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creative notes #1

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2020年1月の記事一覧

100日間おなじ商品を買い続けることでコンビニ店員からあだ名をつけられるか。

はじめに

コンビニ 便利ですよね。

お弁当 飲みもの おかし 雑誌 タバコ お酒 日用品。必要なものはコンビニに行けばだいたい売っています。昼食やコーヒーを買うために毎日同じコンビニで買い物するという人もたくさんいるでしょう。もはやコンビニで買い物することは現代人にとって生活の一部といえますね。

ただ、毎日おなじものを買っていることで「店員さんにあだ名を付けられているのではないか」と不安にな

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自宅で居酒屋をオープンしてみた

自宅で居酒屋をオープンしてみた

居酒屋が好きだ。
扉を開いて、案内された席で上着を脱ぎ腰掛ける動作のままビールを頼んで、
おしぼりで手を拭きながら日替わりのおすすめや黒板メニューを見回すときの高揚感がたまらなく好きだ。

もちろん日々の家晩酌も、みんなでワイワイやる宅飲みも野外フェスでの飲酒も大好きだけど、居酒屋でのそれとは全く別の体験だと思う。
もし私が月収4000万の独身女なら毎日でも居酒屋に行きたい。毎日サウナでガンギマっ

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他人とは誰か。

他人とは誰か。

「自分と関係ない人とは、出会わなくていい」という言葉を聞いた。

これは冷たいように聞こえて、そうじゃないことが伝わってきた。何かの決断をするとき、他人の名前を出す人がいる。「親が」とか、「友だちが」とか。親は他人ではないだろう、と言う人がいたら、もうそれは毒されている。

自分ではない人は「他者」だ。親でも配偶者でも、「自分ではない」と認識できないと始まらない。愛情の問題とは別だ。

「親がそう

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ポテトサラダをつくらなきゃ。

ポテトサラダをつくらなきゃ。

これは謙遜とか卑下とかではなく、厳然たる事実として。

最近、自分の書く note がおもしろくないなあ、と思っている。書くことがおもしろくないのではなく、書かれたものがおもしろくない。明るさがないというか、書き終えたときの「よしっ!」という実感がないまま公開ボタンを押している。

理由はわりと明確で、考えている量が少ないからだ。日常のなかでの考える時間が、わかりやすく減っている。じゃあ、毎日なに

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ガイジンの握った寿司。

ガイジンの握った寿司。

パリの小林圭さんの「Restaurant KEI 」がミシュラン三つ星を獲得した。素晴らしい。フランス人はいい料理を作るなら料理人の国籍などはまるで気にしないから、日本人シェフがたくさん活躍している。

東京で外国人が天ぷら屋、寿司屋などをやることはほぼ考えられない。そもそも外国の料理を学ぼうとする外国人が少ないからという理由もあるけど、大部分は客側の排他主義だとしか思えない。

おそらく、「ガイ

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映画祭日記(2020年ロッテルダム国際映画祭)②

映画祭日記(2020年ロッテルダム国際映画祭)②

3日目は、ロッテルダム国際映画祭の中心部から少し離れた劇場での3回目の上映がありました。

上映前に、工藤綾乃さんと2人で挨拶をし、今回は席が足りなかったので、まだロッテルダムで『SHELL and JOINT』を見ていない、照明の野村さんとカメラマンの古英さんに観てもらいました。

上映が2時間半あるので、その間に日本からいらしていた相原裕美さんにいろんなお話を聞きました。相原さんとは久しぶりに

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大事な個人の物語

大事な個人の物語

気狂いピエロという映画のワンシーンにこんなセリフがあった、あるニュースがラジオから流れてきて「ベトナムとアメリカの戦争でベトナム側にも115人の戦死者がでた」と。それに対して女優がこういう。「無名だなんて恐ろしい、115人のゲリラだけではなにもわからない、一人一人が人間なのに誰だかわからない。妻や子供がいたのか、芝居より映画が好きか、何もわからない、戦死者115名というだけ、写真を見ても思う、彼が

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今夜、僕が石垣島で独演会をする理由

今夜、僕が石垣島で独演会をする理由

Twitterの好きなところは誰かの声を拾えるところ。もちろんTwitterには拾いたくない汚い言葉や表現も沢山落ちてるけど、たまにすごく綺麗な声を拾う時がある。文章や言葉の遣い方には人の心がでる。 僕がみつけたそのツイートは決して上手な伝え方ではないのだけれど強くも弱くも聞こえ歌の歌詞のように僕は心を動かされた。

沖縄には日本にある米軍基地のうち70パーセント以上が沖縄に集まっている。元々は

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サービス人生で後悔していること 「お客様の理想のパスタ」

サービス人生で後悔していること 「お客様の理想のパスタ」

サービスの現場にいて、後悔していることというのはたくさんあるんですが、あるお客様のことを思い出すたびにどうしてその期待に応えてあげられなかったのだろう、と思い出すエピソードが一つあります。
今回はそのお話です。

ある立ち上げから関わったお店の話。オープンから半年くらいですかね、ランチでいつもおひとりでいらしていた女性のお客様がいました。

二度目に来店された際に、ああ、あの方だ、と思いながら接客

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上司になんてなりたくない私の葛藤

上司になんてなりたくない私の葛藤

「2020年1月からマネージャーになることになったんだ」

夫に伝えた時、「おめでとう」とか言われると思ったら、
「ん?それはあゆみにとってどうなの?
あんなにマネージャーにはなりたくないって言ってなかった?」
第一声がこれでした。
 

その時、はっ確かに!!!って思いました。
忘れてたけど、私はずっとマネージャーにはなりたくないって言っていました。7年間くらい。

そんな私がマネー

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家庭用と業務用の言葉。

家庭用と業務用の言葉。

ブリゴキには、家庭用と業務用がいる。黒くてデカいのと、薄茶色くてカラメル味の方。俺はカミングアウトしちゃうけどブリゴキが苦手なんです。人生の中で積極的には関わりたくないと思っている。駅を出た瞬間から脱線しましたけど、本題は「家庭用と業務用」について。

8年くらい前、「音楽をやっている人は面白いことが多いが、コピーライターの言葉のセンスは業務用だから、あまり面白くない」とTwitterに書いたこと

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