記事一覧
子宮体がんになって考えた~「閉経」の話をしよう
【はじめに~子宮体がんになって考えた】
私は報道番組で「がん企画」を担当する度に
~がんの治療は早期発見が大切です~ という原稿を必ず書いてきました。
しかし2020年、55歳の時に私自身が子宮体がんになり手術をしました。
今思うことは、がんは早期発見が大切。
「だから生理のこと、閉経の話をしよう」
女性同士、仲良しでも「月経」の話は意外としにくいものです。
しかし、月経は体の変化を知らせる重
カルト宗教が牙をむく時・11~ 遺骨を手にする者 教祖のDNAとウソ
オウム真理教 骨肉の争い
2024年3月13日。東京地裁は国に対し、松本智津夫元死刑囚の遺骨を実の娘である二女に引き渡すよう命じる判決を言い渡しました。
2018年7月に死刑が執行された松本死刑囚。その遺骨引き渡し先について最高裁は二女と判断し確定しています。しかし遺骨を保管している国は「宗教的に利用される可能性がある」として二女には渡さず保管し続けてきたのです。
遺骨がこのまま二女ら遺族に引き
大仏開眼への道15~鮮やかな色彩の記憶
色褪せた世界
白内障の手術を受けたのは2021年3月のこと。元の水晶体が入っている袋の破損や機材の故障で手術が一時中断するなど、次々驚くようなトラブルに見舞われました。しかしなんとか手術を終えた後は白内障用の人工レンズのおかげで実に鮮やかな世界を取り戻すことができました。しかし視界を遮る暗い影が忍び寄っていたのです。
白内障手術から2年6か月が過ぎたある日、眼球防衛隊N医師の診察で…
N医師「
ハラマキ通信 心に残る一枚の写真
1976年 私の出発点自分が撮影した写真の中で記憶に残る一枚は、夕暮れ時の河川敷。
父から「お前にカメラを教えてやろう」と言われたのは確か小学五年生だったので1976 年頃の多摩川の風景です。
カメラの機種はCanon model 7 レンズは50㎜ 一眼レフではなく、レンジファインダーでした。フィルムはネオパンSS 白黒のASA 100…いまはISO というのよね。気圧もミリバールからヘクトパ
カルト宗教が牙をむく時・10~カネと暴力 裏の顔を告発する
統一教会とエホバの証人土地や家屋を売り払い保険を解約し、家族が崩壊してもなお献金をするように強要。そして壺や教本など高額な教団の商品を次々購入させる“霊感商法”で莫大なカネを集めてきた統一教会。これまでも被害を訴え続けてきた人々の声は、2022年6月に安倍晋三元首相が殺害された事件によって多くの人に知られることになりました。
2023年2月末、「エホバの証人」についても大きな動きがありました。病
ハラマキ通信 2022年も苦難を乗り越え生き抜いた
幸せな食卓には海苔がある2023年1月。まだ正月気分が抜けないある日の夕食、夫のアキオさんがカレーライスを目の前にして「海苔!」と言うとにんまり笑いました。
「きょうはカレーだから海苔はないよ」と言うのに、味を覚えたばかりの子どもみたいに海苔!海苔!と繰り返すのです。
まあ1回食べれば気が済むでしょう。カレーに海苔があうかあわないか。しぶしぶ一枚だけ軽くあぶって小皿に乗せました。すると。
アキオ