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初めまして、ひな珈琲の焙煎人です。
初めましての方も旧知の方も、改めまして。
自家焙煎珈琲店店主の池上直樹と申します。
店の名を「ひな珈琲」といいます。
脱サラして開業し、今年(2022年)で6年目です。
私自身は今年還暦を迎えましたが、個人事業主としてはまだまだ駆け出しです。
店は小田原市郊外の小田急線螢田駅という超ローカル駅の駅前にあります。
ちなみに小田原は神奈川県西部にある人口19万程の地方都市です。
開業以来Fac
店を始めたい人へのメッセージその25:店の売りにしないほうが良い「売り」
これから述べることはあくまで私の私見であり持論です。
ひとつの考え方として受け止めて頂ければ幸いです。
結論から申しますと
「経験的にも科学的にも根拠が全く無いもの、乏しいもの、曖昧なものなどの、要はお客様にちゃんと説明できないもの」は売りにしないほうが良いと思います。
そんなものを売りにしている店は信用されないと思います。また簡単に揚げ足を取られてしまうとも思います。
「私ならこういうこ
キューバ・クリスタルマウンテン
来月の秘密兵器、「キューバ・クリスタルマウンテン」とりあえず20㎏入荷しました。
ハンドソーティングしていたら、我慢できなくなって早速テスト焙煎。
相変わらずの超大粒。ご立派。
生豆の柔らかそうで淡い色合いが、「ボクは中煎り以上にしないでね」と言ってます。
豆の色、厚み、握ったときの感触(かさ密度)で、その豆のおおよそのことは判ります。ただし、例外もあるから気をつけないといけません。
浅煎
珈琲は「情報」ではありません。「飲み物」なのです。
「メキシコ・サンアントニオ・アナエロビック・ナチュラル」
テスト焙煎を重ね、悩みに悩んだ末、結論は《(浅めの)深煎り》
この豆の最大の特徴、レーズン、赤ワイン、ブランデーなど葡萄を連想させる個性的なフレーバーを、その風味特性を表現することにばかり囚われることなく、「飲み物」として昇華させました。
風味特性を活かしながら
「もう一杯飲みたい、また飲みたい」
そう思える味わいに仕立てました。
流行の袢纏もたまにはいいね。「メキシコ サンアントニオ アナエロビックナチュラル」たったの10㎏入荷。穏やかで上品な嫌気性発酵精製。
いつも変わらぬ定番アイテムのほか、スポットアイテムを上手に使って、お客様に安心感と新鮮な体験の両方を提供したいといつも考えています。
「アウトドアとコーヒー」相性が良い。
屋外イベント出店とプライベートでのキャンプ用に「ドリッパーグリルスタンド(キャプテンスタッグ製)」なるものを購入しました。向かって左側がドリップコーナー、右側が湯沸かしコーナーになります。
結論から言いますと「なくてもよいアイテム」です。他の物でいくらでも代用できます。
こんなことを言うと身も蓋もありませんね、ハイ。
しかしあるとカッコよく、そして楽しくなるアイテムです。
「ロマン枠」アイテム
店を始めたい人へのメッセージその24:店に持ち込まない方がよいもの
結論、自分の店です。自分の好きなようにすれば良いと思います。
その点について、とやかく言う気はありません。
しかし、
自分の行為の責任はすべて自分が引き受けなければなりません。
そう、個人事業主のお約束、「すべて自己責任」です。
というわけで「私ならしない、持ち込まない」ことを列記しておきます。
1.宗教・政治・スポーツ
特定の団体や個人、チームを店として支持していることを表明したりし
「開業だけならサルにも出来る」
事業は継続することにこそ意味と価値があります。そして難しさと楽しさと喜びがそこにあります。
「副業で」とか「おためしで」とか、そんな店に誰も期待しません。そこからもう事業に失敗していることに気付いて下さい。どうせなら人生賭けてチャレンジして下さい。
店を始めたい人へのメッセージその23:高級ブランドを扱うメリット
結論、メリット大ありです。店の格が上がります。
「自店の格は自分が決める」です。
当店では、珈琲好きなら誰もが知っている、珈琲のことを特別好きではない人も知っている、
①ジャマイカ・ブルーマウンテン№1
②ハワイコナEF
③イエメン・モカ
④パナマ・ゲイシャ
という4種類の高級ブランド豆を定番商品としてラインナップしています。
イエメン・モカ・ハラーズは2,100円/100g、それ以外は4
個人的には「ティピカ」「フリーウォッシュト」が好きです。
当店オープン以来のパナマの豆「パナマ・SHB・ボケテ・ベルリナ・ティピカ」が終売となったので「パナマ・ドンパチ・ティピカFW」に切り替えました。
22㎏真空包装でご到着。
ティピカ特有のバランスの良さとボディの厚み、そしてローストナッツのニュアンスが濃厚な逸品です。
私個人としては「ティピカ」、「フリーウォッシュト」が好きです。ティピカのトータルバランスとアフターマウスフィールの良さ、フリー
フリーマガジン「海の近く」2月号に掲載されました。
湘南西湘エリアNo.1フリーマガジン「海の近く」2月号の特集記事「ザ・コーヒーロースターズ・ストーリー」に当店が掲載されました。
取材当日は、エディター兼ライターさんとフォトグラファーさんの2名が来店し、生豆のハンドソーティングから焙煎、そして抽出も含めての一連の作業をじっくり見学して頂きました。そして、我々の珈琲への思い、丁寧な手仕事でしか成し得ない高い品質についてご理解頂きました。
当店の