記事一覧
旧暦の【卯月(うづき)】です。 5月8日から。
旧暦四月のことをいいます。今日はその一日(朔日・ついたち)で
新月(New Moon)です。月は太陽といっしょに昇り、日の入りの
ころ同時に沈むので見えません。
卯月の意味や由来には諸説があります。
〔卯の花から〕「卯の花が咲く月」が略されて「卯月」になった
という説が有力です。
卯月は風薫る万緑の季節です。鳥は恋の歌をさえずり、花は咲き、
木々は葉を茂らせ、田には水が引かれます。すべてのもの
二十四節気の【穀雨(こくう)】です。 4月19日から。
野や山、そして大地をうるおす、春の雨がふるころになりました。
この雨は穀物の種子の生長を助けるので、種まきの好機です。
田畑の準備が始まります。ちょうど八重桜の咲くころ。
万物の
いのちの目ざめ
穀雨かな
一歩
Kokuu 穀雨 「Grain Rain」
“Spring rain showers for grains.”
〔grain;穀物 shower;にわか雨〕 Apr
【彌生(やよい)】に入ります。 今日4月9日から。
彌生(略字は弥生)は陰暦三月の呼び名で、朔日(一日)は新月です。
語源は古来から、木草弥生(いやお)い茂る月、草木のいよいよ
生い茂る月からきていといわれています。
その名の通り、草は萌え、木は芽吹き、百花繚乱して、鳥の声も
高まる季節です。
つぎつぎに
花の姿や
彌生くる
一歩 (俳号です)
散歩道の土手に咲いていた水仙は終わり、菜の花はまだ少し。
桜は染井吉野が満開で、枝
二十四節気の【清明(せいめい)】に入ります。
「清明」は「清浄明潔」の略です。清らかで明るい季節になりま
した。春気玲瓏にして、天高く青く澄み、色とりどりの花が咲き
乱れ、蝶は舞い、万物に晴朗の気があふれる。春たけなわです。
清明や
夢と現(うつつ)の
はざま消ゆ
一歩
はざまとは、あいだのこと。考えてみると高血圧による心不全で
緊急入院してからちょうど一年がたちました。脳出血も併発して。
これは夢か、現(うつつ)か。よ
二十四節気の【春分(しゅんぶん)】に入ります。
春分は地球の真中心、赤道付近にまっすぐに光が当たり、北半球と
南半球に同量の光がそそぎます。陰と陽がきれいに分かれ、昼と夜の
長さが同じになります。
この日は、世界中どこからでも、朝の日の出は真東から昇り、真西へと
沈んでいきます。
太陽とともに暮らし、文明文化を発展させてきた人びとは、春分を一年
の始まりにしてきました。神道をはじめ五大宗教のすべてに、春分を基点
としたり大祭があります。
二十四節気【啓蟄(けいちつ)】に入りました。
〔一日遅れの発行です。すみません〕
「蟄」は土中で巣ごもりしている虫、「啓」は開くという意味があります。
寒い冬の間に地中に潜んでいた虫や蛇、蛙などが、暖かさに誘われて穴から
出てくることをさします。
啓蟄や
虫から人まで
目のさめる
昨年書いた記事を参考にしようと見てみると「一日遅れの発行」とありす。
こんなことまで似なくてもいいのに。やはり春ともなると気がゆるむのな。
雨の降らない日
新玉(あらたま)の年の初めのご挨拶
元旦のお昼にお膳を囲み、家族でお正月のお祝いで
おいしいお酒にも酔って、遅い昼寝をしました。目ざめた
のが午後四時すぎで、横たわったままの体に弱く、そして
次に強い振動を感じました。壁にかけた絵の額が揺れています。
飛び起きてテレビをつけると、「緊急地震情報」ということで、
マグニチュード7.6の「令和6年能登半島地震」が発生し、
「大津波情報」もでました。
異常な雰囲気を感じたのは