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好奇心が勉強を楽しませます

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勉強イコール暗記の世界から抜け出せると急に楽しくなります。好奇心を満たすような心がワクワクする勉強をしましょう。67歳の時、半年間の入院生活を経て自分の人生で訓練になったと思うこ… もっと読む
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読書

読書

コロナ禍になる前、ほぼ毎月海外出張していました。その頃は中近東に出張する機会が多かった事で飛行機の中で読書を心掛けていました。そこで思った事として、記憶は直ぐに蒸発してしまい折角得た知識もまとまった形で生きていく糧にできないのではということでした。

そこで本を読んでいいなと思った事を心に浸み込ませ自分のものにするにはどうすればいいかという事でした。一度読み終っても、それで終わりにはしないで、繰り

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加齢パターン

加齢パターン

いい刺激

若いうちに本物や一流のものに触れておくといいといわれています。一流のものに触れていると人はそれを基準に評価するようになります。つまり無意識のうちに、いいか悪いか好きか嫌いか、正しいか正しくないか等の評価が出来るようになります。

そうして若い内にいいものを見る目を養っておけば常に高いレベルでものが見えるようになり、いいイメージを脳にインプット出来るようになります。ここまでくれば脳でイメ

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親鸞聖人の感謝の心

親鸞聖人の感謝の心

親鸞聖人は自分自身を『愚禿親鸞』と呼び自分はいわゆる煩悩も愛情も断ち切れない、どうしようもない人間だとしていました。そうした人間でも阿弥陀様の本願と言うか大きな慈悲によって全て救われるといわれています。だからそれに対して南無阿弥陀仏の名号を唱え、心から感謝報恩の念をささげる事が大切だと教えています。

人間は自分一人の力で生きているのではありません。天地自然の恵み、生活に欠かす事の出来ない様々な物

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教会や学校と教育

教会や学校と教育

多くの方がお気付きの事と思いますが、学校の勉強が出来る人が人生における成功者になるとは限りません。米国の成功哲学者として有名なナポレオンヒル博士がその理由について述べておられるので紹介します。

教会や学校と教育

人生で最も価値あるものは自分の意識の具体的な使い方です。教会は人が自分の意識の持つ可能性を探ろうとするのを阻止します。学校は人間に意識があることすら分かっていないようです。その結果とし

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挨拶とプライド

この頃、愛犬ステファンと京都の宝ヶ池公園へ散歩に出かけます。毎朝3㎞程の距離を歩くわけですが、ほぼ同じ人と顔を合わせます。一隅を照らすような存在になりたくて笑顔で『お早うございます』と元気に挨拶します。年配の人が多いのですが、ほとんどの人が笑顔で挨拶を返してくれます。でも中には知らん顔で横を向く人など様々です。相手の反応でその人の経歴や今の心の状態を推測するのは楽しいものです。

挨拶とプライド

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人は善意の生き物です

人は善意の生き物です

社会に役立って繁盛する会社にするにはメンバーの心の持ち方が大切です。

人は善意の生き物です

多くの人にとって大切なものは仕事のやりがい、働き甲斐です。給料の高い会社にメンバーが定着し、反対に給料が少しでも安かったら離職率が高まるかと言えば必ずしもそうではなく逆の場合もあります。要は個人としての存在価値がそこにあるかどうかです。

人間は本来善の生き物です。責任ある仕事を任せられると自然に仕事に

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投錨効果

投錨効果

これはアンカリング効果とも呼ばれています。初めに示された情報によって出発点が固定されると、その情報が後に出てくる情報に比べて重みを持ってしまうことです。

例えばある商品に1万円の値段が付けられていた時、それだけでは高いのか安いのか判断できなくても『希望小売価格の半額という表示がされると、希望小売価格がアンカーになって安く感じてしまいます。

別の例として、ほとんどのジャケットが24,000円程度

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実利と値決め

実利と値決め

実利と浮利

実利とは加工・創造など汗を流して得た利益の事で付加価値の創造から生まれるものです。浮利とは投機(博打)によって儲けた利益の事で汗を流さず労せずして儲けるお金の事を言います。

外部から仕入れたものを加工せず自社の利益を加えて売り上げを立てる事でも帳簿上は粗利益を計上できます。この為自社で手を加えて得た粗利益と加工のない粗利益は帳簿上では同じになります。ではどこがどう違うのでしょう。

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パッケージ

パッケージ

五木寛之氏が言いました。『本は表紙を変えればいくらでも売れる』なるほど同じ小説でも出版社が変わったり単行本から文庫本になったりして表紙が変わるごとに売れると言うからこれは当たっているのでしょう。これは広い意味でのトリックの一つですが、だましている分けではありません。

悪質なのは高級ウイスキーの瓶に安物のウイスキーを入れて客に『うん、やっぱり30年物は違うね』等と思わせる店だ。

以前4KのTV放

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プリコラージュ

プリコラージュ

既に存在するモノを集めて元々の用途とは異なる使い方を発想するのは以前から創業者に求められる能力です。横に跳ぶ感覚です。

横跳びの発想

ソニー創業者の井深大さんがウォークマンをどのようにして思いついたかというと工場でジーンズをはいた若い社員が手作りのテープレコーダーをポケットに入れて音楽を聴きながら働く姿を見たからだと言います。

井深さんが見た若者は自分なりに自分の需要を満たすべく手作りで工夫

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運を味方につける

運を味方につける

運がいい人にはいい事ばかり起きているのではありません。いい事しか記憶に残っていないのです。逆に俺は運が悪いと感じる人は悪い事ばかり起きているのではなく悪い事しか記憶に残っていない。その違いだけです。

以下は松下幸之助さんの『運』についての考えを取材された時の内容です。

ある人が松下幸之助さんに聞きました。『どうして成功されたのですか、その秘訣を教えて下さい』すると『運が良かったからね』しかしこ

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後出しジャンケン

後出しジャンケン

勝ちたい勝負に気を付けるべき注意点をいくつか述べてみます。

後出しジャンケン

先出しジャンケンは幸せな気分になる為の生き方です。それでは後出しジャンケンは? これはビジネスで負けない交渉術のひとつです。

例えばあなたが購入側で相手に見積もりをもらうとします。『もう少し安くなりませんか』あなたが値切る。『いくらなら買っていただけますか?』営業マンが聞きます。『そうですね、△△△万円なら何とか』

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作戦

作戦

戦争をするからには勝たねばなりません。過去に近隣の元ソ連邦チェチェンやジョージア等の国に侵攻して成功した経験があるロシアのプーチン大統領も今回のウクライナへの戦争を仕掛けた事で今はどのように終結させるのかを苦慮していると思います。

戦略論

孫子の戦略論で前提としているのは、それぞれ力に大差なくしかもライバルが多数いる状況でいかに勝ち残るかという戦略になっています。特に第3者に付け込まれない為の

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クルド人

クルド人

国境問題

狩猟採集生活であった縄文時代の遺跡を発掘しても殺人兵器で傷ついた人骨は見つからないと言います。つまり人間同士の争いが無く皆が平和に暮らしていたようです。弥生時代になり稲作が始まって米の備蓄が出来るようになって貧富の差が生れました。つまり富の概念が芽生えました。富の奪い合いによる争いが始まりました。貧富の差の拡大に伴って、グループが大きくなり、そして国境が出来たみたいです。

国連総会の

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