記事一覧
Ver12.7 最高速アタッカーが亡くなる前夜に掛けてきた電話
GT-Rで最高速アタックをするというのは、あまりにもリスクが大きく、さらに費用もかかるチューニングになるので、限られた人間の遊びということになる。また、何キロを出したからといって公式記録が残るわけでもなく、ただ自分の記憶に残るだけ、言ってみれば自己満足の世界だ。
さらには、走ることが出来るシチュエーションも限られてくる。一般的には深夜の首都高湾岸線ないしアクアラインを走ることが出来るエリアに住ん
リムが固いタイヤを3分で簡単にハメる方法 RiBMo S リブモPT グラベルキング
自転車のタイヤ交換を自分でやる…というのはヘビーユーザーでは当たり前かも知れません。
毎日通勤などで乗るとタイヤはそこそこ減っていきますし、パンクというトラブルもある程度の頻度で起こってしまいます。そこでタイヤやチューブを交換するたびに自転車屋さんのお世話になっていると費用も馬鹿になりませんし、毎日使うのであればお店の営業時間外や定休日などに当たると乗れなくなってしまいます。
前置きはこの辺にして
その3 飛び込んでみた峠には「ルール」があった。
ハチロクの後ろ姿を追い掛けて、走り出した自分。
免許取りたての自分にとって、クルマでの追いかけっこというのは、スリリングどころの話ではなく。血が沸騰するくらいの緊張と興奮を与えてくれた。
何しろリスクが高い。学生の自分にとってクルマの維持費だけでギリギリなので、クラッシュ=経済破綻を意味する。修理代なんてとんでもない、廃車費用を捻出するのだって親に頭を下げるしかなかっただろう。そんな経済的なリ
今からGT-Rに乗り始める君へ
もはやクラシックカーとなってしまった第2世代GT-R。これから乗り始めるのであれば、乗り越えなければならない困難は確実に訪れるでしょう。それでも所有する歓びや、走らせることで得られる高揚感はそれを上回ってくれることと思います。
そして、レストアしながらもチューンアップしたいくことでしょう。これまでもチューニングの最短ルートは示してきましたが、決して立ち寄ってはいけない脇道だけは、しっかりと伝えて
その5 走り屋は鼻が利くようになる
お金もないもので、ポンコツのクルマのまま走り続けていた自分。反復練習が利いて、さすがにテクニックは向上し、クルマをコントロール出来るようにはなってきていた。
同じ条件での反復を繰り返したので、わずかな違いにも気づくように。例えば自分のクルマからラジエター液のニオイがしてきたら、どこかから漏れてるな?と疑うように。ブレーキパッドは短時間でバトルを繰り返していると高温になり焦げたニオイを発する。これ
その1 ハチロクが駆け抜けた時代
AE86という型式のカローラレビン、スプリンタートレノは通称ハチロクと呼ばれ、昭和58年から61年まで販売された4代目カローラーシリーズの1グレードのことである。
自分がハチロクに出会ったのは、既に平成に入って数年経ってから。初期型が10年落ちとなり、当時の毎年車検に引っかかろうかという老体だった。
(当時は製造から10年以上経った車両は2年置きの車検が毎年義務となり、買い換えを促すシステムと
Ver18 GT-Rの軽量化は宗教か
軽量化というのは補強とは違ってメリットしかない。安全に関する部品を削る…というのは論外として、大概の軽量化は加速、ブレーキング、コーナーリング、燃費と全てにメリットとして働く。唯一コストだけがネックかな。
ではどんなことが出来るのか。まずは要らないモノを外すこと。これはほとんどコストがかからない。例えば予備タイヤ、リアシートや内装、不便になってもOKという許容範囲次第だけれど、オーディオとス
Ver17 ボディ補強とは宗教ないし宗派だ
GT-Rをチューニングして、高速領域に入るようになると、自然とロールケージの必要性を感じるでしょう。クラッシュして横転したら天井なんて一発で潰れてしまうからである。
そのロールケージも、ボディ補強のひとつ。この他にも補強方法は沢山ある。ドアやトランクなどの開口部のスポット溶接を追加するスポット増し。フレーム内にウレタンを充填して硬化させる内部補強型。フロアのトンネルを繋いだり、タワーバーで左右の
Ver23 第二世代GT-Rとは何だったのか。俺たちを熱くさせた至高の相棒。
RB26を搭載しているGT-R、いわゆる第二世代が発売を終えて、もう16年が経とうとしている。アラフォーの自分としては、最新(笑)のBNR34でも18年落ちと聞くと、なんだかピンと来ないくらい。なにせ自分が買ったBNR32が10年落ちで「すげぇボロいなあ…」と感じていたのだから。今思えば「たった10年落ち」だったんだなと。GT-Rを降りてから買った普通の4ドアセダンには今も乗っているのだが、それ
もっとみる