったこ…

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5年前
2

続・好きな人がいるということ

彼と別れた。 2カ月と数日だった。 私は今、地下鉄に乗りながらこれを書いている。 とにかく誰でもいいから繋がりたい、寂しくて吐きそうだ。 2つ前の記事で、私は彼に…

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5年前
5

仕事がしんどい

一年前に転職をした。 入ったのは、とんでもなく閉鎖的で忖度が大量発生しているような会社だった。 わたしは営業で、だから、お客様とのやり取りにやりがいと責任感を持…

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5年前
2

好きな人がいるということ

最近、彼氏が出来た。 忙しく、自由で、芯が通っている彼。少し年上で、着実にキャリアを積み重ね、休みの日も仕事をしている。周りに沢山の仲間がいる、そんな人。たぶん…

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5年前
3

昔なかったもの、今あるもの

新しく環境を変えると、今までの場所にいた時には感じない「これでよかったのだろうか」という気持ちが強く表れる。 決して戻りたいわけではない。あのおだやかな日々を懐…

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5年前

淡々と

残業を終えて、だれもいない部屋に帰る。 夏から初めての一人暮らしを始めた私は、まだ、その開放感に浸っている。 手を洗い、晩御飯の用意を始める。 蒸したさつまいも、…

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5年前
1

日本語で歌う彼らへ

ホームカミングス。大好きなバンド。 初めて観たのは、確か渋谷のスクランブルフェスで、日本人が歌う英語が苦手な私はうとうとしながら、うすら目で彼らを観ていた。 (酔…

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5年前
2

日本語で歌う彼らへ

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5年前

機嫌がよいこと

機嫌がよい人になりたいなと思う。 そのためには本を読もう。自分とは違う考えがあることは、当たり前であると忘れないために。 そのためには太陽を浴びよう。白い光の中…

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6年前
5

雪と親友の恋

寒すぎる冬。雪に弱い東京で育った私は、やっぱり雪に弱い。雪はきらいじゃない、でもどうしたらいいか分からなくてイライラする。 わたしをイライラさせているもうひとつ…

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6年前
1

好きだった歌が響かなくなったな-夏空

高校2年生のとき、夢中になっていたバンドの曲を聴いた。 ボーカルの優しい声は、昔も今も変わらずそこにあって、心地よくて、泣きそうになった。 実際、涙は出ない。彼…

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6年前
3

ふいに泣きたくなる

考えたくないのに考えてしまう それはもうきっと、恋なのだろう 考えれば考えるほど苦しくなる 今やっていることに納得出来ていないと、嫌でも気づいてしまう 一歩踏み出…

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6年前

夏が終わる前に

深呼吸をする。 胸がぎゅっと摘まれている感覚。 ふっと気を抜いたら、涙が出てしまう。 誰かが頑張っていたり、犬が可愛かったりする、家族の話を聞く、そのことにどうし…

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7年前

未来を考えると絶望する

たとえば雑誌の編集者になれたとして、 がむしゃらに働いて、 働いて、働いて、働いた先のゴールに見える世界が分からない。 未来を想像して、ただただ続く道にぞっとする…

halenohi
7年前
2

さて、どうするか?

失恋して、1ヶ月半が経った。
気持ちは割と落ち着いているけれど、ふと思い出したり、あの時ああしていれば、と長い時間彼のことを考えたりはまだしてる。

でも、そんなことより私は自分の将来について考えなければいけないのだ。

今後関わることのない男のことなんぞ、考えている暇なんてない。

私は今、適応障害と診断され、会社を休んでいる。
早いもので、3ヶ月目に入った。

休職中なので、毎日本当にすること

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覚えておきたいこと

ひとつ前の記事で、
わたしは失恋して、ひどく落ち込んでいた。

今も、彼との楽しかった日々を思い出すと喉の奥がキューっとなる。
まだ好きなんだと思う。

楽しかったことは思い出さないように、思い出してしまったら薄めるように目を瞑る。

この5日間、たくさんの友だちや、信頼している人たちに話をした。
彼の行動に、怒る人が大半だった。

たしかに、彼は私を大切にはしてくれなかった。人として、すごく薄情

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続・好きな人がいるということ

彼と別れた。

2カ月と数日だった。

私は今、地下鉄に乗りながらこれを書いている。
とにかく誰でもいいから繋がりたい、寂しくて吐きそうだ。

2つ前の記事で、私は彼について書いた。
素直になれない、別れる予感がすると。
きのう、その通りになった。

2週間ぶりのデートで、夕食を食べた。全然楽しくなかった。

話すことが思い浮かばない、今なにを思っているのか知りたいけど聞けない、探り探り彼の目をみ

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仕事がしんどい

一年前に転職をした。

入ったのは、とんでもなく閉鎖的で忖度が大量発生しているような会社だった。

わたしは営業で、だから、お客様とのやり取りにやりがいと責任感を持ち、出来る限り、全力で仕事をしてきた。

その証に、先輩に「そんな一生懸命やる必要ないよ」と嘲笑われたことがある。入って半年、先輩の案件で起きたトラブルを何故か私が解決する立場になり、頭を抱えながら奔走していたあの日。

この言葉に感じ

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好きな人がいるということ

最近、彼氏が出来た。

忙しく、自由で、芯が通っている彼。少し年上で、着実にキャリアを積み重ね、休みの日も仕事をしている。周りに沢山の仲間がいる、そんな人。たぶん。実はあまりよく知らない。

LINEは必要最低限しかしない、「好き」という甘い言葉もかけてこない。

だから少し寂しい。ふと不安になる。ぎゅーっと抱きしめて欲しいし、好きだと言葉にして欲しい。会いたかったと、おでこにキスでもしてくれたら

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昔なかったもの、今あるもの

新しく環境を変えると、今までの場所にいた時には感じない「これでよかったのだろうか」という気持ちが強く表れる。

決して戻りたいわけではない。あのおだやかな日々を懐かしく思うことはあるけれど、新しい場所に飛び込まなかった方が良かったのではないか?という後悔はない。ゼロ。

それでもね、思う。

ここではなく、違う場所を選んでいたらどうなっていただろう?楽しそうだなあ、自由でいいなあ。隣の芝は青く見え

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淡々と

残業を終えて、だれもいない部屋に帰る。
夏から初めての一人暮らしを始めた私は、まだ、その開放感に浸っている。

手を洗い、晩御飯の用意を始める。
蒸したさつまいも、パーキングエリアで買ったさつま揚げ、ほうれん草とたまごの中華スープ。
旅行帰りの冷蔵庫は、賑やかで、おいしくて優しいものが集まる。

シャワーを浴びて、洗濯物を回し、その間に洗い物を終える。
キッチンとレンジをしっかりと拭く。

実家暮

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日本語で歌う彼らへ

ホームカミングス。大好きなバンド。

初めて観たのは、確か渋谷のスクランブルフェスで、日本人が歌う英語が苦手な私はうとうとしながら、うすら目で彼らを観ていた。
(酔っていたし、人混みに疲れていたの)

そこから、彼らを好きだ、と思ったのは、CDやレコードを買うようになったのはいつ頃だったか覚えていない。

ライブがあれば足しげく通い、雨の品川でのフリーライブも行った。あれは良かった。
クリスマスの

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日本語で歌う彼らへ

機嫌がよいこと

機嫌がよい人になりたいなと思う。

そのためには本を読もう。自分とは違う考えがあることは、当たり前であると忘れないために。

そのためには太陽を浴びよう。白い光の中で目を瞑れば、いろいろな音が聞こえて楽しい。

そのためにはよく眠ろう。睡眠不足は眉間のしわを生むことを私は知っている。

そのためには音楽を聴こう。体が自然と揺れて、違う世界にいけるから。

そのためには誰かのために料理をしよう。みん

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雪と親友の恋

寒すぎる冬。雪に弱い東京で育った私は、やっぱり雪に弱い。雪はきらいじゃない、でもどうしたらいいか分からなくてイライラする。

わたしをイライラさせているもうひとつのこと、それは親友の恋だ。

彼女が今、恋をしている人は、人をたたく。やめてと言ってもやめない。まともな会話が出来ない。恐らく悪い人ではないが、会うたびにぐったりする。だから、私は彼が苦手だ。

彼女は目の前のことにのめり込む性格で、客観

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好きだった歌が響かなくなったな-夏空

高校2年生のとき、夢中になっていたバンドの曲を聴いた。

ボーカルの優しい声は、昔も今も変わらずそこにあって、心地よくて、泣きそうになった。

実際、涙は出ない。彼らをライブハウスで今見たら泣いてしまうかもしれないけど、それはもう叶わない。1年も前に、彼らはバンドを解散した。ガリレオガリレイ。私の青春そのものだ。

周りがバンプかラッドのどちらかに夢中になっているとき、私は小田和正やさだまさしを聴

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ふいに泣きたくなる

ふいに泣きたくなる

考えたくないのに考えてしまう
それはもうきっと、恋なのだろう

考えれば考えるほど苦しくなる
今やっていることに納得出来ていないと、嫌でも気づいてしまう

一歩踏み出さなければ
今いる、小さな島から海に飛び込んで
バシャバシャ泳いで、必死に息継ぎをして
今はまだ霞みがかっている次の島を見つけなければ

ふいに泣きたくなる
この気持ちはきっと、島から飛び込む前の興奮によるものだ
#不安 #仕事#生き

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夏が終わる前に

夏が終わる前に

深呼吸をする。
胸がぎゅっと摘まれている感覚。
ふっと気を抜いたら、涙が出てしまう。

誰かが頑張っていたり、犬が可愛かったりする、家族の話を聞く、そのことにどうしようもなく胸が締め付けられて、ほほえみながら泣く。

無責任な優しさで、わたしは、私のバランスを取っている。

暑いな、東京。
#夏

未来を考えると絶望する

未来を考えると絶望する

たとえば雑誌の編集者になれたとして、
がむしゃらに働いて、
働いて、働いて、働いた先のゴールに見える世界が分からない。

未来を想像して、ただただ続く道にぞっとする。

もしかしたら結婚をして、母親になって、自分だけの未来じゃなくなるかもしれないんだけど、

やりたいことを、やった先に、わたしは何を期待しているのだか、全くわからない。
自分のことが、分からない。おーこわ。絶望しかない。

このこと

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